いちいちうるさい男性は、心理状況を知るとぶつからずに上手く接することができます。職場や友人にいる小言が多いタイプ。ストレスのはけ口にされているのかと思うほど、何かにつけて文句を言ったり批判してきたりする人もいますよね。そこで今回は、いちいちうるさい男性の心理と恋愛傾向について詳しくご解説していきましょう。
いちいちうるさい男性の心理的特徴について
いちいちうるさい男性は、女性以上に接するのが面倒ですよね。職場の上司や先輩などにいるタイプですが、どのような心理状態なのかポイントごとにご解説しましょう。
大切にされたい
他人から大切にされたい願望は、いちいちうるさい男性の心理にあることのひとつです。自己重要感を満たしたいため、自ら周りにアプローチして自分が存在していることを認識してもらおうとします。
しかし周囲からは出しゃばりな人に思われやすく、迷惑な存在になることも。「誰がここにカバンを置いたの?!」「このファイルはこっち側に向けて」など、指摘しなくてもいい細かいことをついてきます。
自分の評価を下げるつもりはなく、いちいちうるさい人だと思われていることももしかしたら自覚していないかもしれません。それ以上に自分の言動が周囲にとってありがたいものであると信じており、根拠のない自信がある人なのです。
マウンティングしている
いちいちうるさい男性は、心理的に自分の意見や思いを通したい気持ちが強く、無意識に相手を仕切ろうとしてしまいます。何でも自分が決めて指示したいので、独裁的な仕切り屋に見られているでしょう。
たとえばオフィス。同僚に仕事を頼んだりやり方を指図したりする上から目線の人。マウンティングして自分のほうが優位な立場であることを知らせないと不安になるのです。
細かいことを指摘するのは、自分の正当性をアピールしているため。心理的に相手を追い詰め、自分の力を誇示しています。
気を引きたいため
いちいちうるさい男性は、心理的に相手に興味や関心があり、気を引きたい思いが関係しています。好きな女性にわざと意地悪をすることと同じ。間違ったやり方でアプローチしてしまうので、上手くいくはずの関係も崩れてしまうこともあるでしょう。
気を引くためには、優しい態度で近づくほうが自分の印象はよくなりますが、同時に気持ちを悟られるのが恥ずかしい思いもあります。ありのままの自分を見せることで、相手に特別感を持ってもらいたいのかもしれません。
目立ちたい
いちいちうるさい男性は、心理的に孤独になるのが嫌だからです。集団生活では仲間外れにならないよう必死に。小言を言う人は、よくも悪くも存在感がアピールされていますので、一目置かれたと満足してしまうこともあるでしょう。
目立ちたい人は世話好きで少しお節介なところがありますので、自意識過剰で皆が自分を頼っていると思い込んでいる部分もあります。物ごとを指図したり否定したりする人は、グループの中心的存在。そんな価値観で人間関係を築いている人です。
優越感を得たい
他人にいちいちうるさい男性は優越感に浸りたいためで、自己肯定感が低いことが関係しています。うるさいことを他人に言い続け、相手が迷惑に感じていても自分は満足。
人の気持ちやその場の空気をコントロールできる自分が凄いと思いたいのでしょう。マウントをとる人にも共通しますが、他人に嫌な思いをさせる手段は劣等感の表れでもあります。
寂しい人
孤独で寂しい人は、周りに自分の存在を忘れてほしくないためにいちいちうるさい心理が働き、自分の存在をアピールしようとします。コミュニケーションスキルが低い傾向があるので、世間話のような当たり障りのない話が苦手。
他人を責めたり指示したりする立場が快適なので、何かと他人に注意する存在です。寂しい人は間違えるとお節介な人となり、自分の居場所を見つけるために無理をしてしまうこともあるでしょう。
いちいちうるさい恋人のメリット
いちいちうるさい人が周囲にいると生活しづらく感じますが、もし彼氏がそんなタイプならどうなるのでしょうか。まずはメリットからご紹介しましょう。
真面目
いちいちうるさい人が言っていることは決して間違っているわけではありませんが、言い方が厳しい、しつこいなど、イメージが悪くなりやすい要素があります。
しかし根っからの真面目な性格なので、恋愛していても誠実で嘘をつくことはないでしょう。小言が多く周囲の人が距離を置いてしまうので、友人の数はそれほど多くない傾向があります。
信頼する人には何でもさらけ出しますが、基本的に他人を警戒するところも。性格を理解してあげると長所が発揮され、お互いに真面目な恋愛ができる相手でしょう。
何でも覚えている
いちいちうるさいのはそれだけ詳細を覚えているためで、人がやったことを掘り返して忠告したり、細かい作業の手順を指摘したり、記憶力のよさは人一倍です。
他人に指摘するくらいなので、自分も完璧主義で徹底的に物ごとを追究します。ただ記憶するためにストレスを感じていることもあるので、たまには肩の力を抜いて暮らすことも必要。彼女との約束もしっかり守りますので、逆に言ったことを恋人が忘れると不快に感じます。
話題が絶えない
会話の内容に関係なく、いちいちうるさい人はネタが尽きないことが特徴なので、デート中に沈黙することは少ないでしょう。公園のベンチに座って周囲の人を見ながら愚痴をこぼしたり、アイデアを用いて話題を提供したりします。
細かいことにうるさい性格は控えてもらいたいところですが、話題の引き出しが多いことは彼氏としても評価すべきポイント。疲れている時にモチベーションを高めてくれるので、相談ごとを持ちかけやすい相手でもあるでしょう。
いちいちうるさい彼氏のデメリット
細かい性格で、何かにつけて一言多くなってしまう彼氏。次のようなデメリットがあるかもしれませんので、気になる時は自分のペースを崩さないよう上手に対処していきましょう。
こだわりが強すぎる
自分のやり方にこだわりがある人は、他人のやることにいちいち小言を言うことがあります。恋人に対しても考え方を押しつけるところがあるので、意見がぶつかって喧嘩になることもあるでしょう。
細かい人や大雑把なことを嫌いますので、彼女が「やってみれば何とかなるよ」と楽観的な人だと厳しく忠告してくることも。こだわりがある人は基本的にプライドが高い傾向がありますので、自分を認めてもらうために一歩も引かない姿勢をアピールします。
束縛する
彼氏の束縛は彼女にとってストレスになりますし、信頼関係がないことを象徴してしまいます。いちいちうるさい彼氏は、彼女のことは好きでも完全に心を許していない部分がありますので、必然的に彼女の行動を監視しないと不安になるのです。
自信がないため、彼女が他の人を好きになるのでは…と過剰に心配し、小言を言ってしまう場面もあります。友人との付き合い方を制限するほど束縛することもあるでしょう。
理屈っぽい
いちいちうるさい彼氏は、他人の意見を受け入れることは苦手で共感してくれることもありません。自分の考え方を押し通したい性格で理屈っぽいところがあり、口論になるといつまでも平行線。機嫌を損ねないためにも、彼女が折れて我慢することが多くなります。
まとめ
いちいちうるさい男性は、心理的に自分の存在を認めてもらいたい思いがあるのでしょう。恋愛相手としてはメリットもデメリットもありますが、お互いに不足する部分をカバーしながらよい関係を築いていきたいですね。
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