専業主婦になってほしいという男性心理。女性の中には、快く受け止められない人もいるかもしれません。今は夫婦共働きも決して珍しいことではないため、家事をして毎日過ごすのが退屈に感じることもあるでしょう。
そこで今回は、専業主婦になってほしいという男性心理の深層について、徹底的にご解説していきますね。
専業主婦になってほしい男性心理とは?
専業主婦になりたい人、仕事で頑張りたい人など、女性にも色々な考え方があります。結婚後どうするかはお互いに相談し合うべきことですが、稀に専業主婦になってくれと熱望してくる男性もいます。そんな時の心理背景について、考えられることを見ていきましょう。
プライドが高い
専業主婦になってほしいという男性心理は、自分の経済力を周囲にアピールしたいプライドが関係しています。夫婦共働きなのは、男性一人の収入では生活できないからだというイメージを持っているタイプ。
しかし実際には、女性がキャリアを伸ばすために家庭と仕事を両立することもよくありますので、必ずしも夫婦共働きがお金のためだとは限りません。
しかし高収入の男性は、女性に金銭的な心配をかけたくないため、男としてのプライドで専業主婦になってほしいと考えるでしょう。充分稼ぎがあるから、家のことをしっかりやってくれればいいという男性は、女性にとっての理想でもあるかもしれません。
自分が癒されたい
専業主婦になってほしいという男性心理は、ストレスがあるので癒されたいことが関係しています。仕事とプライベートをきっちり分けるタイプで、家ではのんびりと安らぎを求めているでしょう。
仕事をしている女性だと、残業で家に帰るのが遅くなり、出来立ての夕飯が食べられないこともよくあるはず。疲れて家事まできちんとできないと、自分も家事に参加しなければなりません。
そんな負担を考えると、自分の家が癒しの場所ではなくなってしまうので、結婚する女性には専業主婦になってほしい願望が強くなります。
焼きもち焼き
専業主婦になってほしいという男性心理の裏には、焼きもち焼きの性格も関係しています。職場で好きな人ができたら困る、自分との付き合いよりも会社の人とのやりとりのほうが楽しくなったら嫌など。
働く妻に対して嫉妬心が湧いてしまうため、専業主婦でずっと家で自分の帰りを待っていてほしい気持ちがあります。できるだけ社会生活とは切り離し、好きな人を独り占めしたいのでしょう。
焼きもち焼きの男性は、たとえ妻が専業主婦でも、仕事途中に何度もメッセージや電話で無事かどうかを確認してくるはず。そんな態度は、次第に負担に感じてしまう女性もいます。
よい母親になってほしい
子供の頃に母親から充分な愛情を得られなかった人や、親が自営業でいつも一人で遊んでいたなど。子供目線で母親の存在をとても大切にする人は、専業主婦になってほしい男性心理が働きます。
子供を預けて仕事をするのではなく、たっぷり一緒の時間を過ごしてほしいと自分の経験上感じているのでしょう。また子供をきちんと教育したい男性は、しっかり子育てに集中してほしいため、仕事はせず専業主婦になってほしいと願います。女性にかかる負担以上に、子供の将来がとても気になっているのです。
とても古風な性格
古風な考え方をする男性は、専業主婦になってほしいという心理が働きます。女性は家庭を守るべきという意識があるため、仕事をして稼ぐのは男性の仕事だと思っているのです。
結婚したら、女性が専業主婦になるのは当たり前のことという考えも。たとえ時代が変わっても、男性としての役目を全うしたいタイプです。
そのため家のことは全て妻に任せきりになる傾向もあり、亭主関白になりやすいかもしれません。
お金の管理をしてほしい
共働きになると、それぞれのお金は自分で管理することが増えますが、専業主婦だと夫の給料は妻に渡すシステムになることがよくあります。
そんな暮らし方を好む人は、専業主婦になってほしい心理背景があります。自分で稼いだお金は好きに使いたいと、金銭的に有利な立場でいたいのでしょう。
共働きだと自分のお小遣いは自由に使えるようになるので、管理が行き届きません。その点専業主婦なら、限られた金額でやりくりしてもらうので、自分に都合よくお金が使えると思っています。
物ごとに対する欲が強く、とくにお金には細かい性格なので、家計簿もしっかりつけないと納得しないかもしれません。
共働きを希望する男性は注意?
専業主婦になってほしいという男性は、経済的なゆとりがあり、結婚相手にするなら安心できるかもしれません。逆に結婚後に共働きを希望している男性や強制してくる場合は、次のような理由で少し注意したほうがよいでしょう。
女性の収入をあてにしている
共働きを希望する男性は、女性の収入に頼る可能性があるので注意が必要です。女性の働き方やキャリアを理解してくれる人も多いのですが、中には経済的な理由で女性の収入をあてにして、少し自分が楽をしたいと考える人もいるでしょう。
好きな人が毎日家のことをやってくれて、しかも収入のサポートがあると、利益ばかりを狙う人。そのような結婚観がある男性と一緒になると、女性の負担が増えてしまう可能性が高くなりますね。
子供が欲しくない
仕事と家庭の両立は、女性にとって覚悟が必要ですが、専業主婦になってほしいという男性は子供が欲しくないことも考えられます。
いつまでも恋人のように仲良く結婚生活を送りたい願望が強く、子供が生まれて妻をとられてしまうのが嫌なのでしょう。そのため時間的な制約が増える共働きを好み、それぞれの時間を有意義に過ごしたい願望があります。
あまり責任感がない
休日に自分が育児の手伝いをしたり、家の掃除をしたりするのは、男性にとって楽なことではありません。夫婦共働きは、夫の理解とサポートが何よりも大切。
手伝ってあげているという認識ではなく、自分も参加するものだと理解してくれる人のほうが、結婚生活はスムーズになるでしょう。共働きを希望する男性は、専業主婦の妻を助けたり、愚痴こぼしを聞きたくなかったりすることも理由。「家庭は自分が守る」という責任感があまりない可能性もあります。
専業主婦になるための心構えとは?
専業主婦になってほしいという男性の思いは、納得できる部分もあるでしょう。結婚後の女性の働き方については、二人で話し合うことがとても大切。
もし専業主婦の道を選択する場合は、よりよい結婚生活のために次のポイントを意識してみましょう。
楽ではないことを理解する
専業主婦になったら毎日昼寝をして、友人とお茶もできると簡単に考えてしまうのは避けたいもの。家でやることはたくさんありますし、社会生活から切り離され、孤立した気分になることもあるでしょう。
専業主婦は、楽な結婚生活への逃げ道ではありません。毎日スケジュールを組み、夫が一生懸命働いている時に自分が何をするべきかを考えることが大切です。
家庭を癒しの場にする
専業主婦を希望する男性は、仕事で疲れてホッと息抜きができる癒しの場所を求めています。そのためには仕事の話や愚痴を聞いてあげる心の余裕も大切。
癒しを提供するためには自分の息抜きも必要なので、場合によっては午前中だけのパートなど、家事に影響がない程度に働くことも検討してみましょう。
まとめ
専業主婦になってほしい男性心理を理解すると、結婚後の過ごし方はいくつかアイデアが湧いてくるでしょう。お互いに責任感を持ち、幸福な家庭を築く気持ちが大切。そのためには男女平等に、お互いの要望を満たすことが必要ですね。
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