偉そうな人のことは、心理状況を考えて上手に対処することが大切です。カチンとくる態度に攻撃的なリアクションをすると、相手はエスカレートして収集がつかなくなる恐れもあるでしょう。
なんでこんな時に偉そうな態度をとるの?と不思議に感じる人が、周囲に一人くらいいるのではないでしょうか。
完全に無視することはできないこのような人たち。これから上手に付き合うためのコツについて、詳しく見ていきましょう。
人の態度や仕草にはあらゆる意味やメッセージが込められているため、こちらがどのようにして受け止めるかが付き合うポイントです。
それでは早速ですが、気になる偉そうな人の心理について、知っておきたいポイントを詳しくご説明しましょう。
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こんな状況は頭にくる!
偉そうな人は、友人や職場仲間などに必ず存在しています。無視したいところですが、どうしても付き合わなければならない人もいるでしょう。
このようなシチュエーションで頭にきた経験は、きっとあるのではないでしょうか。
知ったかぶりをされる
本当に知っているの?その情報はどこから手に入れたの?というように、なんでも知っているふりをする人がいます。
たとえば新しくオープンしたショッピングモールの話題で盛り上がっている時、すかさず輪に入る偉そうな人。
さも詳しいことを知っているように、話し始める人もいますよね。「あのモールはいいショップ入ってないよ」と、必ず否定的なコメントをしてくることも特徴です。
話をさえぎってくる
偉そうな人は人の話を聞くことを嫌います。相手の話が終わらないうちにさえぎり、違う話題に無理やり方向転換をしてくるでしょう。
自分の話題を相手に無理やり聞かせるのは、偉そうな人の心理があるため。退屈だと思う話を聞かされると、いつの間にかその場から消えていくこともあります。
命令口調で話す
「これやっといて」「早く電話してよ」など命令口調で話すのは、偉そうな人の特徴だといえます。
友人同士であり対等な立場のはずが、相手のほうが偉いように感じることがありますよね。命令口調の人は相手の気持ちを考えないところがあるので、苦手で付き合いたくないと思う人も多いはずです。
偉そうな人の心理状態を考えてみよう
偉そうな人の心理は理解したくない部分もありますが、上手く付き合うためには相手の心の中についても知る必要があります。心理状態として考えられるポイントは、次の通りです。
相手を支配したい
偉そうな人の心理は相手を思い通りにしたいので、支配力を誇示する特徴があります。相手がいないと偉そうな態度をとることはできませんので、必然的にグループに所属するなど自分の居場所を確保しています。
嫌がる相手に言うことを聞かせる、なんでも思うように物ごとを進めたい。そのためには圧力をかけ、人を支配することが必要だと考えているのです。
職場の上司など、立場的が自分より上の相手なら納得できる部分はあります。でも友人や知り合いなどが偉そうな態度だと、とても不快ですよね。
自己中心的
相手のことを考えられない自己中心的な人は、近年とても増加しているように感じませんか。
甘やかされて育った人は、大人になっても自分のやりたいことしかできなくなります。偉そうにする人は、自分の価値観で物ごとを判断する傾向があるでしょう。
自己中心的な人は人間関係や仕事でも上手くいかないことが増えますが、自覚していない点も特徴だといえるでしょう。
プライドが高い
プライドが高い人と付き合うのは辛いものですが、世の中にはプライドを隠しながら生きている人も存在しますよね。
自分のミスを認められないタイプ、他の人を褒めたくないなど、性格も多様化しています。このプライドが邪魔すると偉そうな心理に変わり、相手に強気な態度で接してしまうことがあります。
プライドは相手に見せるものでなく、本来なら自分の心の中で抱くものだといえるでしょう。
自信がない
自信がないと、行動や仕草でその不安を隠そうとします。偉そうな人は自信のなさを人に知られたくないため、攻撃的な態度で人に接しているのです。
自信がない人の共通点として、人の評価を気にするところがあります。怒られたくない、もっと評価されたいと思うために、偉そうな態度で自分の存在をアピールしているのでしょう。
注目されたい
本物のリーダーは、意識しなくても周囲が自然とついてきてくれます。偉そうな人はリーダーの品格がないために、無理やり人をコントロールして注目してほしいのです。
注目されるためには、人の興味を引くものを持っていなければなりませんよね。尊敬されない、好感を与えないという性格では、いくら頑張っても注目されない可能性が高いでしょう。
そのような矛盾している背景も、偉そうな態度になる原因。注目されたいけれど、どうすればよいかわからないのが本音です。
相手に振り回されないで上手く付き合う方法
偉そうな人は心理を理解して、相手に振り回されないように付き合うのが理想です。しかしこちらも力で対抗すると距離感が出てしまうため、上手な対処が求められます。
次のポイントを意識して、これからは偉そうな人と上手く関係を築いてくださいね。
自分らしく過ごすこと
偉そうな人は、自分がコントロールしやすいタイプの人を知っています。一度標的にされると話し相手や、いじる相手になってしまう恐れがあります。
偉そうな人を怒らせたくないと不安になった時、自然とこちらの態度を相手に合わせてしまうでしょう。
偉そうな人をもっと偉そうにしてしまうのは、自分の態度も原因の可能性があります。このような悪いサイクルをなくすためには、できる限り自分らしさを大切にすること。
言いたいことがあれば、はっきりと伝えることが大切ですね。
攻撃せずにやんわりと付き合う
どうしても付き合いが必要な職場の上司や友人などは、その心理を知り相手の目的を考えることがコツです。
偉そうな人は相手を支配したい欲望があるため、一方的に力をアピールしてくるでしょう。そこで相手を刺激するような態度をとるとさらに熱くなり、過激な態度をとってくる可能性があります。
無難に接する方法としては、やんわりと相手の話を聞き受け流すこと。感謝すべき時は心を込めていなくとも「ありがとう」と口先だけで言えば、相手は簡単に納得します。
一切関わりを持たない
関係を築く必要がない場合は、コミュニケーションをとる必要はありません。偉そうな人は心理的にやっている行動や態度が多く、根本から人間性を変えるのは難しい場合もあるでしょう。
努力して接しても、今後自分にとってなんのメリットもないと判断するケースも。それなら一切関わりを持たず、一緒にいて快適だと感じる人とだけ付き合うことも方法です。
最初は適度な距離を置いて、徐々に自分の生活範囲から相手を除いていきましょう。
相手の弱みを見つける
あの人には絶対に負けたくないと感じる相手なら、弱みを掴んで接することも方法です。たとえば命令口調で話しかけてくる人には、同じような態度で接するなど。
相手が、自分の行動を客観的に見るチャンスを与えればよいのです。「その話ってどこから聞いたの?」と一言質問するだけでも、偉そうにする人は急に大人しくなる可能性があります。
まとめ
偉そうな人の心理について、納得できる部分は見つかりましたか。私たちは人生で知り合う人や出会う人から、さまざまなことを学びます。
付き合いにくい偉そうな人も、人間関係の試練のひとつに。上手く対処できるようになると、自分がさらに成長できるチャンスになるでしょう。
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