質問ばかりする人は、どのような心理状況が関係しているのか、質問攻めされてふと疑問を抱く瞬間がありませんか。あまり他人のプライベートに深く入り込むのはよくないとわかっていても、うっかり質問が続いてしまうことがあります。
そこで今回は、質問ばかりする人の心理や、恋愛感情が関係している場合の質問傾向についてご解説していきましょう。
質問ばかりする人の心理について
コミュニケーションには適度な質問は有益です。とくに話題がなくシーンとした瞬間に質問が出てくると、なんとなく居心地の悪い雰囲気から解放されますよね。ではなぜ質問ばかりしてくるか、心理的な理由をご説明します。
好きな人だから
質問ばかりする人は、心理的に相手に特別な気持ちがあり、純粋にもっとその人のことを知りたいためです。恋愛感情を持った人のことは、できるだけたくさん情報が欲しいと思いますよね。
他の人にはあまり質問せず、自分に対してばかり色々と聞いてくる人は、それだけ知りたいと思っている証拠です。もっと深く知れば、恋愛のチャンスも増えるという気持ちの表れでしょう。
共通点を見つけたい
質問ばかりする人は、相手との共通点を探すために一生懸命になっていますので、心理的にプレッシャーを感じながら会話を進めているかもしれません。
コミュニケーションの基本でもある共通点はとても大事。しかし黙っていては見つけられないことなので、どちらかが質問しないと会話も進行しないでしょう。
年齢層が同じ、センスが似ているというだけで簡単に共通点が見つかるわけではないので、質問ばかりする人は自然とハードルの高さを感じているのかもしれません。
相手の知識を試している
すでに知っていることなのに、あえて相手に質問して答えを確認したがる人がいます。質問ばかりする人は、心理的に相手の知識や情報をチェックしたい気持ちが強く、自分から先に提供せずに相手の手の内を知りたいため。
また自分が得意な分野をわざと苦手な人に質問して、後から正解を伝えるような人は、できるだけ上の立場にいたい願望があるのかもしれません。
好奇心旺盛
質問ばかりする人は、心理的に好奇心が旺盛で、純粋に色々なことを知りたいだけ。知らないことをそのままにしたくない性格で、すぐに質問する積極性も兼ね備えています。
子供が大人になんでも質問するのと同じ。知識をどんどん吸収して学びたい欲求があるのでしょう。質問される相手は個人的な感情があるのかと誤解してしまいますが、相手に興味があるのではなく、話の内容や情報に興味を持っているからなのです。
恋愛経験が少ない
質問ばかりする人は、心理的に恋愛経験が少なく異性と会話するのが苦手です。一見慣れた印象を与えますが、どのような会話をするべきなのかわからず、女性の考え方や思いを単に知りたい興味本位もあるでしょう。
たまにやってくる女性と会話する「機会」はとても貴重で、経験値を高めるためにもあらゆる質問をしてしまいます。しかし聞きすぎて少し押しの強い人に見られることもあるので注意が必要ですね。
コミュニケーションが苦手
質問上手は会話上手といわれていますが、そうなるのはかなり上級者クラス。質問ばかりする人は、心理的にコミュニケーションや世間話などが苦手で、質問以外に話題が出てこないからなのです。
沈黙するのが嫌で、とにかく質問を続けていればお互いに安心できると思っているのでしょう。異性との会話はさらに緊張して、話題が見つからないことがよくあります。
コミュニケーションが苦手な人は、同じような内容の質問を何度も繰り返しているかもしれません。
好きな人にはどんな質問をするか?
質問されると、自分が話題の人物になったような気になりませんか。皆が興味を示してくれる瞬間は、少し気持ちがよいことも確かでしょう。質問が好きなのは、恋愛感情以外にも関係することはありますので、気になる人との距離感を測るためにも知っておきたい、恋愛感情を意識させる質問の特徴を見ていきましょう。
家族の話
いきなりプライベートなことを質問するのはマナーに欠けてしまう面がありますが、兄弟のことや子供時代の話などは、好きな人がどれほど自分に心を開いているか判断するために質問したくなることです。
恋愛感情がある人なら、自分のことはなんでも話したくなるのは自然なこと。家族のことを聞かれると、逆に関心があるのだと嬉しくなり答えたくなるでしょう。
恋愛観について
女性同士なら気軽に話せる恋愛の話ですが、異性が相手だと少し気を遣ってしまう話題です。どんな恋愛をしたいのかといった質問は、自分が恋愛対象になるか知りたいために聞くことのひとつ。
告白したい人でも、恋愛のスタイルが違う人なら可能性は低くなってしまいます。昔の恋人の話は仲良くなってからでないとできないかもしれませんが、恋愛関連の質問は付き合った時を意識させるので、聞かれた人はドキドキしてしまうでしょう。
好きなタイプ
「どんな人がタイプなの?」というよくある質問。気軽に会話でも出てくる話題ですが、興味がない人にはしないことです。好きな人の答えから自分がタイプに当てはまるかどうか判断できますので、絶対に外せない質問になりそうですね。
質問された人も「好意を持たれているのかな」と勘づいてくれるでしょう。
休みの日の過ごし方
「休みの日は何しているの?」という質問はさりげない印象を受けますが、好きな人の行動パターンを知るために重要なポイントです。恋人がいるのかどうかわからない相手にすることが多く、「家でのんびりしている」という答えならチャンスを実感できますね。
また休日の過ごし方からわかるのは、趣味や好きなことなどで、共通点を見つけたい時にもよい質問になるでしょう。
質問攻めで困った時の対処方法
質問ばかりする人は、心理的に相手に察してほしいことがあるのかもしれませんが、あまりにも連続すると少し不安になるでしょう。では質問攻めで困った時のよい対処策をご説明します。
逆に同じ質問で返す
質問ばかりされると、尋問されているような違和感を覚えることがありますので、たとえ好きな人でもマナーをわきまえた質問が求められえます。もし質問が多すぎると思った時は、逆に同じ質問で返すことも方法のひとつ。
「昔付き合っていた人はどんなタイプ?」と聞かれた時は、「〇〇さんはどうなんですか?」と冗談交じりに質問を質問でお返ししましょう。
答えたくないことは言葉を濁す
プライベートなことは、よく知らない人にやたらと話したくない人もいるはず。そんな時は無理やり答えず、それとなく言葉を濁して相手に察してもらいましょう。
「ええ、まあ」と答えたくない雰囲気を思いきりアピールしてはぐらかすこともできますね。
その場を去る
質問攻めにする人は、あの手この手で質問を変えてきます。自分が知りたいことが掴めるまではしつこく迫ってくる可能性もありますので、そんな時は「そろそろ行かなければいけないので…」とその場を去ってしまうのも方法です。
次から次へと質問するとよい印象を与えられないので、「質問はしないでください」と言葉で伝えるよりも、それとなく態度に出して距離を置くこともオススメです。
まとめ
質問ばかりする人は、心理的に相手のことをもっと知りたい欲求が土台にあるのでしょう。興味を持ってくれるのは嬉しいことですが、アプローチの仕方によっては片想いの人でも熱が冷めてしまうこともあるかもしれません。
自分がされて嫌なことは相手にもしないというのが、やはり無難なのでしょう。
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