悲しい話が好きな人の心理背景にあることは真逆のものだった!?

人間心理

悲しい話が好きなのは、どのような心理背景があるのでしょうか。映画やドラマなど、ハッピーエンドにならず憂鬱なまま終わってしまう作品はありますが、とくにこのようなものを好むのはその時の心理状況が関係しているといわれています。

そこで今回は、悲しい話が好きな人の心理背景について詳しくご解説していきますので、自分を含めて気になる人の気持ちを知りたい時に参考にしてみてくださいね。

 

悲しい話が好きな心理について

悲しい話が好きな人の心理背景にあることは真逆のものだった!?悲しい話は気分が暗くなりますので、テンションが低い時ならさらにどん底に落ちるほど影響する場合もあります。では悲しい話が好きな人の心理背景には何があるのか、詳しくご説明しましょう。

 

心配性だから

悲しい話が好きなのは心理的に心配性で、普段の生活内でも攻めるよりも守りの態勢になりやすい人です。習慣的に心配するため定着してしまい、何かを始める際にも不安を残したままの状態。

その感覚に慣れているため、映画やドラマも悲しい話を好む傾向があります。しかし自分ではあまり心配性だと思っていないので、他人の思いきった行動力に驚かされることも。

暗く考える人とは少し違いがあり、念には念を入れて…という性格が目立っています。

 

刺激が欲しいため

悲しい話が好きな人は心理的に刺激を求めているためで、突然訪れる事件や事故、別れ話など、緊張が走ることが好きです。幸福な夫婦が突然離婚するような悲しい展開。

「こんなに素敵なカップルに悪いことが起こるはずがない…」という状況はドキドキの展開です。アクションやホラーのようなものとは違い、展開が読めないことにワクワクするタイプ。ミステリー小説を好むのも、悲しい話が好きな人に共通することかもしれません。

 

幸福を実感したい

人と自分を比較するとさまざまな違いがあり、自分以上に優れた人を見ると不安を抱くこともありますよね。悲しい話が好きな人は心理的にその逆で、自分の立場が上になる状況を好みます。

悲しい結末を迎える主人公を可哀想だと思うことで、自分が幸福であることを実感できるのです。逆にハッピーエンドや楽しい結末は、自分に不足するものを発見することがあるのであまり好みません。

このタイプの人は、人助けなどを積極的にやってくれるので一見優しい印象を与えますが、心の奥にはいい人に思われたい願望が隠されていることも。自分よりも不幸な人がいるという感覚なので、ポジティブに解釈することもあります。

 

ギャップを感じたい

悲しい事件の後に起こる素敵な出来事は、些細なことでもマイナスからプラスのギャップが大きく、とても盛り上がります。悲しい話が好きな人は、心理的にこのギャップに憧れる部分がありますので、普段の生活にマンネリしやすいところも。

平坦なストーリーよりも起伏の激しい展開が好きで、感情を揺さぶられることで刺激を感じます。悲しいことがあるからこそ、小さな喜びが幸福の絶頂に。そんな心境になるために、気分が低迷するものを好んでしまうのです。

 

不安がある

悲しい話が好きな人は、心理的に漠然とした不安や寂しさを感じている可能性があります。悲しいエンディングは涙をそそり、思いきり泣いて気分がすっきり。泣きたくなるのはストレスを発散したい思いがありますので、悲しい話の主人公になったつもりで大泣きしたいのです。

不安な時は思いきり何かをやって気分を入れ替えたくなる場合もあるでしょう。運動や趣味、仕事などに夢中になり、ネガティブな思いを排除したくなりますよね。

そんな時に悲しい話で一旦自分の心をズタズタにして、後は上に登るだけ。究極のストレス発散や不安解消方法になっています。

 

感動したい

悲しい話が好きなのは、心理的に感動したいため。最近心が揺さぶられる出来事が少ない、感動しにくくなったと感じると、自分の感性を試すために悲しい話を知りたくなります。

