丸まって寝る人の心理背景や、人それぞれの寝相はとても興味がある部分ですよね。寝ている間は無意識のはずなのですが、自然と体にも出てしまう心理状況は隠せないこともあるようです。
そこで今回は、ギュッと丸まって寝る人の心理的特徴をはじめ、安心している人の寝方など、気になるポイントをご紹介していきましょう。
丸まって寝る人の心理について
子犬や子猫が丸くなっているように寝る人は、次のような心理的な意味が隠されている可能性があります。
不安になっている
丸まって寝る人は、心理的にとても不安を抱えやすいことが特徴なので、寝ている間も敵に襲われないようにギュッと体を丸めています。足や手を伸ばしたままだと、暗闇で誰かに踏まれる可能性も無きにしも非ず。
用心深い性格なので、きちんと準備して手抜きがないよう配慮する性格です。いつもは他の寝方をする人が一時的に丸まって寝る場合は、心理的にかなりプレッシャーを抱えている可能性があるので、職場や人間関係など、気になることがあるためにぐっすり眠れていないのかもしれません。
感受性が高い
丸まって寝る人は、心理的に他人から受ける精神的な影響が多く、感受性が高いといえます。些細な一言をいつまでも気にしてしまい、他人との接し方にも表れてしまうタイプ。
失恋した友人の話を聞いていると一緒に悲しくなり泣いてしまう、会社で不当な扱いをされて怒っている友人と一緒にイライラしてしまうなど、他人の感情に入り込みやすい特徴があります。
現実的な場面だけでなく、ドラマや映画でも自分が主人公になり、同じような気持ちを抱くこともよくあるでしょう。
完璧主義
少しの妥協も許さない性格は、丸まって寝る人の心理背景にあることで、自分が抱く「完成度」を満たさないことに不満を抱きます。そんな心理状況があるため、寝る時もしっかり寝るように体をギュッと丸めて気合を入れているのかもしれません。
完璧主義者は仕事や恋愛でも完璧をゴールにしているので、とてもストイックに取り組むこともあります。逆に完成度にこだわりすぎて一人で悩み続けることもあるので、適度に気を抜くことは必要ですね。
思いやりがある
丸まって寝る人は、心理的に不安になっていることがまずイメージされやすいのですが、ポジティブな面では他人への思いやりがあることが魅力ですね。
思いやりは1日で生まれるものではなく、自分の経験により、辛い思いを他の人にもさせたくないという気持ちも強くあるでしょう。人の表情や声のトーンからもすぐに気持ちを察してくれるので、とても優しくて気の利く人という印象を受けます。
甘えん坊
丸まって寝る人は、心理的に他人に甘えたい願望が強いので、一人で寝る時も誰かがハグしているように身を丸くしています。子供の頃から親に過保護に育てられた人や、誰かがいつも助けてくれる環境がある人は、自然と他人を頼ってしまうこともあるでしょう。
甘えん坊の人は、自分の存在価値を知るために他人に近づいてしまうことも理由なので、寝る時はぬいぐるみを抱えるなどして孤独にならない状況を作りたがります。
仰向けに寝る人は安心しているため?
大の字で豪快に寝る人は、心理的に安心しているためなのでしょうか。寝る時の姿勢は人それぞれルールがあるはずなので、仰向けや大の字の人の心理状況や性格をご説明していきましょう。
周囲の視線を気にしない
大の字になって寝る人は大雑把で、周囲の意見や評価はあまり気にしないところがあります。部屋のど真ん中を占領して大の字で寝ることもあり、余計なことは気にしない性格が周囲にもアピールされています。
人間関係でストレスを抱えることは少ないのですが、些細なことで気持ちがへこむ時もあるのでギャップがある場合も。豪快な態度が定着している人は、実は人にはわからない繊細な部分もあるかもしれません。
ストレスを抱えている
丸まって寝る人の心理背景には、不安や恐怖など、ネガティブなものが関係していますので、真逆の大の字の人には不安は一切ないように感じますよね。
しかし意外なところで、大の字で寝る人は思いきって心の負担を解放したい深層心理があるため、公園の芝生の上で寝るような大胆な寝相になっています。
職場の人に気を遣いいつも窮屈な思いをしているので、一人の時は思いきり手足を伸ばして心も解放したいのでしょう。緊張感からくる腰の痛みや首の痛みがあると、心理的に大の字になれば改善できると思っているのでやってしまうのかもしれません。
自由になりたい
大の字になって寝るのは、今現在何も不安やストレスがない安心した精神状態の場合があり、とても自由を好む思いが寝相にも込められている可能性があります。
人から束縛されるのが嫌で、隣に誰か寝ていても自分がたっぷりスペースを使って快適になりたいタイプ。自分勝手というほどではありませんが、自由になるためにはリスクがあっても満足できるのです。
安心している人は逆に誰かに邪魔されないよう、自分の意思表示をはっきり行うこともありますので、「近寄らないで」ということを大の字でアピールしているのでしょう。
注意!ストレスがある時の寝相について
「この向きでないと眠れない…」という体勢は誰しもあるかもしれませんが、心配なのはストレスがある時の寝相です。しっかり疲れがとれないのは気持ちの面も関係しているため、そんな時は体でもストレスを感じるでしょう。
自分の寝姿はわかりませんが、一緒にいる人の寝相が気になる時や、快眠できない時は誰かにチェックしてもらうことも大切ですね。ではストレスがある場合によくやる寝方についてご説明します。
寝方が一定しない
ストレスがあると頭まできちんと休息できず、体は休んでいるのに朝からぐったり疲れてしまうことがあります。その場合は体があちこち向いてしまい、朝起きたら枕が足元に移動していたということもあるでしょう。
快適な睡眠ポーズが見つからないのは、さまざまな悩みごとや不安があるためで、快眠するためのエネルギーが残っていないということになりますね。
一晩中寝返りを打っていると認識している時は、逆にストレスの要因になるかもしれません。
うつ伏せ寝
昼寝でソファーに横になった時など、無意識に枕を抱えるようにうつ伏せ寝することがありますよね。この寝方は、とても社交的な性格の表れで自由気ままな人です。
しかし人にはポジティブな印象を残しておきたいため、誰にも言えず心配ごとを抱えている可能性も。オープンマインドな印象にこだわるので、イメージを守るためにストレスになることもあります。
横向き
よくある寝方の横向きは、呼吸にもベストな姿勢といわれていますが、横向きに寝る人は心と体のバランスがとれていることが特徴。他人によく思われたいために無理な努力をすることはなく、自然体で社会生活を送っています。
仰向けだと全てがさらけ出されている印象で、横向きは何か隠しているのかと思うことも。しかし隠しているのではなく、何を見られても平気という安心があるから横向きになるとも考えられますね。
このタイプの人は、快適な自分を維持するために多少無理してしまうこともありますので、ストレスレベルは高くはありませんが、早めに気づくことが必要です。
まとめ
丸まって寝る人は、心理的に安心や安全を求めているサインかもしれませんが、心の状況によっては寝相が変わることもあるでしょう。自分では気づかない心の部分。
寝ている間にも他人にわかっているため、ストレスなどのネガティブな気持ちが強い時は、寝方からも認識してみるといいかもしれません。
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