ファンをやめる心理は、好きな人を嫌いになった時と似ている思いがあるのでしょうか。テレビやネットで夢中に追いかけていた大好きな芸能人から、ある日興味をなくしてしまうことがあります。
あんなに熱狂的だったのになぜか、自分自身がわからなくなるかもしれません。そこで今回は、ファンをやめる時の心理状況について詳しくご説明していきますので、リアルな恋愛と合わせて参考にしてみてくださいね。
ファンをやめる時の心理について
大好きなアーティストの新曲を必ず購入したり、イベントやライブに行ったりするなど、度合いは違っても「追いかける」好きな芸能人や有名人がいる、もしくはいたという経験は、多くの人があるのではないでしょうか。
しかしいつの間にか熱狂していた自分がいなくなるのはどのような理由なのか、ファンをやめる時の心理状況を早速ご説明していきましょう。
急に好きになったから
ファンをやめる時の心理とは、元を辿れば好きになった相手をよく知らず「急に好き」になったためです。いいなと思って興味を示し始めると、よいところだけでなく嫌なところも見えてきます。
すると好きだった期間が短いため、些細なことであっという間に冷めてしまう現象が起こると考えられるでしょう。よく「熱しやすくて冷めやすい」というタイプの人がいますよね。急に好きになったものほど、急に冷める可能性はとても高くなるのです。
叶わぬ恋だと気づいたから
芸能人に恋して熱烈なファンになるのは、現実逃避した恋愛をするようなもの。デートしている光景をイメージして楽しんだり、自分だけに語りかけてくれる日を期待したりするなど、想像力の刺激にもなります。
しかし応援している芸能人に、ある日恋の噂が出たとしましょう。すると熱烈なファンは、失恋したのと同じ状態に。叶わぬ恋だと気づいた時に、ファンをやめる心理が働く場合もあります。
他に好きな人ができた
ファンをやめる時の心理状況は、対象人物以上に好きな人が現れたためで、無意識のうちに気持ちの入り方が変わったからなのです。恋人と別れた後に、しばらく忘れられず苦しむことがよくありますよね。でも新しい恋人ができると、辛いことはもう過去の出来事に。
そのような状況にも似ていますので、他の芸能人を好きになった、もしくはリアルな恋愛相手ができたことが、ファンをやめる時の心理になるのです。
ファン同士の付き合いが面倒
ファン同士の付き合いは、一緒に芸能人をサポートしてあげるために大切です。ファンクラブやファンイベントに参加すれば、次第にファン同士の付き合いも出来上がるでしょう。
ファンをやめる心理は、ファン同士の人間関係のトラブルが関係していますので、基本的には好きな芸能人への気持ちが変わったわけではなく、同じ目的で活動していたはずの仲間と気が合わないため。
自由に応援したいのに、ファンクラブから強制されて物を購入させられるなど、ファンの集まりに行きたくないと思い始めると、次第に本人とも距離を置いてしまうのです。
自分の時間がなくなると感じる
ファンをやめるのは、心理的に自分の時間がなくなることに負担を感じたため。大好きなアーティストにどっぷり浸かっていたい気持ちはあるのですが、自分のことができないジレンマを抱えています。
熱狂的なファンをやめたくないと思う反面、違うことを始めたい願望も同時に湧いている状態といえますね。そんな時にふと情熱を失い、あっさりファンをやめてしまうこともあり、振り返るとどうしてあんなに夢中だったのかと自分を冷静に見てしまうのです。
意思が弱いため
ファンをやめる時の心理は、自分の意思の弱さが関係していることもありますので、ずっと好きでいると決意を固めていないことの証。意思が弱いので他人の意見に流されやすく、ファンになった相手も実は友人の影響だったりするのです。
自分の意思でやっていないことは揺らぎやすく、たとえ一時的に熱狂しても、どこかにずるずると引きずる感覚が残っていることも。このタイプは、友人がファンをやめると一緒にやめるようなことにもなりかねません。
好きな人を嫌になる瞬間とは?
ファンをやめるのは、自分の恋人を嫌になるのと共通する部分もあります。気持ちの移り変わりに動揺しないためにも、好きな人を嫌いになる瞬間があることを知っておくと安心できるはずです。
連絡が減った
メッセージの回数が減った、すぐに返信してくれない、デートの頻度が減ったなど、好きな人の態度の変化は、自分の気持ちもネガティブにしてしまう要因です。
自分のことを好きになってくれる人を好きになるということは恋愛でよくあることですが、逆に自分へ興味を示さなくなった相手を嫌になることも。連絡頻度は愛情のレベルと比例すると考える人なら、仕事で忙しいから相手にしてくれないだけで気持ちが冷めてしまうでしょう。
価値観が合わない
ファンをやめる時の心理にも共通しますが、好きな人の価値観や方向性が違うと思った時に気持ちが離れてしまいます。とくにリアルの恋愛だと、人として価値がよくわかりますので、会話中の態度や発言、さらに性格や価値観などは恋愛感情にも影響を与えることも。
出会った時はとても優しい人だったのに、付き合ったら冷たい人だったという場面。想像した人と違うと知った時、急に熱狂していた気持ちが冷めてしまいます。
刺激がなくなった
決して相手を嫌いになったわけではありませんが、昔のように夢中になれない時もあるでしょう。それは刺激がなくなったためで、恋愛自体にマンネリ感を抱いているのかもしれません。
最初はドキドキするほど好きだった芸能人も、ずっと好きでいると次第に気持ちも疲れてしまいます。それと同じで、四六時中考えていた恋人の存在も、慣れてくると刺激のない人になってしまうでしょう。
マンネリ化するまでの時間は人それぞれですが、急に好きになった人だと余計に期待値も高く、すぐに飽きてしまうかもしれません。
嫌いになる原因があった
好きな人を嫌いになるのは、ファンをやめる心理と同じく、相手のスキャンダルやSNSの投稿の炎上などがきっかけとなる場合もあります。たとえば恋人の浮気。
そんなことをする人だと思わなかった…と衝撃を受けることは、大好きな芸能人にもよくありますよね。嫌いになる原因や出来事があると、恋愛感情が一気に冷めるのは当然です。
そのような事態をきっかけに、二人の気持ちがさらに強くなるか、それとも離れてしまうか、対処の仕方で方向性が変わってしまうでしょう。
冷めた時の対処方法は?
ファンをやめる心理は、自分の気持ちの変化が関係していますので、無理やり好きでいるよりも今は自分と向き合う時。そんな場合は、次の対処方法で気分を入れ替えてみましょう。
一旦距離を置く
冷めた気持ちを取り戻すのは簡単ではありません。無理やりコントロールしても上手くいかない時期なので、一旦は夢中になっている人や物から離れてみるのも方法です。
時間が経過すると、いつの間にか気持ちが元に戻っていることもあるかもしれません。
身近な人の前で宣言する
冷めた時に困るのは、ずるずると気持ちを引きずることです。きっぱり気持ちを入れ替えたい時は、ファンをやめる宣言のように周りに気持ちをアピールすることも方法。
意思が弱い人や気持ちの入れ替えができない時は、少し自分自身にプレッシャーをかけることもいいかもしれません。
まとめ
ファンをやめる心理は誰でも経験があるかもしれませんが、相手が恋人だと状況は少し違います。困った時はコミュニケーションを充実させて、お互いの考えを交換しながら自分自身とも向き合ってみましょう。
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