好きになったり嫌いになったりする心理については、自分でもなぜか分からずに悩む場合がありますよね。
でも心理を知ることができると、恋愛上手になれる可能性があるのです。では今回は、好きになったり嫌いになったりする心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の行動に役立てていただけると幸いです。
好きになったり嫌いになったりする心理
恋愛において、好きになったり嫌いになったりする心理になる人もいるでしょう。そのような感情の激しい揺れは、心が不安定なのではなく、人間特有の心の防衛本能や認知の仕組みが関係しています。では、まずはこちらの内容を詳しく見ていきましょう。
理想化と脱価値化のサイクル
相手を過剰に素晴らしいと思い込んでしまうと、その反動で一気に嫌いになる現象です。最初は相手の長所だけを見て「完璧な人だ!」と神格化するでしょう。
でも人間は誰しも不完全なため、小さな欠点が見えた瞬間に「裏切られた」と感じ、評価が最低まで急落します。
これは白か黒かでしか判断できない「二分法的思考」が原因であることが多く、期待が大きすぎるほど「嫌い」の振り幅も大きくなるでしょう。
自分の嫌な部分を相手に見る「投影」
「同族嫌悪」とも呼ばれるもので、自分自身が隠したい、認めたくない短所を相手の中に発見した時に起こります。
自分の心の影を相手に映し出している状態でしょう。相手を嫌うことで、間接的に自分の嫌な部分を否定し、心を守ろうとします。
相手の特定の言動に異常にイライラする場合、それは実は自分自身のコンプレックスを刺激されているサインかもしれません。
「心理的リアクタンス」による反発
相手から強く好意を寄せられたり、「好きでいること」を期待されたりすると、自由を奪われたと感じて嫌いになる現象です。
人は自分の選択を自分でコントロールしたいという本能を持っています。このため過剰なアプローチや「付き合っているんだからこうして」という無言の圧力に対し、自由を取り戻そうとして心が拒絶反応を起こします。「追われると逃げたくなる」心理の正体は、この自由への渇望にあるでしょう。
感情の「アンビバレンス(両価性)」
一つの対象に対して、正反対の感情を同時に抱いてしまう心の性質です。「愛しているけれど憎い」「尊敬しているけれど疎ましい」といった感情は、実は共存しているものでしょう。
心の余裕がある時は「好き」が表に出ますが、ストレスが溜まっている時は「嫌い」が表面化します。
感情は常に混ざり合っており、その時の自分のコンディションによって、どちらの面が強く見えるかが決まるでしょう。
自己肯定感の揺らぎによる「フィルター」の変化
相手に対する感情は、実は「自分をどう思っているか」という自己評価に大きく左右されます。自分のことが好きな時は、相手の欠点も「人間味」として受け入れられるでしょう。
でも自己肯定感が下がっている時は、相手の眩しさが自分を卑下するように感じたり、自分を愛してくれる相手を「こんな自分を好きになるなんて価値がない」と軽蔑したりします。
「相手を嫌い」なのではなく、「今の自分が嫌い」な状態が、相手への攻撃性に転換されているケースでしょう。
好きになったり嫌いになったりすることが多い人の特徴
「好きになったり嫌いになったり」という感情の起伏が激しい人には、その情熱的で感受性豊かな性格の裏側に、共通する心理的な特徴が見られます。では、こちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
「白か黒か」「全か無か」の思考
物事や人間関係を「100点か0点か」で判断してしまうタイプです。相手の少しでもいいところを見つけると「運命の人だ!」と最高評価をつけますが、一度でも期待を裏切られると「最低な人だ」と全否定してしまうでしょう。
曖昧さやグレーゾーンを許容することが苦手なため、常に相手を「正義か悪か」「好きか嫌いか」のどちらかのカテゴリーに分類しようとします。
感受性が強く共感性が極めて高い
周囲の環境や相手の感情をスポンジのように吸収してしまう、とても感受性が強い人です。相手のちょっとした言葉やトーンの変化に敏感で、それを自分への好意や拒絶として過剰に受け取ってしまうでしょう。
相手の感情と自分の感情の境界線が薄いため、相手が機嫌よく振る舞えば大好きになり、相手が少し冷たくなれば自分の心を守るために反射的に嫌いになろうとします。
