膝を立てて寝る人の心理や特徴は、他の寝方と違う点があるのでしょうか。寝相という言葉あるように、寝ている時は自分でも気づかない性格が表れていることがよくあります。
日中は隠していても、隣で寝ている人に自分の本質的な部分がバレてしまうこともあるかもしれません。そこで今回は、膝を立てて寝る人の心理や、寝相の気になるポイントを詳しくご解説していきましょう。
膝を立てて寝る人の心理について
膝を立てて寝る人は、身体的な部分も関係しているのかもしれませんが、この寝方をするのは心理的に次のようなことが考えられます。
完璧主義
膝を立てて寝る人は、心理的に何ごとも完璧にやりたいタイプで、寝ている時に足を広げるなど、ダラッとした姿でいることが嫌いなのです。失敗したくない思いが普段から強く、とても用心深い人。
寝ている時も、誰にどこから見られているかわからない不安を抱いているでしょう。完璧な自分でいるために余計な緊張感を自ら与えていますので、ぐっすり眠れることが少ないかもしれません。
ストレスが溜まっている
膝を立てて寝る人は、身体的に足腰の疲労を和らげているサインといわれています。心理的にも実は同じで、溜まったストレスを解放する意味があるようです。
いつも横向きで寝るのに、なぜか膝を立てたくなる時は要注意。いつもと違った姿勢で気分を変え、嫌なことから解放されたい心境になっているのです。ストレスが溜まっていると、まずぐっすり眠れないことが考えられますよね。
何度も寝返りを打ち、快適な姿勢が見つからないと最終的に膝を立ててしまうことも。ストレスが溜まりすぎていると、寝相も毎回違う場合もあるかもしれません。
プライドが高い
寝顔を人に見られるのは、あまり心地のよいものではありませんよね。自分が何もコントロールできない無防備な状態は、普段意識していることが表れやすいといわれています。
プライドが高い人は他人の視線を気にして、寝ている時も様になっていたいと願っているでしょう。そんな気持ちが表れ、足を開いたり枕で顔が歪んだりするようなことは避け、きちんと膝を立ててカッコよくしていたいのです。
デリケートな性格
膝を立てて寝る人の心理はデリケートで、他人の考えていることや自分がどう思われているか、些細な瞬間にとても気にしてしまいます。感受性が高く人の気持ちを受け入れやすいため、唯一解放される寝る時間が本当の自分を出す時に。
膝を立てて寝るのは、外部の刺激から自分を守りたい気持ちもあるのかもしれません。過敏な性格で気疲れしやすいところがありますので、表からはわからないほど実は悩んでいることもあるでしょう。
自分の印象をとても大切に考えるので、少し肩の力を抜いて過ごしてみるのもおすすめです。
緊張している
膝を立てて寝る人は、心理的にプレッシャーを感じて緊張していると考えられます。膝を立てる姿勢はある程度意識しないとできないことで、本当に疲れてすぐ眠ってしまう時は手足の力は入りませんよね。
しかし膝を立てる時は心身ともに緊張したままなので、たとえ眠くなっても脳が休んでいないレム睡眠の可能性があるでしょう。目覚めてもなぜかすっきりしないというのは、緊張感が一晩中続いているからかもしれません。
潜在意識と寝相の関係とは?
膝を立てて寝る人やうつ伏せの人など、一番快適に感じるポジションがそれぞれありますよね。寝方は身体のバランスとも関係がありますので、体調が悪い時は楽になるよう寝方を無意識に調整しているはずです。
しかし気づきにくいのは、完全に寝ている時にアピールされる潜在意識。寝相との関係についてポイントごとにご紹介していきましょう。
潜在意識について
潜在意識とは無意識とも呼ばれるように、普段自分ではあまり認識しない感覚や直感、記憶などのこと。潜在意識は過去の出来事が関係していますので、自分の頭の中に保存されているデータにより、行動をコントロールすることがあるのです。
たとえば洋服を買う時、潜在意識で過去に友人に「ピンクが似合う」と言われたことがあるため、無意識にピンクを選ぶようなこともあるでしょう。決断する際の材料として、過去の経験や情報を使っているともいえますね。
無意識レベルで感じていることが決意を導くステップになるものが潜在意識。なんとなく嫌なことが起こりそう…という予感も潜在意識のためかもしれません。
寝相に表れるものなの?
普段自覚していない意識である潜在意識は、寝ている間にも表れることがよくあり、それが寝相となっている可能性があります。睡眠は脳も体も休息しているノンレム睡眠と脳が覚醒状態のレム睡眠があり、スマホの着信音にも気づかないような深い眠りはノンレム睡眠です。
レム睡眠は脳が寝ていない状態なので、過去の情報や記憶を引き出し、夢を見ることもよくある時間帯。その時は自覚していなくても、普段気にしていることが寝相にも出てくるかもしれないのです。
膝を立てて寝る人は、心理や潜在意識で日中の自分が抑えているものを解放しているのかもしれません。無意識の状態こそ、自分が一番知りたいことが隠されているのでしょう。
好きな人と一緒の時は関係がわかる!
一人で寝る時と恋人が隣にいる時は、寝相も若干異なります。レム睡眠の時に、脳が隣に人がいることをそれとなく知らせているのかもしれませんが、寝方によって今の二人の関係が読み取れることもあります。
後ろから抱きつく
二人とも横向きで、一方が後ろからギュッと抱きつくように寝るのは、その人が相手に依存していることを表しています。離れてしまう不安が潜在意識の中にあり、逃げないようにしっかり掴んでいるのです。
または逆の場合で、追われている側が相手からもっと必要とされたいと思う気持ちの表れのことも。好きな人と一緒の時は、寝る時ですら離れているのは寂しくなるものですが、後ろからギュッと抱きつくのはよほど不安になっているのかもしれません。
背中合わせで寝る
よくあるのは、カップルそれぞれが違う方向を向き背中合わせになっている場合。この関係はとても安定してお互いに自立しているので、信頼関係が強く多少距離があっても安心できることがわかります。
今の関係に満足しているからこそ、背中を向けても否定的には感じないのでしょう。
彼氏の胸に頭をのせる
ラブラブなカップルのイメージが強い、彼氏の胸に頭をのせる寝相は、今とても愛情関係が豊かで刺激的な関係があります。付き合い始めた頃、お互いに夢中になっている時期は、このような寝相でお互いの気持ちを確認しているのでしょう。
さらにぴったりくっついて寝るのはとても信頼関係が強く、相手を思う気持ちが深いと想定することができます。
彼氏が後ろ側にいる
ぴったり寄り添っていなくても、後ろから彼氏がそっと抱きしめたり腕に触れたりしているのは、彼女を安心させたいため。お互いに労わり合うよい関係で、知り合ってからしばらくして安定したカップルによく見られる寝相です。
怖い夢を見て夜中にハッと目覚めても、彼氏が後ろにいると確かに安心できそうですね。
まとめ
膝を立てて寝る人は、心理的に思いつくことがいくつかあるでしょう。何も考えずにぐっすり眠り、朝になり気分よく目覚めるのが一番理想的ですが、夜の闇により日中に気づかなかった不安などが一度に押し寄せてくることもあります。
そんな時に大好きな人が隣にいてくれると、安心して朝までよく眠れるのではないでしょうか。
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