損した気分になる心理と見返りを期待しない恋愛観を持つ方法

恋愛心理

損した気分になる心理は金銭的なことだけでなく、人付き合いでも感じることがよくあります。損得勘定を持って人間関係を築くのは考えものですが、知らない間に相手から色々と求めてしまうケースもありますよね。

そこで今回は損した気分になる心理と、見返りを期待しない恋愛をするコツについてお伝えしましょう。

 

損した気分になる心理とは?

損した気分になる心理と見返りを期待しない恋愛観を持つ方法せっかく買ったものが、次の日に半額セールになっていたら損した気分になりませんか。日常生活のあらゆるシーンで私たちは損した気分になりますが、心理的には次のようなことが考えられます。

 

自己否定している

損した気分とは前向きなよいものではなく、心にモヤモヤしたものがいつまでも残るため、できれば避けたいですよね。買い物で損した時のようにどうにもならない状況は、どこかに責任転嫁したくなり、自分を強く責めてしまうことも。

しかし最終的に損したのは自分の決断のためで、自己否定の念が強くなることが、損した気分になる心理背景にあることなのです。たとえばお天気がよい日。

何もせずじっと家でテレビを見ていると、損した気分になる心理が働きます。なぜ出かけなかったのか、自分に腹を立てているのです。

 

ネガティブな解釈をする

損した気分になる心理はネガティブな解釈をするため、得たものよりも失ったものに意識がいきやすい状態です。たとえばセールの半額で買えた商品。

定価で買ってしまい、お金を必要以上に使っています。しかしポジティブな人なら、慌てて買った自分の判断力のなさに気づき、次回は失敗しないよう学習できるのです。

これも勉強のひとつ、そうポジティブになれる人は、損の中からも得を見つけています。

 

他者を優先しているため

損した気分になるのは、心理的に自分でなく他者の考えを優先しているためで、自分の満足度が低く設定されている可能性があります。

どのような意識に焦点をあてるかにより、幸福の感じ方は大きく変わるでしょう。自分を基準にした意識が強い人は、たとえ損した場面でも、自分がよければそれで納得できるのです。

しかし他者中心の基準では人の評価を意識するため、とても疲れてしまい損もしやすくなります。せっかく買った洋服。一度も着なかったのに、小さくてもう着られないということがあります。着られないことがなぜ悪いのか、どこかで他者の意見が関係している可能性もあるでしょう。

 

豊かになりたい

損した気分になる心理は、逆に考えると豊かになりたい願望が強いためです。食べ放題のレストランに行ったのに、お腹いっぱいになるまで食べなかったような場面。

せっかくお金を払ったのにもったいないと感じますよね。それは損した気持ちと同時に、もっと自分を豊かにしたい思いがあり、できなかったことに対して悔しいためなのです。

豊かになりたいのは、満足していないのと同じ。今の時代はなんでも簡単に手に入りやすい点はメリットですが、その分求めるものが多くなり、不満を抱える人もいるのでしょう。

 

見返りを期待しない恋が上手くいく理由

損した気分になる心理と見返りを期待しない恋愛観を持つ方法損した気分になる心理は、恋愛でもよくあることのひとつ。買い物で損したように、好きな人に対して同様の思いを抱くことがあります。

たとえば「これだけやってあげたのに」と思う気持ちは、損したくないために生まれる感情です。相手からの見返りを期待しない恋愛は、幸福をもたらす次のような理由があります。

 

与える喜びが実感できる

恋愛も買い物と同じ。払った金額分の商品やサービスが得られないと不満を抱きます。彼氏に高いプレゼントを買ったのにお返しがなかった時や、いつも恋人のために何でもやってあげているのに愛情のお返しがないなど。

見返りを期待する恋愛は、誰にでも多少意識があるでしょう。しかしそんな気持ちをなくすと、「奪われた」よりも「与えた」という気持ちに変わり、自分の行動に責任が持てるようになります。

恋愛は愛されることも素敵ですが、自分を成長させるためには相手に愛情を与えることが重要。そんな違った視点での恋愛観が生まれてくるでしょう。

 

自分らしくなれる

彼氏が天気のよい日曜日に会社の人とゴルフ。一人で留守番していると、なぜか損した気分になりませんか。損得勘定を抜きにした恋愛は、自分らしさを100%感じるコツになります。

やりたいことが損得勘定を抜きにして見つかるため、達成感や満足感が増していくのです。しかしいつも損した気分にならないよう、自分の考えを制限していると、本当の意味での幸福は見つかりません。

自分らしく恋愛をするためにも、恋人をライバル視せずチームワークを大切にしましょう。

 

ネガティブ思考がなくなる

「たとえ自分が損しても、相手が幸福ならそれでいい」と思う気持ちになるのは簡単ではないかもしれません。恋人に何かしてあげて、反応を期待するのは当然のこと。

しかしあまりにも損得勘定や見返りを期待すると、不満がどんどん募ってしまいます。恋人が喜ぶと思ってやってあげることは、相手にとって必ずしも期待したこととは限らず、押しつけがましく受け止められてしまう可能性もあるでしょう。

「料理を作ってあげたのだから感謝して」というように、自分の感情を相手に押しつけてしまう例も。しかし見返りを期待しない恋愛ができると、相手の反応が悪くても不満を抱くことはありません。結果的に喧嘩が減り、自分の満足度が高くなります。

 

思いやれる

「プレゼントしても、どうせお返しをくれないから…」と見返りを期待して、相手のために何ができるか考えることはありませんか。損得勘定は恋愛にもありますので、ネガティブな気持ちはできるだけ排除して、お互いのよい面にフォーカスしたいですよね。

見返りを期待しない恋愛観は、相手への思いをストレートに伝えることができるようになり、思いやりの気持ちが双方強くなります。「やってあげたから」という態度から「やりたかったから」という責任感のある態度が、愛情表現にもつながっているのです。

 

損した気分にならない恋愛方法について

損した気分になる心理と見返りを期待しない恋愛観を持つ方法損した気分にならない恋愛観を持つためには、損得勘定をなくすために次の点を意識してみましょう。

 

納得する

買い物で損した気分になる場面のように、モヤモヤした気持ちはどこかにぶつけたくなりますが、買うという決断をしたのは自分。恋愛も同じで、恋人のことを思って行動をするのは、自分の判断なのです。

その部分を納得すれば、誰かに責任転嫁するストレスもなくなり、見返りを期待することは減るでしょう。

 

価値観を見直す

なぜ損したと思うか、自分の価値観を見直すことも恋愛関係をスムーズに変える方法です。1000円のものを半額で買えない時の損した気分。

しかし1000円で買ったなら、元の値段なので損はありません。自分にとって損とは何か、客観的に見直してみてもよいでしょう。恋人との付き合い方もそのように捉えると、愛情のお返しがないと否定的にならず、自分の愛情を全て与えられたと満足できるはずです。

 

自己満足度を高める

相手から見返りを期待するのは満足度が低いためで、幸福を他人任せにしている傾向も。自分ばかり頑張っていると悔しい気持ちになったら、恋人をあてにする前に自分で幸福度を高める努力をしてみましょう。

一人で旅行、趣味の時間、友人との付き合いなど、恋愛以外で満足できる時間を意識して持つことが大切です。

 

まとめ

損した気分になる心理背景は、自分を大切に思う心があるからでしょう。恋人の反応やアクションを考え、自分の幸福を求めるよりも、自分自身が満足できるかどうかが重要。意識を変えてみると、見返りを期待しない恋愛ができるようになるはずです。

 

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