一応彼女いると言う男性心理は、彼女想いの性格なのか、それとも隠された理由があるのか、一瞬考えてしまうコメントですよね。はっきり「彼女がいる」と断言せず「一応」という表現がつくのは、男性ならではの心理的な理由があるからなのです。
そこで今回は、一応彼女いると言う心理に隠された理由を詳しくご解説していきましょう。
一応彼女いると言う男性心理について
「一応」というのは「充分ではないが一通り…」「ひとまずのところは」といった意味がある言葉。「一応ルールは決まっています」など、絶対的ではないけれど相手に伝えたいことがある時に使うことがよくありますよね。
それでは「一応彼女いる」という男性心理について、ポイントごとに考えられる理由をご説明します。
気がある相手だから曖昧にしている
「彼女いますか？」という質問に対して「一応彼女いる」と答える人や、恋愛の話になり「一応俺は彼女いるから」と言う男性。心理的な理由としては会話の相手に気があるためで、口を濁した言い方で恋愛対象になる可能性があることをアピールしたいのです。
「彼女がいる」と断言できるのは、今幸福で彼女のことが大好きな人。中途半端な答え方をするのは、彼女に対してもそんな気持ちがあるからなのだと考えられます。
興味のある女性と恋愛の話になり、浮気願望などがある人は「一応彼女いる」と軽く自分のステータスを伝える程度に留めているでしょう。
恥ずかしい
恋愛の話をするのが恥ずかしい人は、一応彼女いると言う心理が働き、積極的に語ることはしません。このタイプは、自分に自信がないためで「彼女いるの？！」と周囲の人に驚かれるのが恥ずかしいのでしょう。
恋愛とは程遠い印象の人、いつも無口で異性と話さない男性、恋愛相手がいるように見えないと過去に言われたことがある人は自己否定する傾向も。恋愛を語るほど自分はカッコよくない、モテないと思うため、彼女がいても「一応」と付け加えてしまうのです。
見栄っ張り
男性は基本的に見栄っ張りなところがあり、しかも単純明快。一応彼女いると言う男性の心理は、プライドが高く見栄を張っているからなのです。隠されたスキルを他人にアピールする時に「英語が話せるよ」と言わずに「一応英語が話せる」と言うほうが周囲の驚きがアップ。ギャップをわざと作り上げて皆に絶賛されたい思いが隠されています。
週末も一人で旅行したりスポーツに夢中になったりしているので、恋愛とは全く縁がないと思われている男性。モテないと思われるのも悔しいので、少し見栄を張って本当は凄いんだとアピールしたいのです。
誤解されたくない
一応彼女いると言う男性心理は、相手の女性からアプローチされないための防御です。彼女いるからと強気な態度になると、相手の女性を傷つけることになりかねません。
「付き合っている人がいるからあなたとデートはできません」と答えるべきシーンで、一応彼女いるとやんわり断っている意味があります。女性は恋愛の話が好き。とくに関心のある男性とは恋愛の話で盛り上がりたいと思うのは当然のこと。
しかし慎重な男性だと、会話が進展して恋人候補にされるかもしれないと一歩先を読み、親密な関係にならないよう「一応彼女いるので…」とクールな対応をしています。
認められたい
一応彼女いると言う男性心理は承認欲求のためで、他人に褒められたい願望が強い傾向があります。一応というのは強いアピール力はありませんが、言いたいことを伝える際にはワンクッションあり言いやすくなりますよね。
「一応有名大学を出ています」「一応料理教室に行きました」など、認められたいけれどわざとらしくしたくないというタイプは、一応彼女いると言う心理に本性が隠されています。
自慢している
一応彼女いると言う心理には自慢したい思いが関係しています。本当は他人に自慢話をするのは苦手なのですが、今言わないと自分が不利になるという場面で「一応」と付け加えて説明することがあります。
たとえば周りの人が週末のデートの話で盛り上がっている時。自分も参加したいけれど誰も注目してくれない時に「一応彼女いる」と言うことがあります。皆の自慢大会に自分も参加しないと立場が弱くなると感じる時はそんな言い方になってしまうのでしょう。
上手くいっていないアピール
一応彼女いると言う心理には、現在彼女と上手くいっていないことがアピールされており、話ができる相手なら相談したいことがあるのかもしれません。最高にいい状態なら自信を持って「彼女がいる」「恋人がいる」「3年付き合っている人がいる」と他人に説明できます。
しかし別れる直前など、よくない状態だと他人にはあまり触れてほしくないため、やる気のない答え方になっているのでしょう。「一応彼女いる」とは一体どのような意味で言っているのか、周囲としては理解しにくいものですが、その話題は避けてほしい…とやんわりメッセージを送っていることもあるかもしれません。
癖で言っているだけ
一応彼女いるというのは口癖で言っているだけの場合もあり、特別な意味は込められていないことも。「一応やっておいたよ」「一応早起きしたけど」など、何かにつけて「一応」と最初に言ってしまう人。
その理由は、とても慎重なところや心配性なところがあり、断言しないようあらゆる可能性を考慮してアピールしているからなのです。「一応」が口癖になっている人は、他人の視線や考え方を過剰に意識していますので、何ごとに対しても不安になりストレスに。少しネガティブなところもあるかもしれません。
彼氏がやってくれると女性が嬉しくなること
彼女の立場からすると、彼氏がどのような風に自分のことを他人に話すかとても気になる部分ですよね。彼女が嬉しくなるのは次のような彼氏の言動です。
何かと彼女の話題を出す
職場の休憩時間で同僚と週末の話になった時に「彼女と映画を観に行った」「ドライブで彼女と海に行ってきた」など、何かと話題に彼女を登場させるは女性の憧れかもしれません。
のろけ話を聞かされる人たちは少し面倒に感じるかもしれませんが、自分の彼氏があちこちで二人のことを話題にしてくれるのはとても上手くいっている証拠なのでしょう。嫌味のないのろけ話ができる男性はとても素敵ですね。
自慢話をする
「彼女の手料理が美味しい」「彼女は有名企業に勤務している」など、自分に関する自慢話をしてくれる彼氏はとても愛おしい存在ではないでしょうか。好きな人を誇りに思う気持ちは恋愛関係の土台として欠かせないこと。
友人や職場仲間などに彼女の素敵な部分を恥ずかしがらず話せる人は、周りの女性からすると羨ましく感じるでしょう。
信頼できる人だけに話す
恋人同士のことはやたらと話してほしくないと思う人も少なくありません。自分がいないところで二人だけの内緒話をされたり、デートの話をされたりするのは少し心配ですよね。
このため彼女のことは隠していないけれど誰かに質問されるまでは自分から話さない、または信頼できる人以外には彼女のことはオープンにしたくないという徹底したこだわりを持っている男性も素敵です。
まとめ
一応彼女いると言う男性心理には、恥ずかしい気持ちや承認されたい願望など、さまざまなことが関係しているようです。恋愛の話が苦手な男性はとても多いので、周囲が誤解してしまう言い方をすることもあるかもしれません。
はっきりと「彼女がいる」と言えない人でも、本心では彼女が大好きで大切なはず。男性心理を考えると納得できることもあるでしょう。
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