妻の呼び方は、心理的に変わる場合があります。一般的には奥さん、かみさん、女房などがありますが「妻」という呼称は、書類に記載する際にもよく見る呼び名ですよね。
そこで今回は女性が呼ばれたい呼び名と、妻の呼び方でわかる男性心理についてご説明していきましょう。正しい呼び名はあるのか、それぞれの意味を一緒に考えてみてください。
正しい夫婦の呼び方について
夫婦がお互いを呼ぶ時の呼び方に、これが確実に正しいというものはありませんが、年代によっての違いや場所に合わせて呼び方を変えることがありますよね。では世の中の人はどう呼び合っているのか、まずは見ていきましょう。
嫁が1位
妻の呼び方は心理背景も関係しているといわれていますが、世間一般的には男性が相手を呼ぶ時は「嫁」が最も多いといわれています。
年代ごとに見ても20代~50代までの人は、嫁と呼ぶケースが多くなっていますので、ほとんどの男性が配偶者を嫁と呼ぶことがわかります。
60代になると「家内」になり、50代男性も嫁の次は家内と呼んでいるでしょう。若い年代層では嫁の次に「奥さん」が多く、名前で呼ぶ人は意外と少ない傾向があります。
こだわるのは若い世代
妻の呼び方を意識しているかどうかは、年齢が高くなるほどこだわらない人が多いもの。若い人は周囲の視線を気にするためか、夫婦の呼び方にこだわる人が多い傾向があります。
女性の場合、20代~40代までは「旦那」が圧倒的に多く、50代以降になると「主人」が増えてきます。他にも「パパ」「相手の名前」「あだな」など、結婚期間が長くなると今更お互いの呼び方を変えるのは、違和感を覚える場合が多いのでしょう。
呼び方で異なる意味について
妻の呼び方は「嫁」「妻」「かみさん」「女房」など色々とありますが、知らないで使っている呼び名には実は意味があります。妻というのは、自分の配偶者を示す呼び名。
とても多く呼ばれる「嫁」とは、本来息子の妻を指す意味があるようです。「奥さん」というのは第三者の妻を示し、「かみさん」は商人の妻やその家の女主人という意味。
それぞれ若干違う意味をきちんと理解して、使い分けている人はきっと少ないでしょう。それよりもお互いが居心地よく呼び合える名前が一番安心です。
妻の呼び方でわかる男性心理について
では妻の呼び方でわかる男性の心理背景について、気になるポイントをご説明していきましょう。女性が男性に求めているのは、どのようなことなのでしょうか。
嫁と呼ぶ心理について
嫁という呼び方は近年定着していますので、女性が思うほどこだわる人もいないでしょう。妻の呼び方でわかる男性心理ですが、何気なく「嫁」を連呼するのは、実は支配的な関係を意識している場合があります。
嫁といわれると旦那さんに服従しているようで、嫌だという人もいるはず。嫁と呼ぶ男性は相手をコントロールしたい願望がありますので、まずは呼び方から自分の立場を相手に示しているのでしょう。
しかし実際は、そんな気持ちが相手に通じることもなく、姉さん女房のように振り回されてしまう男性も多いかもしれません。
奥さんと呼ぶ心理
妻の呼び方でわかる心理は、相手に愛着があり親しみを込めて呼ぶ「奥さん」があります。妻や家内というのは、会社の上司などに紹介する際に使う呼び名で、とても公的な印象を受けますよね。
奥さんならとても可愛らしく親しみがありますので、女性にとっても嬉しい呼び名でしょう。奥さんと呼ぶ男性心理は、とても大切に女性を思っている気持ちがあり、友人のような楽しい関係があります。
他人に自分の奥さんのことを話す時に、優しい旦那さんに見られたい願望も隠されています。
○○ちゃんと名前で呼ぶ心理
付き合っている頃から変わらない名前の妻の呼び方は、心理的に恋人関係を意識していると考えられます。結婚すると夫婦として認められたいため、呼び方を変えたほうがよいかどうか悩むことがありますよね。
名前の呼び捨てや○○ちゃんなど、昔から変わらない呼び名を続けるのは、恋人関係を大切にしている人。子供が生まれても夫婦の関係を大切にしている、ロマンチストなタイプかもしれません。
妻と呼ぶ心理
「私の妻が…」と、普段から「妻」を呼び方にしている男性心理は、マナーを重んじることがわかります。固定観念が強く、物ごとはこうあるべきという姿勢を崩さず生活しているでしょう。
またいつもは違う呼び名で呼んでいる男性が、いきなり「妻」と呼び名を変えるのは、相手に距離を感じているため。たとえば友人同士で夫婦の話をするなら「うちのかみさんが…」など、親しみを込めた呼び方をしますよね。
他人を相手に話す際や、目上の人にマナーを持って接する場合は、心理的にもプレッシャーがあるでしょう。こういう場合は、妻の呼び方も正式にするべきだと注意してしまう瞬間です。
家庭外ではこう呼ばれたい?
