見捨てられないのは心理作用がそうさせるため・元彼がかわいそうに思うときの対処

恋愛心理

見捨てられない心理は、恋愛関係で体験することがあるかもしれませんが、別れた恋人が可哀想に見えて気持ちの整理がつかないとなかなか次に進めないですよね。

元彼には色々な思いがあり、別れた後すぐに忘れられないのは当然。では見捨てられないのは心理的にどのようなことが考えられるのか、理由や対処方法を詳しくご解説していきましょう。

 

元彼が見捨てられない心理とは?

見捨てられないのは心理作用がそうさせるため・元彼がかわいそうに思うときの対処別れるのは原因があるためで、その時はお互いに納得して決断しているはずですが、元恋人への気持ちはしばらくすると変化していきます。

元彼のことを忘れるのが「見捨てる」ようで可哀想に思うのは、心理的に次のようなことが関係しているためです。

 

情がある

見捨てられないのは、心理的に愛情から情に変わっているため。付き合っていく中で恋人はあらゆる成長をし、人としても知識や経験を身につけます。

時には一緒に苦労して壁を乗り越えることもあり、恋愛感情以上の強い気持ちである「情」が湧くこともあるのです。情と愛情は紙一重。

どちらも感情的なことなのですが、別れることが相手を見捨てるように感じるのは、情が湧くほどの仲間意識があるからかもしれません。

 

プライドがある

元彼が見捨てられないのは、心理的に自分が相手よりも立場が上になっているため。見捨てるという気持ちは、自分がその状況をコントロールしているのと同じなので、自分の判断次第で相手を喜ばせるか、苦しめるか、とても強い立場にあります。

無意識レベルですが、見捨てられない気持ちになるのは、プライドが邪魔しているからといえるでしょう。それは他者よりも高い位置にいる自分に満足したいためなのです。

 

心に余裕がある

見捨てられない心理になるのは、今現在自分の心に余裕があるためで、元彼のことはすっかり忘れ気持ちの整理ができている状態。愛情が残っているわけではなく、心に余裕が生まれるほど過去を振り切っているということなのです。

まだ引きずっている状態なら、相手のことを思いやれるほど自分に余裕はありません。見捨てられない気持ちとは、元彼が今どのような状況に陥っているか、冷静に判断しているからなのでしょう。

 

自己満足している

見捨てられないのは、心理的にそんな感情に陥る自分に満足したいため。他人のことを思いやり、親身に考えてあげる優しい人間なのだと思い込みたい願望があります。

可哀想、何とかしてあげたいと感じるのは、自分の立場が安定していて余裕があるためですよね。他人に対してもゆとりのある態度で接する自分がとても好きなのです。

慈善的なことをして心が満たされるのと同じで、人助けをすると素晴らしいことをした気持ちになり、幸福度が高まるタイプです。

 

自分を責めている

見捨てられないのは、心理的に自分を責めていることが考えられます。元彼が一人で苦しんでいる姿を思うと、何とかしてあげたいけれど何もできない…と元彼を助けられない自分を責め、心理的に自分を許すために相手を哀れに思う気持ちが湧いてきます。

一種の罪悪感のようなもの。元彼を悲しませたことや、幸福にできなかったことに対して責任感を感じてします。そのままやり過ごせないのは、何もできない自分にもどかしさを感じているからでしょう。

 

負い目を感じる

恋人と別れた後に、すっきりと新たな生活に向かえる人は少ないかもしれませんが、人によっては元彼のことを思い、いつまでも気持ちの整理がつかないことがありますよね。

見捨てられないと思う心理の中には、相手に負い目を感じていることもあります。たとえば彼氏にお金を借りたまま、彼氏に窮地を救ってもらったなど。

迷惑をかけたり負担をかけたりしたことがあると、とても申し訳ない感情が高まります。別れて自分だけが楽をするようで、とても後ろめたいのでしょう。

気持ちが上手く自分でも認識できない状態で、負い目が次第に相手を憐憫する気持ちに変わってしまうのです。

 

元彼を見捨てられない時の気持ちの整理法

見捨てられないのは心理作用がそうさせるため・元彼がかわいそうに思うときの対処別れた後に元彼が仕事で失敗した、または何度も復縁を迫ってくるなど、見捨てられない気持ちになるのは情や愛情など色々な気持ちが混ざっているためでしょう。

しかしいつかは前に進まなければならない時、その場合は次のような対処方法で気持ちを整理してみませんか。

 

完全に忘れる必要はない

可哀想に思うのは情があるためで、真剣に恋愛した人なら当然のプロセスです。新しい恋をしようと思っても、それが元彼を裏切るようでできない…と複雑な心境になりますよね。

そんな時は無理して気持ちを整理する必要はなく、むしろ過去の思い出として記憶に残しておくことも方法です。ただし元彼を思い出した時に自分が苦しくならないよう、よい気持ちだけを意識すること。

見捨てられない心理も、それだけ元彼を好きだった証拠なのだと冷静に理解してみてください。

 

記憶を美化しすぎない

別れると相手が素敵に見えるということはよくありますよね。それは自分の記憶の中でよいことばかりが印象に残り、元彼を美化しているためなのです。

恋愛中は脳も幸福物質をたくさん分泌しているので、プラスの気持ちを感じやすい状態。するとその状態に慣れてしまい、別れた後の辛い時期は幸せを探して、楽しい記憶が自然に思い出されてしまうのです。

別れた原因よりも、楽しかった時をたくさん思い出す状態。美化された記憶のままで、相手への思いはいつまでも整理できないでしょう。

そんな時は現実的に考え、元彼のよかったところと悪かったところを紙に書き出してください。そうすれば頭の中でも正しく記憶が整理されるはずです。

 

自分の幸福を考えよう

見捨てられない元彼のために、自分の幸福を見過ごしてしまうのはできれば避けたいことです。情が湧く相手には、自分も同じ状態にならないと不公平で納得できないことがあります。

見捨てられない気持ちをずっと引きずった場合、その先には何が期待されるでしょうか。もし元彼にあっさり新しい彼女ができたら、いつまでも可哀想に思ってあげた長い時間のことがとてももったいなく感じるでしょう。

可哀想だと思われる人よりも、可愛そうに思っている人のほうが実は不利なこともあるのです。まずは自分の幸福を考え、それから気持ちの整理をすることも大切になります。

 

見捨てられない元彼と再会するべき?

見捨てられないのは心理作用がそうさせるため・元彼がかわいそうに思うときの対処別れた後の気持ちの整理は、とても時間がかかります。可愛そうになると、元彼の強いアプローチに負けて、復縁を考えるようになることも。そんな時の判断ポイントについてご説明していきますね。

 

冷静になるまで待つ

別れた直後は、お互いに感情に流されやすい状態なので、見捨てられない元彼に会ってしまうとその勢いだけでよりを戻してしまうこともあります。

まずは冷静に相手のことを考えられるようになるまで、冷却期間を置いてから再会するかどうかを判断してくださいね。

 

SNSをチェックしてみよう

可哀想だから会ってあげようと、自分自身の心がぐらつくこともあるでしょう。でも本当に元彼は可哀想な状況なのか、もしかしたら自分の思い込みかもしれません。

再会するか迷った時は、元彼のSNSのアカウントをさりげなくチェック。楽しそうに生活しているようなら、元彼の言動に振り回されないよう、今は自分磨きするタイミングかもしれません。

 

まとめ

見捨てられない心理とは、それだけ相手に愛情を持って接してきたことのサインです。ネガティブな気持ちを整理するには、まず自分の心理状況を理解して後悔しない対処を考えてくださいね。

 

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