「理想の王子様・お姫様」を求めている
現実の生身の人間ではなく、自分の中にある「完璧な理想像」を相手に投影しやすい人です。出会った当初は、相手の長所を「自分にとって都合のいい物語」として解釈するでしょう。
でも付き合いが深まり、相手の「人間らしい泥臭い部分」が見えてくると、魔法が解けたように冷めてしまいます。
相手そのものを愛しているのではなく、「自分を満たしてくれる理想の存在」を愛しているため、すぐに現実とのギャップに耐えられなくなるでしょう。
自己肯定感が不安定で試し行動をしやすい
自分の価値を他人の評価に委ねているため、常に「自分は愛されているか」に不安を感じています。
相手を好きになればなるほど、「嫌われるのが怖い」という恐怖が生まれるでしょう。その恐怖から逃れるために、あえて冷たくしたり嫌ったりして相手を試し、安心感を得ようとします。
これは、愛着スタイルの不安定さが原因であることが多く、親密になることへの恐怖と渇望が共存しているでしょう。
好きになったり嫌いになったりする心理になった時の対策
「好きになったり嫌いになったり」という激しい感情の波に振り回されてしまうと、自分自身も疲弊してしまいます。では、理想的な対策や行動の仕方について詳しくお伝えしていきましょう。
「24時間保留ルール」を作る
感情が「大嫌い!」に振り切れた瞬間の判断は、ほとんどの場合、冷静になってから後悔することになります。
相手に対して強い怒りや拒絶感を感じた時は、「SNSをブロックする」「別れを告げる」といった大きな決断を最低24時間は先送りにすると、自分に約束することが必要でしょう。
脳のアドレナリンが落ち着くのを待つことで、衝動的な破壊行動を防ぎ、「あんなに怒らなくてもよかったかも」と冷静に戻るチャンスを作れます。
相手を「デコボコした存在」として認める
「最高の味方」か「最悪の敵」かという極端なラベル貼りをやめてみる練習をしましょう。相手の嫌な部分が見えた時、「この人は100%悪だ」と決めつけず、「ここは嫌いだけど、あの時のあの優しさは本当だった」と矛盾した両方の面を同時に心の中に置いておきます。
「よいところも悪いところもあるのが人間だ」とグレーゾーンを作る感覚に慣れると、小さな欠点ひとつで全てを嫌いにならずに済みます。
「疲れている」と認識して自分をケアする
実は、相手を嫌いになる理由は「相手」ではなく「自分のコンディション」にあることが多いです。
突然嫌悪感が襲ってきたら、まず自分に問いかけましょう。「昨日ちゃんと寝たかな?」「お腹は空いていない?」「仕事でストレスは溜まっていない?」と心の声を聞いてあげることが大切です。
自分の心の余裕がないことを自覚するだけで「相手が悪いのではなく、今は自分の機嫌が悪いだけだ」と切り離して考えることができ、相手への攻撃性が収まるでしょう。
「好きだった理由」をメモに残しておく
感情がマイナスに振れると、脳は過去の楽しかった記憶まで「偽物だった」と書き換えてしまいます。
この現象に対処するには、相手を「大好き!」と思っている時に、その理由や感謝していることをスマホのメモ帳などに書き留めておきましょう。
嫌いになりそうな時にそのメモを読み返すと「感情は天気のように変わるけれど、好きだったという事実は変わらない」というアンカー(錨)になり、心が安定します。
自分の世界を「分散」させる
一人の相手に自分の幸せを100%委ねてしまうと、その人の一挙一動で人生が左右されてしまいます。
このため趣味、友人、仕事、一人で過ごす時間など、相手以外の居場所をいくつか持ち、エネルギーを分散させましょう。
相手との関係が悪くなったとしても「まあ、私にはあっちの楽しみもあるし」という心の拠り所があることで、依存度が下がり、感情の波が穏やかになります。
好きになったり嫌いになったりする心理を理解してみよう!
好きになったり嫌いになったりする心理については、自分でも理解できず不安になることもあるでしょう。
なぜこのような感情になるのだろう…と思った時には、一度自分と向き合う時間を作ることが必要です。そうすると、今後どうすればいいのかが見えてくる可能性が高いでしょう。
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