ハグしながら背中をさする人は、心理的に込められた思いがあるようですね。ハグすること自体、ある程度の付き合いや信頼関係があると思われますので、恋愛対象の人なら相手の心の中はとても気になるはず。
そこで早速ですが、ハグしながら背中をさする心理や、気持ちがアピールされやすいハグの種類ごとに判断する相手の気持ちをご解説しましょう。
ハグしながら背中をさする人の心理的特徴について
ハグして背中に手を置いたままにする人、忙しなく手を動かす人など色々ですよね。パーソナルスペース視点で考えると、とても心理的に近い存在のハグの相手ですが、背中をさするのはどのような心理状況があるのでしょうか。
緊張している
ハグしながら背中をさする人は、心理的にまだ相手との距離感があるのでとても緊張しています。ギュッとハグすることに抵抗がある相手、片想いの人やよく知らない人などの場合に、ハグのやり方に不安があり手が固定されないのです。
一度ハグしてしまえば一気に取り除ける相手との心の距離感ですが、慣れるまではハグしていてもしっくりこないこともあるでしょう。緊張している自分を悟られないように、背中をさすり相手の意識を他に向けているのかもしれません。
相手をなだめている
ハグしながら背中をさする心理は、相手を励ましたりなだめていたりする意味があります。泣いている友人をハグして庇ってあげるような場面もありますよね。
ハグしただけでは自分の思いやりが相手に伝わらない不安があるため、背中をさすり優しく気遣いしていることをアピール。落ち込んでいる人に「頑張れ」と一言告げるよりも、無言で背中をさすりながらハグしたほうが気持ちは通じやすくなりますよね。
異性として意識している
欧米のハグの習慣のように、軽い挨拶程度なら体を軽く触れる程度の場合もあるでしょう。しかし好きな人なら、体も心も一体化したい願望がありますので、しっかり密着して腕を背中に回します。
その流れで背中をさすり、相手の体温をしっかり感じたい心理が働くのでしょう。手を背中に回すだけなら、親しい友人でもやることがあるかもしれません。
背中をさするのは、相手のボディタッチを意識しているため。遠慮がちに好きな人と身体的に近づきたい気持ちが隠されていますね。
社交辞令的な意味がある
ギュッと力を込めてハグされるのと、サッと体を引き離すハグだと受け止め方が変わります。社交辞令的にハグする人はいつまでも体をつけたままでいたくないので、背中をさすりながらそっと離れていくでしょう。
この場合は、相手からハグを要求されて断れなかったから。または誤解されたくない異性の場合に背中をさすり、小さい子供をあやすようなハグをします。
離れる時は軽く背中をポンポンと叩き、ハグの「終わり」を相手に伝えるでしょう。
上から目線になっている
ハグしながら背中をさするのは、心理的に相手よりも自分の立場が上にあることをアピールしているため。相手の両腕を抑え込むようにして相手の体をハグすることで、自分が相手の自由を奪った気持ちに。
背中をさするのは慰めたり励ましてあげたりするなど、強い立場であることをアピールしたいからなのです。職場の上司が頑張った部下の肩を叩くような瞬間と似ていますね。
同情している
ハグしながら背中をさするのは、心理的に相手に同情しているためです。悲しい出来事があり落ち込んでいる友人を励ますために、背中をさすり応援しているようなこと。
愛情とは関係なく、相手を思う労わりや優しい気持ちがあるからできることなのです。辛い気持ちをしっかり受け止め、相手の立場で対処できる人。
べたべた触るのではなく、適度な距離がありながらも温かみを感じるハグになっているでしょう。
気になる男性とのハグでわかること
ハグしながら背中をさする人や、瞬間的にサッと体を離す人など色々なパターンがありますが、心理状況や性格によってハグの仕方が変わります。
それぞれのパターンごとに意味をご説明しますので、好きな男性ともしハグすることがあったらぜひ参考にしてみてくださいね。
守っているハグ
恋人同士でよくある、後ろから彼氏が彼女をハグするケース。後方部はいつ敵から攻撃されるかわからないので、動物的な本能でよほど信頼した人でないと後ろには立ってほしくないですよね。
彼氏が後ろからハグしてくるのは、そんな不安をかき消してほしいためで「しっかり守ってあげる」という気持ちのアピールです。愛おしい相手を大切に思っているためなので、親が子供に後ろからハグすることもありますよね。
愛情表現のハグ
ハグしたままお互いに体を動かさずギュッと抱きしめるのは、離れたくない気持ちのアピールです。大好きな人と心もしっかりつながっていたい気持ちの表れで、大切に思っていることを抱きしめる力でアピール。
体を強く引き寄せて、自分はこんなに愛しているのだと態度で示しています。恋人同士がデートの別れ際にやることがよくありますね。
独占欲をアピールするハグ
ハグしながら顔を近づけたり、相手の胸に顔をうずめたりするような場合は、独占欲のアピールが考えられます。顔をできるだけ相手に近づけるのは、それだけ好意を抱いているというサイン。
通常の挨拶ハグとは違い、できるだけ密着しようとすることが特徴です。自分のものを他人にとられたくないので、しっかり握っておきたい心理が働くのでしょう。
もしくは片想いの人を自分のものにしたくて、顔を近づけて気持ちを悟ってもらうこともあります。
距離感があるハグ
ハグしていてもなぜか心が通わずよそよそしい場合、相手に興味や関心がない可能性があります。たとえば恋人同士のハグ。下半身がやたらと離れているのは、マンネリして他の人に興味が移っている場合も。好意が薄れてくると、ギュッとしたハグから強さも徐々になくなっていくでしょう。
甘えん坊のハグ
とても快適で安心できる相手の場合、ハグしながら相手のポケットに手を入れることがあります。冬ならコートの大きなポケットに手を入れるようなケース。
ふざけているようにも見えるこのハグですが、とても甘えん坊で相手に安心していることの表れでしょう。相手の体温をもっと感じるとホッとする、スキンシップが好きな甘えん坊タイプです。
本命にだけにするボディタッチの種類
男性が本命の女性だけにするボディタッチの特徴があります。気持ちが読めない時は、相手の態度や行為で判断してみましょう。
距離感がある
本音ではもっと近づきたい本命の人ですが、嫌われたくないために慎重に行動することが特徴です。ハグしても妙な距離感があり、気持ちがないのかなと不安になるかもしれませんが、恥ずかしそうに体を離すのは相当緊張しているということもあるのです。
間接的なボディタッチが多い
本命の気持ちを知るために、いきなりではなく徐々に距離感を縮めていくのも男性ならではの特徴です。友人ならふざけてハグできるけど、本命にはとても丁寧に接するため、最初はスキンシップで反応をチェック。
髪についたゴミをとってあげる、手に軽く触れるなど、一瞬わからないタイミングでアプローチしてきます。
まとめ
ハグしながら背中をさする人は、心理的に相手への強い思いがあるからかもしれません。愛情や信頼関係は無意識に態度に出てしまうものなので、パーソナルスペースに入る瞬間は、さらに相手の細かい動作もチェックして今後の付き合い方を考える際に参考にしてみてください。
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