夜景を見ると悲しくなるのは、心理的な理由が関係しています。美しい景色なのになぜか切ない…複雑な心境になることは多くの人が経験しているかもしれません。今回は意外と多い、夜景を見ると悲しくなる心理背景について詳しくご解説していきましょう。
夜景を見ると悲しくなる心理的な理由について
なぜかわからないけれど、夜景を見ると悲しくなることはありませんか。それは夜景が心理的に与える影響があるためで、次のような理由が考えられます。
切ない思い出があるから
夜景を見ると悲しくなるのは、心理的に過去の思い出が関係しており、昔付き合っていた人と出かけた夜景スポットの思い出をふっと思い返しているのかもしれません。夜景は必ずしもデートスポットとは限りませんが、一人で見に行くことは少なく、必ず誰かが一緒だったと思われます。
目の前の夜景を見ていると思い出が色々と沸き起こり、ふと淡い思いにキュンとなってしまいます。友人との楽しい思い出でも、今その相手が自分のそばにいないことを考えて悲しくなるのでしょう。
幸せそうなカップルの影響で悲しくなる
夜景を見ると悲しくなるのは、心理的に夜景が直接的に関係するよりも、その状況で感情的になることも考えられます。夜景はロマンチックでカップルが好む場所です。周りを見ると皆楽しそうで、幸せなカップルばかり。
自分がデート中でも周りのカップルと比較してしまい、嫉妬心が湧いて悲しくなる場合もあるのです。好きな人が横にいるのに心がつながっていない…そんな時は、目の前に広がる素敵な夜景も目に入らず孤独になります。
一人で夜景を見た場合は、尚更幸福な人たちを見て自分の状況に不満を感じるでしょう。
終わりを感じるため
夜景を見ると悲しくなるのは、心理的に「終わり」を感じるからです。夜は一日の終わり。夜景もずっと続くものではなく儚い存在です。そして日が昇り始め一日が始まることを考えると、夜景を見ている状況に甘酸っぱい切なさを感じてしまいます。
「今日も一日頑張った」「今日は特別なことは起こらなかった」など、一日を振り返り過去に引き戻されている心境。終わりを迎えると、なぜかネガティブな気持ちになりやすいのでしょう。
疲れが溜まっているから
夜景を見ると悲しくなるのは、心理的に人間の自律神経の働きに影響されることも理由です。日中は刺激的に行動する交感神経が優位。しかし夜になるとリラックスする副交感神経が活発になる可能性があり、どっと疲れを感じることもあります。
夜景を見る時間帯になると、一日の疲労を心身共に感じてしまい、感動するエネルギーがなく逆に悲しくなることも想定されるでしょう。日中を活動的に過ごした人ほど、夜景を目の前にすると気持ちが緩み切なくなるかもしれません。
夜は孤独な印象がある
夜景を見ると悲しくなるのは、夜に対して「孤独」「寂しい」という印象があるため。暗くなると不安や孤独感が増し、人恋しい気持ちにつながるのです。夜は一人になる時間も長く、暗くなると無意識に寂しさを感じてしまうのでしょう。
また周りが暗くて見えない世界は不安を抱きやすくなりますので、そんな環境はモチベーションも下がり、緊張する自分が可哀想に感じるのかもしれません。
人生に満足していない
夜景を見ると悲しくなるのは、充実しない日々を送っている可能性があります。夜景のように果てしなく広がる光の世界に対して、自分はとても小さな存在に感じてしまいますよね。
人生に物足りなさを感じる人は、自分の存在感のなさに悲しくなり、夜景が自然とネガティブな気持ちにリンクされてしまうのです。テンションが高まることは何となく嫌。
それは前向きになるエネルギーが不足しているからでしょう。満たされた人生なら、どのような風景もポジティブに解釈して感動できるはずです。
夜景デートが嫌いな女性の理由とは?
夜景を見ると悲しくなるのは、心理的にいくつかの理由が関係しています。ロマンチックなデートの定番でもある「夜景」ですが、中には夜景デートが苦手な女性もいるようです。そこで早速ですが、気になる理由についてご説明しましょう。
センスが感じられない
夜景なら絶対に感動するだろう…という男性の容易な発想にがっかりする女性もいるようです。とくに初めてのデートで夜景の綺麗なところに連れて行かれると冷めてしまう人も。
男性に対して恋愛経験の少なさを感じ、ありきたりすぎる発想にがっかりすることが夜景デートを苦手とする理由です。それよりも誰も知らない素敵な風景など、男性のこだわりや個性が感じられるデートプランのほうが感動的。
どちらも愛情を感じる演出ではありますが、夜景ならいいだろうというノリが女性には納得できないのかもしれません。
わざとらしいから
夜景デートが苦手に感じるのはわざとらしさがあるため。スキンシップをするために誰もいない夜景の見えるところでデートしたり、夜景を目の前にしたらいきなり馴れ馴れしくなったり。
逆に自然な演出ができる人は、女性から評価されやすいでしょう。気に入られようと必死になるのは当然のことですが、やりすぎると逆に冷めてしまう女性もいます。
カップルがたくさんいるので嫌
夜景スポットは有名な場所も多く、夜静かに語り合いたい時には適していないことも。せっかく告白されるチャンスなのに、真横に人がいる状況だと難しくなってしまうでしょう。
夜景デートはカップルばかりで周りに気を取られやすく、自分たちよりも親しげな二人を見ていると急に気分が萎えてしまうこともあります。それなら日中の誰もいない公園のほうが、二人だけの世界を作りやすくなりますよね。
行くのが面倒だから
夜景の綺麗なところは岬の先端、高いビルの屋上など、行くまでに少し手間がかかる場所が多いですよね。デートなら彼氏がドライブで夜景デートを計画することもあり、時間がだらだら流れてしまうのが嫌な人も。
人混みに混ざり夜景を鑑賞するのはできれば避けたいことですし、そんな思いをするために移動するのが億劫に感じる人もいるので、効率的なデートがいいのかもしれません。
夜景を楽しむコツについて
夜景を見ると悲しくなる心理に心当たりがある人は多いでしょう。本来なら夜景の美しさをたっぷり鑑賞し、二人で語り合いたい場面。切なくならず夜景を楽しむには、次のコツを意識してみてくださいね。
会話を続けること
夜景を目の前にして黙ってしまうのは、しんみりしたムードになる原因です。悲しくなりやすい人は、一緒にいる相手とできるだけ会話を続けましょう。夜景にまつわる話や、おすすめの夜景スポットなどを語るのもおすすめ。夜景を見た後は何をするか、行き先について話しながら夜景を楽しむと、切ない気持ちは和らぎやすいでしょう。
絶景を見に行くこと
中途半端な夜景だと感動が少なく悲しくなる可能性がありますので、圧倒されるような絶景スポットに行くことがおすすめです。パノラマビューの素晴らしい夜景なら、エンターテイメントのような刺激も感じられるはずなので、昔の出来事を思い出す余裕がないほどワクワクするところを選んでみましょう。
有名な夜景スポットをいくつも制覇して思い出にすれば、行く目的があるので感傷的な気持ちを抱きにくくなります。
まとめ
夜景を見ると悲しくなるのは、心理的に過去に引き戻されることが関係しているのでしょう。意識していなくても夜景の先には昔の自分がいて、取り囲む人の顔やその時の気持ちがふわっとやってくるのです。
夜景は感傷的になるもの。だからこそ一緒に気持ちを労わってくれる相手と楽しみたいですね。
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