踏み出せない人の心理的特徴・自分を変えるために今やるべきこと

人間心理

踏み出せない時は、心理背景にあることが関係しているようです。毎日私たちは無意識のうちに何かを判断してアクションを起こしていますが、よくも悪くも一歩踏み出すのは簡単ではありません。

どうしていつも迷ってしまうのだろう、そんな気持ちになるのは、多くの人に共通することですよね。そこで今回は、踏み出せない人の心理的特徴と、その時の対処方法について詳しくご説明しましょう。

 

踏み出せない人の心理背景とは?

踏み出せない人の心理的特徴・自分を変えるために今やるべきことなかなか踏み出せないという場面は、誰にでも心当たりがあるものかもしれません。一歩踏み出した先にあることが、自分にとってよいものであることが理想ですよね。

いつまでも迷わず踏み出しやすくするためにも、まずはそんな時の心理背景について見ていきましょう。

 

選択肢が多すぎる

踏み出せない人は、心理的に選択肢が多すぎて、何を選ぶべきか迷っているため。全てがよく見える、もしくは全てが嫌に見える状態です。

たとえばお見合いをした時、二人のうちから一人を選ぶのと、五人の候補者から一人を選ぶのとではプレッシャーが違いますよね。

選択肢が多いと迷いが増えてしまい、自分の気持ちを固めるまでに何倍も時間がかかってしまいます。レストランのメニューがあまりにも多すぎると決められないのと同じですね。

 

慎重になっている

踏み出せない人は、心理的に自分を防御するモードに入っているので、何かを始める際にできるだけリスクを最小限にしたがります。

とても慎重な性格のため、万が一のことを想定して物ごとを判断し、次の行動を計画。失敗しても立ち直れるか、バックアップができないことはとても不安なのです。

一度踏み出したら引き返せないようなことだと、誰でも最初の一歩を踏み出すのにとても時間がかかりますよね。周囲が「絶対に大丈夫」と安心させてくれても、慎重な人はあらゆる失敗をイメージしてから判断する傾向にあります。

 

直感が湧いてこない

一歩踏み出すような大切なことは、あらゆる判断材料を用意して考え抜く必要があります。転職や引っ越し、結婚など、人生の節目になるような出来事は、その場の勢いでは決められませんよね。

そんな時に私たちは最終的な判断として、自分の直感に頼ることがあります。踏み出せない人は、心理的に自分の直感が信じられないためか、ピンとくるものが感じられないのです。

するといつまでも自分が決めたことに対して不安が残り、たとえ踏み出したとしても進むスピードが遅く、よい結果が得られないことも。

人の出会いも同じく、初対面でもフィーリングやインスピレーションを感じる人とは、すぐに仲良くなれます。踏み出せない人は直感を感じていても、確信する自信が充分でないのでしょう。

 

疑念が残るため

自分で踏み出す勇気を持つことは、買い物などの些細なことから、人生の大きな決断まであらゆる場面であります。しかし踏み出せない人は、心理的に次のアクションを起こす場合に疑念を抱く習慣があり、迷いが残ってしまうのです。

すると大切なことを自分で判断して行動に移しても、いつまでも後ろ髪を引かれる思いで集中できない結果になる場合も。一度決めたことはきっと正しいと、自分を納得させて前進する必要があります。

その点疑念が残ることに対しては、自分の心も完全に委ねられていない可能性もあるでしょう。本当にこの人でよかったのか、そんな疑念を持っていると、相手のよい面が見えなくなるのと同じことかもしれません。

 

平和主義者

踏み出せない人は心理的に争いを嫌う傾向もあり、仲間が平和でいることを願うタイプです。自分がアクションを起こす際、場合によっては心が傷つく人や寂しい気持ちになる人がいるかもしれません。

または同じ方向に進む人が、まだ踏み出す準備ができず、相手を置いて自分だけ前進している可能性も考えられます。平和主義な人は周りの空気を読みすぎるため、自分がやりたいことを我慢する場面もよくあるでしょう。

「自己主張してはいけない」と頭のどこかで考え、自分よりも他人を優先して平和でいたい願望があるのです。

 

一歩踏み出せる自分になるためには?

踏み出せない人の心理的特徴・自分を変えるために今やるべきこと人生を変えるような大切な場面では、一歩踏み出せない心理が働き、早く決断しなければならないプレッシャーが重くのしかかってしまいますよね。

そんな時は注意しないと、本意ではない方向を選んでしまう場合もあるので、人生で後悔しないためにも自分の決断力に自信を持つポイントを意識してください。

 

考えすぎない

踏み出せない人は心理的に失敗に対する不安があり、物ごとを慎重に考えています。それはとてもよいことなのですが、「考えすぎる」と踏み出すきっかけがわからなくなってしまいます。

たとえば洋服。どれを着るか、いくつかの候補を並べた時に、1点ずつ色や生地、組み合わせ、サイズなど、色々な情報を頭にインプットする人もいるでしょう。

これでは余計な情報まで判断材料になっている可能性もあるため、本来さっと決められることにとても時間がかかり、なかなか踏み出せない状態です。

そんな時は、考えすぎる自分を変えてみませんか。まずは直感で行動に移してみること。日常の些細な判断から、練習を積み重ねてみましょう。考える時間のリミットを設定しておくこともよいかもしれません。

 

こだわりを持つ

何をやるにもいつも迷いが残る人は、特定のこだわりを持ってみませんか。たとえば夕飯の際、何を食べるか毎日迷うため、料理に対するモチベーションが高まりませんよね。

最終的に残り物になったり、嫌いなものを食べてがっかりしたりすることもあります。自分が絶対に満足するものや、納得するこだわりポイントがあると、一歩踏み出しやすくなります。

料理なら短時間で作れるものだけ、仕事なら接客業に携わるなど、自分が譲れないものを明確にするだけで行動力へつながるでしょう。

 

踏み出せない自分を責めない

「どうして一歩踏み出せないのだろう…」そんな気持ちになったことがある人は、世の中に大勢います。踏み出せないのはそれだけ重大なことだから、迷っていいこともたくさんあるのです。

逆に自分の判断力や行動力のなさに自信をなくすと、一歩進んだ時にいつまでも迷いが残ったままに。たとえば結婚を決断する際、どんなに好きな相手でも何かしらの不安が残って当たり前です。

それは幸福になりたい気持ちがあり、失敗したくないから。迷いが残ったまま結婚生活をスタートすると、将来にフォーカスできず、いつまでも判断した過去の自分を振り返ってしまいます。

踏み出したことが正解か失敗かで判断するよりも、自分が決意したことに自信を持ってください。心の余裕を持てばネガティブなことも前向きに捉えるようになり、失敗のリスクを自分で変えることができるのです。

 

夢や目標を明確にする

踏み出せない人は、心理的にアクションを起こした後の方向がわからないことも、なかなか判断できない要因です。自分の夢や目標、好きなことややりたいことがはっきりヴィジュアル化されている人は、自分のゴールが見えているので、その方向に向かって一歩踏み出しやすい環境があります。

人生の大きな決断も、自分が求めることをきちんと把握すると、踏み出すタイミングや方向性がクリアに見えてくるはずです。

 

まとめ

踏み出せない人の心理背景は、慎重に自分の直感を判断しているのでしょう。それは自分や周囲のことを考えているためで、とても思いやりがあって素晴らしいこと。

もし一歩踏み出せない場面に出くわしたら、迷いを捨ててまず深呼吸してみましょう。違った視点で自分の人生を考えると、ふっと一歩前に出せるかもしれません。

 

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