婚約指輪はいらないという女性心理は、どのようなことが関係しているのでしょうか。好きな人にプロポーズされ、婚約指輪をもらった時は、人生における最高に幸福な瞬間でしょう。
どのような女性でも婚約指輪は欲しいものだと思いがちですが、中にはいらないという心理が働く人もいるようです。そこで今回は、婚約指輪がいらない心理になりやすい女性の特徴や気持ちについて詳しくご解説していきましょう。
婚約指輪がいらない心理について
婚約指輪がいらないのは、心理的に次のようなことが関係しています。愛情とは別の部分で理解しておくと、結婚にポジティブに向き合えるようになります。
将来のために節約したい
婚約指輪がいらない心理になる人は、ここ数年増えているといわれており、その理由として多いのが「お金がもったいないから」です。これから結婚式、新婚旅行、新居の準備など、新生活を始めるためにお金が必要です。
婚約指輪がいらない心理とはお金を節約したいためで、冷静に将来を考えた時に経済面でプランを立てたい人は、不要なものを排除したくなります。
ただ、女性の立場として婚約指輪はいらないという決断をするならよいのですが、男性側が贈らないと勝手に決めてしまうとトラブルのもとになるでしょう。
結婚相手として不満がある
婚約指輪がいらない心理になるのは、パートナーが結婚相手としてふさわしいかまだ気持ちが固まっていないためです。好きだけど今は恋人のままでいい…という女性なら、婚約指輪をもらうとプレッシャーを感じてしまうでしょう。
恋人から次のステージにシフトするのは、お互いに納得した時がベストなタイミング。しかし男性は社会的な意味もあり、彼女と若干将来に対して温度差が生じることもあるかもしれません。
普段使えないものだから
婚約指輪がいらない心理になるのは、普段使えない指輪なので実用性がないため。おしゃれアイテムとして婚約指輪を考える女性なら、高価なダイヤモンドリングは仕事や遊びでつけたくないものです。
イベントや友人の結婚式など、きちんと正装した時のおしゃれとして使うものなら、特別必要ないと感じる人もいるでしょう。普段使いは安いリングで充分。アクセサリーを上手に使い分ける人なら、婚約指輪はあってもなくてもいいものなのでしょう。
あまり意味を感じない
婚約指輪がいらない心理とはあまり意味を感じないからで、結婚指輪が一番大事だと思っています。婚約の証として男性が女性に贈る婚約指輪ですが、言葉でプロポーズされるだけで充分だと感じる女性も多いようです。
結婚指輪に憧れを抱く人のほうが多く、結婚指輪なら体の一部としてお互いを実感できますよね。その点婚約指輪は約束目的なので、なくても二人の愛情に変わりはないと感じるのでしょう。
彼氏に無理をさせたくない
彼氏想いの彼女は、金銭的な負担をかけたくないために婚約指輪がいらない心理になります。とても思いやりがある性格で、毎月の収入で何とか暮らしている彼氏に「給料3ヶ月分」といわれるダイヤモンドリングを買わせるのが酷に感じています。
結婚するために必ず必要なものではありませんし、そんなお金を使うなら彼氏の趣味などに使ってもらいたいと考える優しい心が、婚約指輪にこだわらない理由なのでしょう。
婚約指輪が欲しくないのはこんな時!
婚約指輪をもらわないといつか後悔しそうな気もするかもしれませんが、次のような場合は婚約指輪がいらない気持ちになりやすいでしょう。
プロポーズのタイミングが悪い
せっかく買ってもらった婚約指輪も、渡されるタイミングが悪いとテンションが下がってしまいます。たとえば思い出の場所でプロポーズされたけれど、その時に彼氏は手ぶらで、後日遅れて婚約指輪を渡してきたなど。
また、彼女の転職や引っ越しなど、忙しいタイミングで将来を考える余裕がない時のプロポーズで温度差を感じるシーンも、婚約指輪があると負担になるかもしれません。
喧嘩直後
喧嘩直後に婚約指輪をくれる彼氏は、ご機嫌とりのつもりかもしれませんが、女性にとってはあまりにタイミングが悪く真剣味が伝わらないために「婚約指輪はいらない」と思うでしょう。
結婚の話で揉めることはカップルならよくあることで、とりあえず彼女をなだめるために婚約指輪でごまかそうとすることもあるかもしれません。そんな彼氏の意図が見えると、結婚相手として本当にふさわしいのか冷静に考えたくなります。
いらないと言ったのにくれる
「結婚指輪だけあればいいから…」と事前に彼氏に伝えたのにわざわざ買ってくれた時。嬉しい反面、最もお金がかかる時期になぜそのような考え方なのかと彼氏の金銭感覚に不安を抱いてしまいます。
使わない指輪であり、記念品としてもらうには金額が高すぎるもの。彼女にいらないと言われても、男性の立場では渡さないわけにもいかないと感じているのでしょう。そのような価値観のずれがあると、婚約指輪を見せられても手放しで喜べない気持ちがあるのです。
安い婚約指輪だったから
せっかくくれるなら、それなりにきちんとした婚約指輪が欲しいという人もいるはず。しかし値段が安い婚約指輪、または普通のリング、デザインが個性的すぎるものなど、抵抗のある指輪だといらないと感じるでしょう。
大事なのは決して値段ではありませんが、婚約指輪の相場の金額よりも安いものだとすぐに輝きがなくなり、身につけるのも抵抗になる女性もいるかもしれません。
婚約指輪はもらうべきもの?
婚約指輪の有無は女性の気持ちだけで決められるものではありませんので、婚約する際は二人で判断することが大切でしょう。必ず結婚に必要な指輪ではありませんが、もらうかどうか決める時は次のポイントを意識して考えてみてください。
婚約記念品としての存在
結婚式を挙げず入籍するカップルも近年増えていますが、婚約指輪をもらうかどうか決める際は「婚約記念品」の存在を考えてみましょう。結婚するカップルの半数以上が婚約指輪を購入したという統計があるように、婚約する際には指輪の存在はかなり大きいようです。
ロマンチックなシーンでのプロポーズ。婚約指輪を持ってひざまずく彼氏の姿には憧れますよね。婚約の際に記念として品物を用意することがありますが、その際に指輪を選ぶカップルは9割。婚約を記念するなら、婚約指輪はセットになるという考え方もあります。
無理のない範囲で用意する
婚約指輪がないといつか後悔する不安もあるかもしれませんので、経済的な理由で婚約指輪がいらないと思うなら、購入できる範囲内で用意することもできます。
ダイヤモンドの指輪以外にも、二人の想いが込められた記念品やアクセサリーはありますので、周囲の視線をあまり意識せず選んでみることもよいでしょう。
二人で決めること
婚約指輪を贈るか、買ってもらうか、最終的には二人の気持ちが一番大事です。婚約指輪がなくても結婚はできますが、二人の歴史として何かを残しておきたいかどうか。
結婚までのプロセスをきちんと踏みたいカップル、現実的に金銭面を考えて婚約指輪を用意しないカップルなど、さまざまなケースがあります。正解はありませんが、二人が納得できる決断をしましょう。
まとめ
婚約指輪がいらない心理になるのは、時代の移り変わりも関係しているでしょう。結婚してからフォーマルな場に夫婦で行く場合、婚約指輪がないと物足りない気分になることもあるかもしれません。
このためあらゆる角度から考えて婚約指輪をもらうかどうか、後悔しないよう二人で話し合ってみてくださいね。場合によっては結婚してから購入することも可能かもしれませんので、あまりプレッシャーを感じずに柔軟に対処してみましょう。
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