忘れられたくないのは、心理的にあることが関係しています。とくに昔の恋人。何かあるごとに思い出す存在で、自分の記憶の中にいつまでも残っていると、相手も同じ気持ちだといいなと思うことがありませんか。
そこで今回は忘れられたくない心理と、元彼に抱く気持ちについて詳しくご解説しますので、困った時にはぜひ対処方法を参考にしてくださいね。
忘れられたくないと思う心理背景について
忘れられたくないと思うのは心理的に理由がありますので、無理やり記憶から消そうとしても上手くいかない場合があります。自分の思いが負担になった時は、まず心理背景から考えてみましょう。
鮮明な思い出がある
忘れられたくないのは心理的に記憶に鮮明に残っているためで、元彼の場合はその人が初めての恋人だったなど、記憶に残りやすい理由があります。
また結婚してからもずっと忘れられない恋人がいる場合は、自分が輝いていた青春時代を一緒に過ごしたなど、思い出が刺激としていつまでも残っていることが考えられますね。
誰にでも忘れられたくない人はいるはずなので、思い出を振り返り納得できるか考えてみましょう。
罪悪感があるため
一方的に元恋人を振ってしまった時は、その後もずっと気持ちがすっきりせず申し訳ない気分になります。相手に幸福になってもらいたい気持ちはありますが、同時に忘れられたくない心理も働き、自分のよいところだけを思い出にしてほしいと思っています。
一方的に終わる恋愛は必ず未練が残り、振られた人はショックを受けるものの、振った人以上に立ち直りは早い例も稀にあるでしょう。苦い経験をバネにして、過去のことはすっかり忘れているかもしれません。
すごく好きな人だから
忘れられたくないのは、心理的に相手に自分の愛情を全てあげたため。自分の好みの人で、恋愛以外何も目に入らないほど夢中になった時期。尽くす恋愛をした人は、その見返りとして相手に忘れられたくない心理が働くことがあります。
容姿がタイプ、イケメンで友人から羨ましがられた元彼など、短い期間の付き合いでも我を忘れて好きになった人のことは相手にも同じ気持ちでいてほしいですよね。
自分の価値を下げたくないから
忘れられたくない心理とは自分の価値を下げたくないためで、ずっと記憶から消えない存在でいたいのです。自己中心的な一面がありますので、普段から目立ちたい性格の人かもしれません。
皆がいつまでも忘れないインパクトを与える人間、そんな理想像があるのでしょう。出会ったことすら忘れてしまう印象の薄い人間にはなりたくない不安がとても強く、別れた恋人ならさらにその気持ちが強くなります。
未練がある
忘れられたくないと思うのは心理的にまだ未練があるためで、相手のことを忘れられないためにいつも記憶に残っている状態。喧嘩別れで納得がいかない相手なら尚更未練があり、復縁したい希望も持っているはずです。
いつまでもずるずると気持ちを引きずり、どこかで相手とつながっていたい願望があります。そんな気持ちが忘れられたくない心理につながっていますので、チャンスがあれば積極的に復縁したくなるでしょう。
元彼が特別に見えるのはなぜか?
元彼のことがいつまでも忘れられないのは、その人が特別な存在だったから。一度好きになった人のことは、どのような形でも記憶に残りますよね。とくに女性の場合は、元彼を次のような気持ちで受け止めています。
尊敬していたから
いつまでも忘れられない元彼や、未練が残っている人がいるという女性はとても多く存在します。よい思い出に変わるまでは辛い時期もあるはずですが、なぜ気持ちを乱すほど元彼が特別なのか、その理由はとても尊敬した人だからなのです。
ハッピーエンドにはならなかったけど、付き合っている間に元彼から学んだ色々なこと。恋愛感情だけでなく人として大切なことを知り、元彼に出会いひと回り自分が成長できたと思っています。
仕事に向き合う真面目な姿勢やとても誠実な性格は、恋人だったからこそ発見できた宝ものでしょう。
現在の恋人に満足していない
元彼が特別に見えるのは、現在の恋人と比較しているから。恋愛関係が上手くいっていない時は、友人の彼氏でさえも素敵に見えてしまいます。
元彼が特別素晴らしい人だったわけではないかもしれませんが、今の恋人の悪いところばかりと比較すればよく見えるのは当然。また会いたいなと思うのは、心が弱くなっているサインかもしれません。
元彼はなんでも理解してくれる存在、こんなことを言ったりやったりはしないはず。楽しかった時期を思い出しながら、今の自分が不幸に感じているのです。
時間が嫌なことを風化させている
元彼が恋しくなり頭から離れないのは、時間が経過して自分の感情が冷静になっているとも考えられます。別れた時は二度と顔を見たくないと思うほど嫌になったはず。しかし時間が経過すると嫌なことも美化されて、全てが幸福に見えるのです。
元彼に特別な感情を持ってしまうのは、恋した自分を過剰に頭の中で演出しているだけかもしれません。
ライバル意識がある
元彼に未練を抱いたりキュンとしたりするのは、一度好きになった人なので当然ともいえるでしょう。大好きだった感情は、いつまでも新鮮に心が記憶しています。さらに元彼とはよい仲間で、時にはお互いを磨き合うよいライバル。
そんな関係があった人だと、別れた後にどうしているかもとても気になるでしょう。ライバル意識は別れた後も残り、自分よりも幸福に過ごしているかも…と不安になることもあるかもしれません。
束縛している
元彼にいつまでも気持ちが残っているのは束縛したいためでしょう。お互いに自由に恋愛ができる状況があっても、一度自分の恋人だった人は自分の一部になっているのです。
そんな気持ちがあると、他の人にはとられたくない思いが強くなり、常に元彼の行動が気になってしまいます。SNSをチェックしてどのような友人ができたか、週末はどうしているか、細かくチェックしたくなるでしょう。
元彼への未練を断ちきるために考えること
忘れられたくないと思う心理は、元彼への思いがまだ断ちきれていないことが考えられますので、いつまでも過去を振り返ってしまうとなかなかよい出会いにも巡り合えないかもしれません。そんな時は思考転換など、今できることから始めてみませんか。
きちんと過去と向き合うこと
時間が経過すると、元彼のよいところばかりが思い出に残ってしまいます。別れたのは理由があったためなので、きちんと過去を整理するためにも全てを思い出してみましょう。
喧嘩した時や別れた時の態度など、自分の決断に納得できるよう理由を考えてください。
思い出す要因をなくす
元彼の写真やプレゼントの指輪など、視覚的に元彼を思い出すものが周囲にありませんか。元彼といつまでもつながっていたい気持ちがあるのは仕方ありませんが、一旦は断ちきり、現在の生活に集中してみてください。
新しい出会いを積極的に探し、自分の人生を充実させること。元彼以外に意識を集中させるものがあれば、自然と無理なく忘れられることもあるでしょう。
まとめ
忘れられたくない心理は、恋愛相手や友人、仕事仲間など、色々な関係の相手がいるはずです。とくに元彼は、他の人にはわからない思い出が詰まっている相手なので、気持ちの整理をするのは楽ではないのは当然。
辛くなるなら他のことに集中するのもよいでしょう。出会ってよかったと幸福な気持ちになるまでは、自分と向き合うことがとても大事ですね。
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