悲しい展開は嫌な人がいるのも当然。元気をもらいたい時に、可哀想な話はテンションを下げる要因になってしまいます。しかし悲しい話は、周りの人の助けや頑張る姿など、感動も一緒についてくるもの。

悲劇から美談に変わるように「よかった」と感動する展開を期待して悲しい話を好むのです。

 

他人思いだから

悲しい話が好きな人は心理的に他人思いで、困っている人にサッと手を差し伸べることができるタイプです。心理的に他人への思いがとても強く、多少自分を犠牲にしてでも人が喜ぶ姿を見たい願望も。

悲しい話は困っている人を助ける感覚で、辛い人の立場になり相手の気持ちに共感してあげたいのです。恋人との悲しい別れ、大切な家族を失うなど、涙なしでは観られないストーリーはたくさんありますよね。一見暗い話を好むのは、他人を思う優しさのためなのです。

 

悲しい話が好きな人と一緒にいるとどうなる?

悲しい話が好きな人の心理背景にあることは真逆のものだった!?悲しい話が好きなのは決して悪いことではありませんが、次第に考え方が変わり一緒にいる人にも影響することがあります。では悲しい話が好きな人と一緒にいるとどうなるか、想定されることをご説明しましょう。

 

暗い気持ちになる

悲しい、暗い、寂しいなど、あまり印象としてよくないものを好むのは、最初は違和感があっても次第に慣れてしまいます。たとえば悲しい話が好きな恋人。毎回一緒に観る映画が暗い内容だとそれが当たり前になり、一緒にいる自分まで暗いことを求めるように。

自分軸があるならそれは違った感性として受け入れることもできますが、影響を受けやすい人ならネガティブ思考になる可能性もあるでしょう。お互いの価値観は、マイナスの部分だけではなくポジティブな要素も常に共有しておきたいですね。

 

好奇心がなくなる

悲しい話を好む人と一緒にいると、気分が低迷して好奇心が失せてしまう可能性もあります。悲しい話などは、感情の大きさに惹かれることが理由のひとつ、そのため可哀想なエンディングを解釈するためにエネルギーをたくさん使い、結果的に自分の創作意欲をなくしてしまう場合もあります。

「これをやっても上手くいかない」「結局無理だから…」と自分を励ますこともせず、チャンスを逃すことが増えてしまうでしょう。逆にアクション映画のように元気が湧くストーリーだと、勢いがついて苦手なことにも挑戦したくなりますよね。

 

人の心の痛みがわかるようになる

悲しい話を好む人は他人への思いやりが強いため、一緒にいる人も心が優しくなっていきます。他者への優しさは相手よりも自分にもたらすメリットが多く、人助けした後の爽快感や自己肯定は、一緒にいる人から吸収することもよくあるのです。

悲しい話が好きな人との会話は一見暗いイメージがありますが、苦境の中をどう生きるか、とても価値のある話ができることもあるでしょう。悲しい話に同調して他人に親切にすることで、自分にも親切や思いやりは返ってくるものなのです。

 

リーダーシップが身につく

悲しい話が好きな人は、人に共感できることがスキルのひとつ。一緒にいるだけで自然と自分もポジティブな反応があり、他人に共感することで相手の立場になって物ごとを考え、周囲からも好感を抱かれやすくなります。

二人で一緒にいる時は信頼関係も強く、一緒に魅力をアピールすれば相乗効果でさらに皆の人気者に。悲しい結末を好む人から学ぶことは、思っている以上にたくさんあるということなのです。

 

まとめ

悲しい話が好きな人は、心理的にモチベーションを高めたいことも理由のひとつです。暗い話や悲しい話は他人事ではなく、いつか自分の身に降りかかることもあるかもしれません。

そんな時に優しく気持ちを理解してくれる人とは、お互いに向上できる関係になるでしょう。

 

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