妻の呼び方は男性心理がわかりますので、夫婦の関係が判断できますよね。二人だけならとてもリラックスした空間なので、名前を呼ばなくても「ねえ」「あのさ」など、なんとなく通じるものがあるはずです。
でも気になるのは、旦那さんが家庭外で自分をどう呼んでいるのか。そこで女性が不安になることもある、家庭外での呼び名についてご説明しましょう。
親しい人の場合
妻の呼び方になんとなくのルールはありますが、絶対に正しい呼び名はありませんので、お互いに納得していればそれでよいのでしょう。
しかし二人が一緒でない時こそ、他人にどうアピールしているか気になりますよね。親しい友人と話す時は「かみさん」「奥さん」と呼ばれるのが一番無難です。
家内というのは専業主婦を示す意味があるといわれていますので、共働きの夫婦ならふさわしくないこともあるでしょう。奥さんというのは可愛らしいカップルをイメージさせるので、家庭外では親愛の意味を込めて奥さんと呼ばれたい女性が多いはずです。
職場の目上の人
結婚式などのフォーマルな場所で、目上の人に夫婦の話をする場合など。職場関係や取引先には「妻」と正式な呼び方で呼ばれたいですよね。
夫婦歴が長いカップルなら「妻」は、ごく自然に出てくる呼び名だと考えられます。若い世代の人が意識しやすい呼び名。旦那さんが目上の人にきちんと夫婦の話をできる、マナーのある人であることを願います。
逆に女房や嫁と紹介されてしまうと、旦那さんがとても優位に見えるので、家庭外ではきちんと思いやりを持った呼び名で呼ばれたいですね。
同僚などの知人
週末に家族で出かけた話を職場の同僚にする際など、親しい人には「嫁さん」「かみさん」、また人によっては「ママ」と呼ぶこともあるでしょう。
妻の呼び方で夫婦関係がなんとなく想像できるので、家庭外では違和感のない呼び名がよいですよね。子供が小さい夫婦ならママ、パパと呼び合うこともよくあります。
その延長でつい知人にも「ママが…」と、プライベートがわかるように話してしまうこともあるかもしれません。
愛情を感じる呼び名
家庭外で呼ばれる時は、夫婦円満であることがわかるように、愛情を込めた呼び名が最適だといえるでしょう。名前で呼ばれたい女性は意外と多く、いつまでも恋人時代を続けたい思いがあります。
嫁や妻、かみさんなど色々な呼び方がありますが、その人らしく愛情を込めた呼び方が理想的ですね。
まとめ
妻の呼び方は男性心理が関係していますので、どのような場所で奥さんの話をするか、自分がどう見られたいか、あらゆる思いが交差しているでしょう。
呼び名は相手への気持ちが込められていますので、気になる時は呼び名を変えてもらうのもよいですね。
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