助けてあげたくなる心理になるのは、様々な理由があると考えられます。人助けが習慣化している人もいれば、特定の人のことを常に気にかけ、困っている時にはフォローするようにしているというケースも。
では今回は、助けてあげたくなる心理に女性がなる理由や適切な行動の仕方について詳しくお伝えしていきましょう。
助けてあげたくなる心理になるのはなぜ?
身近な人が困っている時に助けてあげたいと思うのは自然な気持ちかもしれません。しかし場合によっては、もっと深い理由があることも。では、助けてあげたくなる心理になる理由について詳しく見ていきましょう。
相手に好意を寄せている
助けてあげたくなる心理に女性がなるのは、相手に好意を寄せているからです。好きな人が悩んでいる時や落ち込んでいる時には、そばに寄り添って優しく支えてあげたいと思うもの。
自分の行動が少しでも相手の役に立つことを望んでいるため、助けてあげたくなる心理になることはよくあります。女性にとって好きな人は特別な存在で、場合によっては自分に余裕がない時でも相談に乗ってあげるなど、相手のために行動することがあるでしょう。
必要とされたい思いが強い
相手から必要とされることで自信が持てるタイプの人は、助けてあげたくなる心理になりやすいでしょう。元々自己肯定感が低かったり、承認欲求が強かったりすると、他者の評価によって自分の存在価値を決めてしまう場合も。
このため何かとサポートしたり相談に乗ってあげたりして、時には無理をしてしまうこともあるでしょう。他者に必要とされたい思いは誰もが持っているものですが、その度合いは人により大きく異なると言えるのです。
相手との関係を深めたい
気になる異性や親しくなりたい人に対しては、優しく接したり仕事を手伝ってあげたりする場合もあるでしょう。それが二人の接点になることや、相手によい印象を与えられるというメリットもあるからです。
困っている時に助けてくれた人のことはいつまでも忘れず、その恩をいつか返したいと思う人も多いもの。このため相手を助けてあげることで、他の人は介入できない絆が芽生える可能性もあるのです。
そのようなことを期待し、知人や職場仲間をフォローして関係を深めようとする人もいます。
母性本能が強い
元々母性本能が強いタイプの人は、助けてあげたくなる心理になりやすいものです。好きな男性だけではなく、後輩や年下の友人なら男女問わず世話を焼いてあげる場合も。
人によっては、同年代の人や同僚が相手でも、まるで母親のように面倒を見てあげるケースもあります。優しい性格の女性は、自分のことよりも身近な人のことを優先して寄り添ってあげる場面がよくあるでしょう。このため頼られやすく、恋人や友人、職場仲間からも信頼されている可能性が高いです。
助けてあげたくなる心理になりやすい女性の特徴
助けてあげたくなる心理になることが多い女性には、共通するポイントがいくつかあります。では、考えられる特徴について詳しくお伝えしていきましょう。
共感する能力が高い
共感力が高い女性ほど、助けてあげたくなる心理になりやすい傾向があります。周りの人の気持ちに共感しやすく、困っている人を見つけたら放っておけない優しい心を持っているタイプです。
共感力が高い人に共通するのは、思いやりの心があるということです。常に他者の気持ちを考え、周りの空気を読んで行動できる女性は、優しいうえに聡明な人です。
何か手伝えることはないか、いつも周囲に気を配っているからこそ、他者とのやりとりが円滑に進むケースが多いでしょう。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人も、助けてあげたくなる心理になるケースが多いです。自分の存在意義を見出したい、誰かの役に立ちたいという思いから人助けをする場合もよくあるでしょう。
自分で自分の価値を認めてあげられないために、他者に評価や承認を求めます。「頼りになるね」「いつも助かるよ」と褒められることをイメージしながら人助けをする場面も。他人を助けることで周囲から感謝され、認められたいと願うことがよくあります。
面倒見がよい
優しい性格であり、周囲の変化によく気がつくのは、助けてあげたくなる心理になる女性に共通する特徴です。そのうえ、他者の面倒を見るのが得意で、困っている人がいれば積極的に助けに行き、周囲を明るくします。
恋人ができると献身的に尽くすタイプで、相手を思いやる気持ちから、自然と信頼関係を築くことができるでしょう。困っている時に相談に乗ったり助けたり、相手から頼りにされやすいタイプです。
誰からも好かれていたいと感じる
誰からも好かれていたいと考える人は、防衛本能が強い可能性があります。完璧主義者であり、誰の目にも「優しい人」「しっかりしている人」と映っていたいために無理をしてしまう場合も。
助ける相手を選ぶことはなく、場合によっては苦手な人や自分を攻撃してくる人にまで優しくしてあげるケースもあるでしょう。これには思いやりも関係していますが、防衛本能が影響していることもよくあります。嫌われないように取り繕い、自分の気持ちに蓋をしてしまっている状態といえるでしょう。
助けてあげたくなる心理になった時の行動の仕方
助けてあげたくなる心理が働いた時には、適切な行動をとり自分も相手も幸福になることを意識したいですね。では、理想的な行動の仕方について詳しくお伝えしていきましょう。
相手の気持ちを尊重する
助けてあげたくなる心理になった時には、自分の感情や憶測だけで行動しないことが大切です。相手の様子を観察し、本当に助けを必要としているのかを見極める力も必要になるでしょう。
気になった時には「何か困っていることはない?」「私に手伝えることはある?」と声をかけるようにしたいですね。そのうえで相手の回答を聞き、意思を尊重するよう心がけましょう。
見返りを期待しすぎない
他者を助けてあげた時には、見返りを期待してしまう人が多いですよね。「感謝してほしい」「こちらが困っている時には助けてほしい」など、様々なパターンがありますが、期待しすぎるのはあまり好ましくないもの。
もし期待していなかったようなリアクションをしてもらえなかった場合、失望感につながってしまうケースがあります。せっかく他者のためになることをしたのに、がっかりするような結果に終わるのは避けたいですよね。
このためなるべく期待しないよう、「自分がしたくてやったこと」と思うようにしてみましょう。
自分の許容範囲を超えないようにする
他者のために行動するのは素晴らしいことですが、無理をしてまで人を助けると自分自身が疲弊してしまうものです。このため自分の許容範囲を超えないよう、しっかり心と相談しながら行動を起こすようにしたいですね。
まずは自分を大切にして、余裕がある時に他者をサポートするという形でも充分なのです。
依存関係にならないよう気をつける
他者に過干渉すると、依存関係に陥ってしまう場合もあります。相手に依存されたり、逆に自分が相手に依存したりすることで、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまう可能性も。
また、依存し合うことで共依存の関係となり、相手がいなければ行動できなくなったり、仲違いによって重大なトラブルが発生したりするリスクもあります。このため依存関係にならないよう注意して、適度な距離感を維持するようにしましょう。
助けてあげたくなる心理がきっかけで恋愛に発展することも!
助けてあげたくなる心理になる女性は、とても優しい性格であることから信頼されている場合が多いでしょう。周りを明るくするような笑顔や優しい声かけにより、他者をリラックスさせているのです。
そんな魅力が異性の心に響き、自然と恋愛に進展することは多いでしょう。自分を大切にしながらも、優しさに誇りを持ってこれからも他者に癒しを与えていきたいですね。
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