出かけるのが面倒なのは、心理的にどのような意味があるのでしょうか。今はインターネットがあるので、外に出かけなくてもSNSで人の出会いを広げることはできますが、いつまでもオンライン上で人付き合いを続けるわけにもいきませんよね。
とくに恋愛が関係してくると、出かけるのが面倒だとデートも後回しになってしまうかもしれません。そこで今回は、出かけるのが面倒な心理や、そんなタイプが恋愛を楽しむ方法についてご紹介しましょう。
出かけるのが面倒になる心理について
出かけるのが面倒になる人は、共通する心理背景がいくつかあります。無理に出かけるとさらにストレスになるので、心の中を理解しておくと改善方法が見つかりやすくなります。
我慢強いため
出かけるのが面倒な人は、心理的に我慢強い部分がありますので、行きたいところややりたいことがあっても、何かしら理由をつけて我慢してします。
我慢する主な理由は、時間やお金がもったいないと感じるためです。たとえば手作りのお菓子を作ろうと思って材料を見たら、足りないものがある場面。
本来ならスーパーに買い物に行けば済むことなのですが、我慢強い性格が出てしまい諦めてしまうのです。別に作らなくてもいい、そう自分をなだめるのが上手なのでしょう。
億劫に感じているから
出かけるのが面倒な心理は出不精といわれるタイプで、物ごとが面倒に感じる人です。何をするにも億劫に感じるので、社会生活でも上手くいかない場面があるかもしれません。
人と会って話をすればテンションが上がるのはわかっているのですが、予定を立てて洋服を選び支度をする手間を考えると、どれも面倒に見えてしまうのです。
たとえば休日。自分のために時間をたっぷり使えるチャンスですが、億劫な性格を知っているため、あえてやりたいことを考えないようにしています。
トレンドを追わない
出かけるのが面倒な人は、心理的に流行りものや他人が盛り上がるようなことには関心がありません。一歩外に出れば、自分の知らないことや情報がたくさん集まりますよね。
家にいてもネットである程度の体験はできますが、自分で感じて経験できることは、実際に活動をしないとわからないものも色々とあります。
しかしトレンドに一切興味がない人は、おしゃれをするのも実は苦手。お出かけ用の洋服がないので人に会いたくない、けれど買い物は面倒、そんな悪循環がずっと続いています。
慎重派のため
自分の家はどのような場所よりも快適で、安全に過ごせることが魅力です。出かけるのが面倒な心理はとても慎重派な性格なので、環境が変わると疲れてしまうためなのです。
居心地のよい場所から離れるのは不安。新しい場所に行くと慣れるまでに時間がかかり、自分のいる周辺をきちんと理解しておかないと楽しめないタイプです。
行動だけでなく、慎重派な人は人間関係も同様で、新しい人との出会いに消極的になっています。他人を信頼するまで、とても時間がかかるといえるでしょう。
基本的にインドアが好き
インドア派の人は、出かけるのが面倒な心理も若干働きますが、それ以上にインドアが大好きでやることがたくさんあるため、外の世界に魅力を感じていない状態です。
何も予定がない日は、ずっと家で寝ているだけでも幸福。ネットやテレビ、読書、料理、掃除など、家にいても忙しく過ごせることが特徴です。
このタイプは、普段仕事でアクティブに外で生活しているために、自分の時間はインドアにこだわりたい願望があります。メリハリがある生活なので、インドア派は誰に誘われても自分の意思を曲げないかもしれません。
内向的な性格のため
友人と集まって話をするのは嫌いではなく、出かけてお店をふらふら見ることも実は大好き。しかし出かけるのが面倒になる人は心理的に内向的で、自分から他者に声をかけて誘うのが苦手なのです。
「明日、お茶しない?」と気軽に誘って断られたらどうしよう、そんな不安があるので、なかなか自分から交友関係を広げるチャンスがありません。
しかし気の合う人から誘われれば必ずOKするので、内向的な人は自分の性格を理解している人と付き合うのが、一番負担になりにくいでしょう。
神経質だから
出かけるのが面倒な心理とは、神経質な性格が関係しているので、人に会ったり知らないところに行ったりするととても疲れてしまいます。
友人に会う時もどのような会話をすればよいのか、どの洋服を着ていけばよいのか、あらゆることを深く考えすぎてしまうタイプ。
そのため出かける前にすでにへとへとに疲れてしまうので、出かける予定を自分から作ることはありません。
出かけないと恋愛はできない?
外に出かけないと、新しい世界を発見できないことは自分でもよくわかっている、出かけるのが面倒なタイプ。恋愛したくてもできないのは、そんな考え方が出会いをブロックしているためかもしれません。では出会いを遠ざけるよくある要因や対処策について、詳しくご説明していきましょう。
行動範囲がワンパターン化している
出かけるのが面倒な心理が働く人も、全く外に出ないわけではなく、ある程度の行動力はあります。しかしワンパターンな行動範囲では新しい出会いは少なく、恋愛したいのにできない状況になっています。
たとえば職場と家の往復だけ、買い物は同じお店だけなど。行動範囲を広げることも面倒に感じているため、同じことの繰り返しで同じ人との交流しかないのです。
行動範囲を少しだけ変えたり広げたりすることで、意外な出会いがあるかもしれません。期待感を持つことで、出かけるのが面倒な気持ちは変わるはずです。
自分だけの時間を優先する
出会いを妨げるのは、周りによい人が集まってこないからではなく、常に自分を優先してしまうことも要因かもしれません。たとえば趣味を持っている人なら、趣味の時間を減らしてまで他人と出かけるのがとても嫌。
まずは自分がやりたいことを達成しないと、他人に時間を使えないタイプです。自分勝手ではなく、自分を大切にすることはよいのですが、臨機応変に対処しなければならない場面もあるでしょう。
出かけない
恋愛をすることがないのは、あまり出かけないライフスタイルも関係しています。お見合いパーティーや合コンなど、出会いを意識した集まりはあちこちにありますが、出かけるのが面倒な心理が働いてしまい、自らチャンスを捨てているようなもの。
外に出かければ、どこでどのような出会いが待っているか、未知の世界ですよね。そんな刺激をあまり感じられないことも、出会いを避ける原因なのでしょう。
出かける際にすぐ対処できるようコーディネートを考えておく、おしゃれに興味を持つなど、気軽に外に行けるよう準備しておくと安心です。
人の悪いところばかりが気になる
恋愛がしたいけれど、なかなかよい人が現れないと思う時。それは自分の人の見方が偏っている可能性もあります。知り合ったばかりの人の悪いところばかりを見てしまう人は、一歩踏み込んだ付き合いになるのが大変。
第一印象で相手を苦手に感じることもよくあるでしょう。そんな時は、前向きに相手を知ることが大切。ひとつ嫌な部分があったら、二つポジティブなことを見つける努力をしてみましょう。
まとめ
出かけるのが面倒な心理は、広い範囲で自分の生活を見ていないからかもしれません。「出かけなくても困らない」という人も中にはいるでしょう。
しかし自分の好きな場所を見つけたり、気になるイベントに参加したり、徐々に興味を広げると、そこで意気投合する素敵な人との出会いも待っているはずです。
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