ワン切りする心理はなぜ?困ったときの対策方法

行動心理

ワン切りする心理は、理解しづらい内容のひとつ。いたずらなのか迷惑なセールスなのか、相手の意図が掴めず困りますよね。

ワン切りとは、電話をワンコールだけ鳴らして切ってしまうこと。最近では非通知のワン切りがあるように、何が目的なのかはっきりとわからないので、不安になるケースもあるでしょう。そこで今回はワン切りする心理と、対策方法についてご紹介しますね。


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知り合いがワン切りする心理について

ワン切りする心理はなぜ?困ったときの対策方法ワン切りは必ずしも相手が他人とは限らず、スマホの着信番号が表示されて相手がわかっているのにワン切りされる場合があります。そのような行動にはどういう心理背景があるのか、考えられる理由を見ていきましょう。

 

かけ直してほしいから

知り合いがワン切りする心理は、精神的な意味よりも現実的な部分を考えてやってしまう場合があります。世の中のほとんどの人が携帯電話を持っているはずですが、毎月の利用料金はかなり高額ですよね。

使い放題プランは気にせず毎日使えるものの、さほど電話やネットを使わない人なら、データ量に合わせてプランを選ぶケースもあります。

すると電話料金は分単位で発生するので、お金を使いたくない人はわざとワン切りして、相手にかけ直してもらおうとする場合もあるでしょう。

 

急に気分が変わったから

好きな人とどうしても話がしたくて電話をかけた時、ワンコール鳴った時点で急に不安になり、ワン切りしてしまうケースがあります。

何を話せばよいのか頭の中で整理しておいたはずなのに、電話をかけた瞬間に極度の緊張が襲ってきます。「このまま話をしたら失敗しそう」という時は、相手が電話に出る前に切ったほうが安心ですよね。

また夜中の電話など思い立って発信したものの、時計を見るとこんな時間。相手はすでに寝ているかもしれないので、やっぱりやめようとワン切りする心理になる場合もあります。

 

間違ってダイヤルしたため

スマホをカバンやポケットに入れておくと、間違ってダイヤルされてしまう場合があります。気づいた時に慌ててワン切りすることは、多くの人が経験しているでしょう。

気づいていないといいけど…と不安になりながら、相手から折り返し電話が来るととても恥ずかしいですよね。先回りしてメッセージで「間違えた」と、一言伝えておくとよいでしょう。

スマホは便利なツールですが、細かい機能は逆に使いづらく感じてしまう場合もあるかもしれません。

 

嫌がらせ

振った相手や過去に迷惑を被った人などに、嫌がらせでワン切りする心理もあります。夜中や早朝など相手を困らせるような時間を選び、連続してかけることもあるでしょう。

非通知設定にして発信者を特定されないよう注意しないと、相手が誰だかすぐにわかってしまいます。いたずらのワン切りは精神的にも負担が多く、着信音を聞くとドキッとする生活が続きます。

ご近所とのトラブルや職場の人間関係など、心当たりがある人もいるかもしれません。

 

よくあるワン切りの目的について

ワン切りする心理はなぜ?困ったときの対策方法ワン切りする人物は誰なのか、特定できない場合はとても迷惑です。最近は電話やメッセージを使った迷惑な広告活動も増えていますので、誰にでもワン切りはあるでしょう。ではよくある迷惑なワン切りの目的について、詳しくご説明していきますね。

 

リスト作りのため

ワン切りの目的はセールス会社や悪徳業者などが、名簿作りのためにかけてくるケースが最も多いといわれています。発信先の番号が現在もつながるかどうか、電話番号リストを作る際に確認する目的があります。

最近はコンピューターで、不特定多数に電話をかける場合もありますので、きちんとワンコールで切れるのが特徴。電話番号のリストはあらゆる企業が使いたいので、1件何円と高額な値段で悪徳業者が取引することもあります。

 

信用調査の確認

クレジットカードの申し込みをすると信用調査があり、提出した個人情報が正確かどうか確認する作業があります。たとえば勤務地の在籍確認で、会社に電話がかかってくるケースもありますよね。

これと同じ目的で、固定電話や携帯にワン切りする調査も稀にあります。信販会社や不動産業者など、ローンの支払いを組んでいる会社からは定期的にワン切りされ、連絡先が今でも安全かどうか確認する場合も。

信用情報として提供されていますので、いつも同じ曜日や同じ時間であれば、信用調査会社が関係している可能性があります。

 

詐欺の疑いも

スマホが浸透している今の時代、メールやメッセージが主流なので、電話をする機会は少なくなっています。悪徳業者は着信履歴を活用して、相手から連絡をもらうことが目的です。

見覚えのない着信があると、誰でも気になりますよね。でもかけ直すと有料動画サイトの料金請求など、架空請求されるパターンもあるのでご注意ください。

悪徳業者の場合は一度に大量の発信をするため、パソコンのプログラムを使い無作為に発信しています。昔とは違う悪質な詐欺が増えているため、ワン切りに対しては詐欺の疑いもあると思っておいたほうがよいでしょう。

 

ワン切りされないための予防策

ワン切りする心理はなぜ?困ったときの対策方法ワン切りする心理は、発信者に何かしらの意図があります。頻繁にかかってくると精神的な負担になるリスクもありますので、これからはワン切りされない予防対策を張っておきましょう。

 

発信番号に注意する

ワン切りは知り合いのいたずらや嫌がらせはとても困りますが、詐欺に遭ってしまうと高額な被害につながる恐れもあります。この場合は発信番号に注意して、かけ直さないようにしましょう。

「050」で始まる番号は、悪質なケースが多いため注意が必要です。また「0120」のフリーダイヤルもどこかの会社と思わせて、実は悪徳業者の可能性もあります。

相手の目的は着信履歴を残すことなので、ワン切りの件数が少ない場合はそのまま無視しておきましょう。

 

ナンバーディスプレーを使う

固定電話にかかってくると、大切な用件なのかと思いますよね。ワン切り対策としては、NTTなどが提供している電話番号の表示サービスがオススメです。

電話機のディスプレイに相手の番号が表示され、通知や非通知、公衆電話など、種類がひとめでわかります。またオプショナルでワン切りをブロックするサービスもあるので、いつまでも続く場合は検討してみましょう。

 

スマホは着信拒否設定する

スマホのワン切りは仕事中など困る場面も多いので、早く対処したいですよね。スマホはディスプレイに相手の番号が表示され、非通知でもすぐにわかるようになっています。

不審な番号は、着信拒否設定しておけばかかってくることはありません。しかしどの番号が拒否するべきなのか判断できないので、悪徳業者を検索するサイトを活用してチェックしておくのもよいでしょう。

 

嫌がらせの対策

知り合いの嫌がらせの場合も同様に、まずは自分でできることをやっておきます。着信拒否や電話に出ないなど、こちらの対応が相手にもわかるようにしてください。

知り合いの場合は根底にある問題が関係しているので、きちんと整理したい場合は相手と直接会って話し合うのもよいでしょう。必要であれば、第三者に介入してもらって解決することも大切です。

 

まとめ

ワン切りする心理は対処する側も、しっかりと態度に示すことが必要です。電話は相手が見えないので不安や疑問を抱きやすく、精神的なダメージを受けるケースもあります。

また好きな人や気になる人とコミュニケーションをとりたい時、ワン切りよりもメールやメッセージでアプローチしたほうが好印象を残しますので、相手の立場になって考えるのも大切ですね。

 

☆こちらの記事も読んでみてくださいね。

>>>SNSの心理で気になること・はまってしまう人の共通点について


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