旅行自慢する人の心理は実は承認欲求だった?話にうんざりしたときの対処策

行動心理

旅行自慢するのは心理的に承認欲求が関係しているようですが、他人の旅の話は場合によっては退屈に感じてしまうことがありますよね。しかしせっかくシェアしてくれる思い出。

冷たい態度であしらうのもできれば避けたいことです。そこで今回は、旅行自慢する人の心理や話にうんざりした時の対処策について詳しくご紹介していきましょう。

 

旅行自慢する人の心理について

旅行自慢する人の心理は実は承認欲求だった?話にうんざりしたときの対処策「先月ハワイに行ってきたよ」「ヨーロッパは何度も行ったことがある」など、数ある自慢話の中でも「旅行」のことをやたらとアピールする人がいます。そのような人の心理背景にはどういったことが関係しているのか、早速理由をご紹介していきましょう。

 

共通点を探している

旅行自慢をする人は相手との共通点を探しているためで、あまりよく知らない相手であったり、もっと相手を知りたいと思っていたりすることが理由です。コミュニケーションは人と近づくテクニックで、共通点があると尚親近感が湧き急速に仲良くなりますよね。

旅行は趣味でもあり、人柄を知るためにもよい話題になりますので、共通点がないか探っている状態です。「ハワイなら私も行ったことがありますよ」と同じ経験をシェアすることで、もっと距離感をなくしたい心理があります。

 

経済力の自慢

旅行自慢する人は、旅行ではなく本当は「経済力」を自慢したい心理があります。とくに自慢の対象になるのはコストがかかる海外旅行。毎年家族で海外旅行をしたり、週末を利用してサッとアジア旅行してきたり、とても羽振りのよい生活を周囲にアピールすることが目的です。

空港に到着したことをSNSで報告。飛行機の写真を背景ににっこりピースサイン。「よくそんなに海外旅行するほどお金があるね」と皆が噂している様子をイメージしながらウキウキしています。

 

見栄っ張り

旅行自慢する人はとても見栄っ張りな性格で、自分をよく見せるために話を大げさにして周りに伝えることがあります。旅行自慢も実際は一泊しかしていないのに高級旅館に一週間滞在したと言うなど、見栄を張りすぎて逆に周囲が疑ってしまうことも。

見栄を張るのは、基本的に自分に自信がないため。実情は伴っていないのに外見だけでも合わせようと必死になっています。自慢して努力したにもかかわらず、あまり効果は出ていないかもしれません。

 

会話を盛り上げたいから

旅行自慢する人は心理的にその場を盛り上げたいためで、とても社交性の高い性格が関係しています。内向的な人との会話や共通点がない人同士の集まり、職場のランチ休憩などでシーンと静まり返る時。

居心地の悪さを感じないよう積極的に話題を提供する人です。旅行の話は誰にでも受け入れられやすく、そこからグルメや趣味の話に展開しやすいですよね。会話を盛り上げるのが上手な人は、自分の旅行の失敗談などもプラスして皆を楽しませてくれます。

 

情報を提供している

旅行自慢する人は、心理的に周りの人に情報を提供しているつもりです。いつの時期がいいか、コストはいくらか、また現地でおすすめのレストランなど、自分の経験をもとに役立つ情報をシェアしているだけ。

しかしあまりにも旅行の話が多くなり、自慢していると勘違いする人も周りにいるでしょう。実際に初めて行く土地のことは、すでに行ったことがある人の話はとてもためになりますので、関心を寄せる人ならとても盛り上がるはずです。

 

充実している自分をアピールしたい

旅行自慢する人は、心理的に充実している自分を皆に知ってもらいたいため。「リア充」ともいうように、幸福で満たされた人生や生活は自分一人で抱え込んでおけない人もいるようです。

旅行の楽しい思い出は、他人にとってはあまり意味を感じられないことかもしれません。人によっては嫉妬することもあり、過剰な旅行自慢が人間関係を崩すこともあるでしょう。

充実している人と自分を比べると物足りなさを感じてしまうものですが、そんなギャップを相手に与えたい心理があるのです。

 

承認欲求が強い人の特徴

旅行自慢する人の心理は実は承認欲求だった?話にうんざりしたときの対処策旅行自慢する人は、心理的に承認欲求が強いことも関係しています。旅行を通じて他人とつながりたい気持ちや自信をつけるなど、承認欲求はあらゆる形でアピールされています。ではどのようなタイプが承認欲求が強くなるのか、共通点をご紹介しましょう。

 

寂しがり屋

旅行の話で皆に興味を持ってもらいたいと感じるのは寂しがり屋の承認欲求です。孤独がとても嫌い。一人で何かをする勇気がなく、いつもどこかに属していないと不安になります。

そのため旅行の話に共感してくれる人がいると、自分の存在意義を感じて認められたと安心するのでしょう。友人がいないと思われたくないために、一人旅でも友人と一緒だったと話を作り替えて伝えることもあるかもしれません。

 

感受性が強い

旅行はストレス発散や癒しのメリットがありますので、疲れた時は全く知らない土地に行きたくなりますよね。承認欲求が強い人は感受性が強いことが特徴で、周囲の環境に感化されやすい傾向があります。

他人の気持ちを汲んで行動できるものの、エスカレートすると自分の気持ちを無視してしまう場合も。承認欲求が強いと感情の起伏も激しくなり、結果的に楽しいはずの旅行の話もストレスになってしまう可能性があります。

 

焼きもち焼き

旅行自慢する人は、相手の話を聞くよりも自分の話ばかりする傾向があります。それは承認欲求が強すぎるためで、自分を差し置いて他人が評価されることをとても嫌がります。

基本的に焼きもち焼き。恋愛の場面では好きな人を束縛するほど不安になるでしょう。他人から否定されると余計に正当化したくなるので、些細な話題から口論に進展することもあります。

 

プライドが高い

旅行自慢する人は、皆が自分の話に注目してくれる瞬間がとても好きです。目立つことに抵抗はなく、自分の経験談が評価の対象になると思っているため、海外旅行の話やビジネスクラスで海外に行った話など、それとなくプライドをくすぐる話をするでしょう。

プライドが高い人は褒めてくれる人が大好き。とても優しい印象がありますよね。旅行の話なんてよくあること…という態度の人には話さず、素直に驚いてくれる人や絶賛してくれる人を見つけて話をしたがります。

 

うんざりした時の話の聞き方について

旅行自慢する人の心理は実は承認欲求だった?話にうんざりしたときの対処策楽しいはずの旅行の話も自慢になると聞いている人は少々負担に感じますよね。毎回旅行自慢されうんざりする時は、次の方法で上手に対処してみましょう。

 

興味を持って聞く

旅行自慢する人は心理的な要素がありますので、決して悪意を持って話しているわけではありません。そんな背景を理解して、逆に興味を持って話を聞くことも対処方法になります。

「治安は大丈夫ですか?」「現地の物価は高いですか?」など、質問を取り入れて相手の機嫌をとってあげることで、自分の知りたいことがどんどん引き出せる可能性があります。

 

自分の話にすり替える

「そこなら私も去年行きました!」と上手に自分の話にすり替えるのも対処策のひとつです。自分だけが話すチャンスがあると思うと、ひたすら話し続けてしまう旅行自慢する人。

しかし上手にコメントして話題を変えることもできる相手には抵抗を感じて、あまり自慢してこない可能性があります。

 

まとめ

旅行自慢する人は、心理的に自分の弱みをカバーするためにそれとなく自慢しているのでしょう。旅行シーズンになると思い出話を共有する人が増えてきますが、聞く側もポジティブな気持ちで楽しく聞けるとよいですね。

 

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