結婚する気がないのは、心理的にどのようなことが関係しているのでしょうか。結婚は恋愛をするのとは異なり、あらゆることを考えて判断する必要があります。
人生の転換期にもなるため、気軽に結婚できないのは当然のこと。しかし恋人がいても結婚を考えない人もいるように、世の中には結婚願望がない人もいるようです。そこで今回は、結婚する気がない人の心理について詳しくまとめました。
結婚する気がない心理について
結婚する気がないのは、次のような心理が影響しています。男女それぞれ結婚観は異なりますが、結婚に対して前向きでないのは心理的な理由があるからなのです。
人に合わせるのが苦手
結婚する気がないのは、心理的に他人に合わせて暮らすのが苦手なためで、好きなようにやりたい願望が強い人です。結婚すれば夫婦で一緒にやることはたくさんありますし、疲れていてもパートナーをサポートしてあげなければいけない場面もあります。
結婚生活とはお互いに譲り合い、考え方をすり合わせていかないと上手くいかないため、人に合わせるのが苦手な人は結婚が面倒なものに感じてしまうでしょう。
しかし思わぬところで一緒にいて居心地がいい相手と出会えることもあり、そんな運命的な出会いから結婚につながる場合もあります。
自分のためにお金を使いたい
結婚する気がないのは、心理的にお金に執着しているところがあり、結婚して相手のためにお金を使うのが嫌なのです。自分で稼いだお金で好きなものを買ったり食べたりしたい思いがあり、共同生活には興味がないのでしょう。
基本的にお金にはシビアな人。お金がないわけではありませんが、自分が豊かに暮らすことを優先しているので、結婚生活は金銭的に損するものだという意識があります。
男性なら今まで好きに使っていたお金が、結婚したらお小遣い制になり、独身時代の自由が全くなくなることに不安を抱きます。
浮気しそうで不安
結婚する気がないのは、心理的に自分がいつまでも相手を想い続けられるか不安なためです。飽きっぽい性格を自覚している人なら、結婚後に浮気する可能性にも気づいているでしょう。
相手を悲しませないよう結婚はせず、恋愛関係のままでいたいのです。現在付き合っている人がいるのに結婚する気がない心理になるのは、相手を「結婚相手」として見られないことも理由。好きな気持ちだけでは結婚できない…と冷静に将来を考えているのかもしれません。
責任を追うのが嫌
結婚する気がないのは、心理的に責任逃れしたい思いが関係しています。結婚は男女共に責任があり、お互いに相手の人生を幸福なものにする覚悟が必要。
そのため長く交際している人がいても、責任を考えると結婚に踏み切れないこともあります。結婚するにあたってはさまざまな心構えがあり、自分の生活も大きく変わります。
さらに男性は家族を養う責任を負い、女性は育児や家事などを任されてきちんとやらなければいけない責任が発生する場合もあるでしょう。そんなことを考えていると「そもそも何のために結婚するのか」と疑問を抱くこともありますが、心から大切に思える人に出会えれば、その人を支えていくことが生きがいとなるケースもあるのです。
相手の家族との付き合いが負担
結婚する気がないのは、心理的に人付き合いが苦手なところがあり、結婚することで相手の家族や親戚と付き合わなければいけなくなるのが辛いのです。好きな人と二人だけでずっと生活できるなら結婚したい…と思っているでしょう。
しかし結婚は家族が増えるように付き合う人の範囲も広くなり、何かと集まることも増えます。人付き合いが苦手な人にとって、結婚により周辺の環境が変わってしまうことがとても不安なのでしょう。
結婚によいイメージがない
結婚する気がないのは、心理的にネガティブな印象が強いためです。自分が育った環境があまりよくない場合、両親がいつも喧嘩していた、離婚したなど、結婚生活が精神的な負担にしか思えない状態もあるでしょう。
幸福な人生のスタートではなく、苦労の始まりのような気持ちになっています。離婚件数が年々増加する今の時代、離婚を想定して結婚するのは嫌ですよね。
しかし何かと不安が尽きない時代だからこそ、パートナーと支え合って生きていくことの大切さを実感することもあります。
妥協したくない
結婚する気がないのは、心理的に妥協するのが嫌なため。周囲の意見に流されず、自分の考え方がしっかりしている人です。結婚相手に求める条件があり、それを全て満たした人でないと結婚したくないと冷静に考えているため、いいなと思う人がいても条件をクリアしていないと結婚する気はありません。
多少の妥協も許さない厳しい人。完璧主義なところもありますので、細部まで結婚相手にこだわり、チャンスを逃してしまう可能性があります。結婚願望がある場合は、一度条件を見つめ直して譲歩できる点とできない点を明らかにしておきたいですね。
結婚するメリットがわからない
結婚する気がないのは、心理的に結婚にメリットや魅力を感じていないからです。恋愛の延長線上に結婚があることはわかっていても、好きな人と人生を共にするなら恋人関係でも充分。結婚しなくても同棲すれば夫婦のようなものだと思うのかもしれません。
枠にはまらず好きな人と人生を送る人が増えている時代背景もありますが、やはり家庭を持ったほうが家族としての意識が湧き、結束力も強くなるという考え方もあるでしょう。
結婚願望がない人に共通すること
誰しも結婚はある年齢になると視野に入れるもので、周りも結婚についてコメントしてくるようになります。では、結婚願望がない人にはどのような共通点があるのか見ていきましょう。
お金がある
結婚願望がないのは決して悪いことではありませんが、周囲が次々と結婚していくと自分は変わっているのかと不安になるでしょう。そんな結婚願望がない人は、お金をある程度持っていることが特徴。
自分名義のマンションがあるなど、将来住む場所があり収入が安定していると精神的にも自立し、絶対に結婚しなければいけないという意識がなくなります。
とくに女性の場合、一人で生涯暮らせるだけの環境があれば、男性に頼らなくてもよいのです。自立した人は、他人の価値観や意見に流されない特徴がありますので、結婚しなくても気にならないのでしょう。
モテる
結婚願望がない人は、とてもモテることも共通点です。本気になればいつでも結婚相手は見つかる…という余裕があるので、特に婚活するわけでもなく、恋人がいつもいる状態。
モテるので恋愛に困ることはなく、新鮮な緊張感があるので幸福なのです。結婚と独身はどちらが幸福か、考え方はその人次第。モテるのに結婚しない人の理由は周囲も気になるはずですが、人付き合いが多くモテるなら、孤独にならず人生を送ることが可能なのでしょう。
心から好きだと思える人に出会うことがあれば、その時に初めて結婚願望が湧いてくるかもしれません。
子供の頃に辛い思いをした
結婚願望がない人の共通点は、育った環境があまりよくないことがあります。家庭環境の違いは、結婚してから夫婦がぶつかる原因のひとつ。育ちの違いは考え方にも影響していますので、家族仲が悪い家庭で育った人、両親が小さい頃に離婚した人など、結婚に違和感を覚える場合は結婚に夢を抱くことは少ないでしょう。
自分が結婚したら親と同じような運命を辿る不安。また家庭環境が悪かったため、相手を思いやる方法がわからず、勇気が出せない心境もあるかもしれません。
結婚への道のりに不安を抱く場合は、親身にサポートしてくれる結婚相談所に入会することで、安心して婚活を進めていくことができます。
まとめ
結婚する気がない心理とは、結婚によい印象がない、または一人で過ごす時間が幸福なのかもしれません。結婚について好きな人と温度差が生じるのはよくあることですが、冷静に考えてゆっくり価値観を合わせていくことがとても大切です。
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