何も言わずに去る人の心理について・後を追うべきか迷ったときにできること

人間心理

何も言わずに去る人の心理には、どのようなことが隠されているのでしょうか。いきなり会話の相手が気分を悪くして、その場を立ち去ってしまうことがありますが、残された人としても居心地が悪くなりますよね。

そこで今回は、このような困った状況でどうするべきか、何も言わずに去る人の心理を理解しながら対処する方法をご解説しましょう。

 

何も言わずに去る人の心理とは?

何も言わずに去る人の心理について・後を追うべきか迷ったときにできること今思っていることをはっきりと言葉にしてくれる人は、わかりやすさもあるため対処しやすいですが、何も言わずに去る人の場合はとても困りますよね。そんな時に相手はどのような心理状況になっているのか、詳しくご説明します。

 

相手をリードしたい

人間関係を築く際に、自分の意思で相手をリードしたい人も存在します。このタイプは自分の気持ちを優先してしまうため、相手が不安になる態度をとってしまうこともあります。

何も言わずに去る行為。意味がよくわからず、とても困惑しますよね。それが相手にとっての一番の目的で、気持ちを揺さぶりたい願望があります。

お互いにもっと理解したいなら、そちらから歩み寄ってほしいという気持ちがあるのでしょう。

 

急に疲れたため

何も言わずに去る人の心理は会話に疲れたか、体調が優れないことが考えられます。一方的に自慢話をする人の相手をしていると、とても疲れますよね。

または話題がなくて、沈黙が続いてしまう状況など。そんな時は疲労が溜まり、楽になりたくて何も言わずに去ってしまうのです。

この場合は、会話中に突然くるりと背中を向けて去るのではなく、それとなく違う方向を見ながらフェードアウトしていくかもしれません。

 

理解してくれないため

必死に自分の気持ちを伝えても、一切理解しようとしない人。歩み寄りがないコミュニケーションは、時間がもったいないようにも感じてしまうことがあります。

何も言わずに去る人は、心理的に相手に対して限界を感じているため。これ以上話す必要はない、理解してもらえないと諦めているのです。

恋人と喧嘩をしている場合、自分の正当性をなんとか相手に理解してもらいたいですよね。しかし話が平行線になると、さらにエスカレートするのが怖くなります。そんな時に何も言わずに去る人の心理が働き、一旦距離を置きたのでしょう。

 

コミュニケーションが苦手

コミュニケーションのスキルや技法には個人差がありますので、大切な人とも上手く噛み合わず、温度差を感じることがあります。何も言わずに去る人の心理は、コミュニケーションが不得意な不安があること。

何をどう言えばよいのか判断できないため、とりあえずその場を去ってしまうのです。自己表現が苦手に感じるのは、他人の考え方を優先しすぎることも関係しています。

嫌われたくないことが土台にあるので、結果的に言うべきことも我慢してしまうのでしょう。

 

嫌われたくない

意見の交換中に、お互いにヒートアップしてしまうことが稀にあります。その時にどこまで自分の意見を相手に伝えるべきか、付き合い方や関係も影響してきますよね。

たとえば好きな人と話し合いになった場合に、頭のどこかに自分をよく見せたい願望が残っていますので、余計なことは発言せずよい人を演じる場合があります。

それは何も言わずに去る人の心理にもつながっていて、自分がこらえたほうが気が楽だと感じるのです。

 

ネガティブな感情を抑えているため

何も言わずに去る人は、心理的に自分の感情と戦っているステージにいます。文句を言いたいけれど相手を傷つけたくない思いもあり、ネガティブな感情をアピールしないよう、その場から逃げている状態です。

はっきりした態度で主張してくる人もいれば、感情を抑えるタイプの人もいますよね。何も言わずに去る人は、心理的に感情をアピールすることに不安を抱いているのです。失敗しないよう、その場から去ることが一番の解決策になっています。

 

立ち去った人の対処法について

何も言わずに去る人の心理について・後を追うべきか迷ったときにできること立ち去った人をその場で引きとめるべきか、それともそのままにするか、一瞬の判断なので悩みますよね。無言で立ち去ることが多い相手とは、次の対処法で上手く付き合ってみましょう。

 

後からメッセージを送る

何も言わずに去る人は静かな態度に見えても、頭の中では色々なことを考えています。今は放っておいてほしいというのが本音なので、あえて後を追ったり引きとめたりすることはしないほうがよいでしょう。

喧嘩や口論になった時の人間の態度には二通りあるもの。感情的にアピールしてくる人と、機嫌を悪くして無言になる人がいます。何も言わずに去る人は自分だけでなく、相手への思いやりも関係していますので、その判断は尊重してあげることが大切です。

 

相手が気分を変えるまで待つ

何も言わずに去る人は、無理やり後を追いかけると、感情を刺激されて状況がエスカレートする可能性があります。相手の性格をよくわかっているなら、そんな時は相手が気分を変えるまで待ってあげましょう。

言いたいことを自分で消化しているのかもしれませんし、冷静に物ごとを考えていることもあるでしょう。自分だけのスペースに入ると心が落ち着く人もいるので、気分転換してもらうことがコツです。

 

去り際に一言かける

何も言わずに去る人は、今どのような思いがあるのかわからないことが一番の不安。気に障るようなことを言ってしまったのではないかと、残された人は後悔しますよね。

そんなもやもやした気持ちを、お互いにいつまでも抱き続けるのはストレスになるので、去り際に一言「どこ行くの?」「怒ってない?」など、優しく声をかけてみましょう。

何もアクションを起こさないでそのままにすると、関係が悪化する可能性もあります。自分は怒っていないと知ってもらうためにも、一言かけるようにすれば、相手の態度が柔軟になることもあるのです。

 

相手の気持ちを想定する

楽しい会話の途中、いきなり無言で立ち去る人は少ないはず。相手にわかるような態度でその場を去るのは、何かしらの要因があります。

たとえば会話中の一言が気になった、我慢していることがあるなど、相手が去る前の状況を振り返ってみてください。するとその場を去りたくなった原因が見つかるかもしれません。

「何も言わないから怒っている」とは簡単に判断できませんし、相手の態度だけで気持ちを決めつけることもできません。今どのようなことを考えているのか、自分なりに想定して納得することも、とりあえずの対処策になります。

 

コミュニケーションをとるタイミング

何も言わずに去った人と再びコミュニケーションをとるのは、かなり気を遣ってしまいます。すぐに後を追いかけて会話を続けるのはあまりオススメではありませんが、何日も放置したままだと余計に話しにくくなる場合も。

この場合はタイミングを掴むのがコツで、いつまでもずるずると引きずりたくない場合は、数時間後にそれとなく話しかけてみましょう。

その際は全く違う話題でアプローチして、相手の反応をチェック。もし相手が壁を作っている場合は、翌日に再度チャンレジしてください。

何も言わずに去った人に対して、さらにネガティブな態度で接すると、もっと距離ができてしまうリスクがあります。自分が一番の理解者であるとわかってもらうためにも、相手の気持ちを尊重したコミュニケーションのとり方で近づいてくださいね。

 

まとめ

何も言わずに立ち去る人の心理は、きっと自分でもどうすればよいか困惑しているのでしょう。お互いに意味のある意思疎通をする時には、一旦休憩を入れてみることも必要です。

突然立ち去ったのは、状況をよい方向に改善するためのその人なりの行動なのだと解釈してみませんか。

 

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