座り直す時の心理は、無意識のうちに体が反応して、自分でも意味がわからずやってしまうことがあります。仕草には心理的なことが反映されやすく、とくに気になる人の前では普段やらないことまでやってしまうでしょう。
そこで今回は、座り直す人の心理や座り方でわかる相手の気持ちについてご解説します。
座り直す時はどんな心理なの?
一度座ったらずっと動かない人や、逆に座り直す仕草が多い人もいますよね。一度目につくととても気になる他人の仕草。座り直す人の心理的特徴についてご説明しましょう。
緊張している
座り直す人は心理的にとても緊張しているためで、体を動かして緊張感をほぐそうとしています。初めてのデートやお見合いなど、緊張しやすい場面でやたらとイスに座り直す仕草が多い人はいませんか。
失敗したくない思いが強いため、プレッシャーがかかりとても緊張しています。焦っていると相手に思われたくないため、普段の自分の体の感覚を取り戻すために座り直す行為が増えてしまうかもしれません。
しかしこのような動きが連続されると、相手も不安になってしまうので少しだけ意識したいですね。
だらしないと思われたくない
座り方によってはとてもだらしなく見える場合がありますよね。きちんとイスに深く腰掛けず、足を伸ばすように座ったり、横向きになったりする座り方。
ふと自分の姿を客観的に考えて、これではダメだと思い正しい姿勢に戻しています。座り直す人は、心理的に楽になりたくてもなれない状態。
クライアントとの食事、恋人が真面目な話をしているなど、きちんとしなければならない状況に置かれているのでしょう。背筋をピンと伸ばして座るのはかなり疲れますが、シーンによってはそうしないと自分の印象が悪くなることはありますよね。
落ち着きがない
座り直す人は心理的に落ち着きがないタイプで、ひとつのことに集中できないことが理由です。ずっと同じ姿勢でいることに飽きてしまい、違う方向を向いたり立ち上がったり。
常に新しいことがないと退屈するので、刺激を求めやすい性格なのかもしれません。じっとしていられない人がいると、周りもなんだか気になり落ち着きをなくしてしまいますよね。足を組み直したり背中を伸ばしたり、常に体の動きが目についてしまうタイプです。
ストレスを感じている
人間はストレスを感じるとあらゆる行為や仕草を招き、自分でも理解できないことがあります。イライラしてドアを思いきり閉めてしまうような行為もあるでしょう。
座り直す時は、心理的にストレス発散しているのと同じ理由があり、自己調整を無意識にやっている状態。コントロールではなく自分自身にどう対処するか、そんな考えが自然と座り直す心理になっているのでしょう。
こんな時はストレスを感じていることを認識しておけば、自己調整もスムーズにできるはずです。
時間に追われている
座り直すのは心理的に忙しないためで、常に時間に追われるような感覚になっています。このタイプは、昔遅刻して大変なミスをした経験があるのかもしれません。
なんでも手早く片づける段取りがよい人にも見えるのですが、スピード感のある生活が癖になっているので、落ち着いて話ができないことがデメリット。
時間のリミットがなくても、気分的に急がなければならないと思い込んでいる状態なのです。
その場にいたくない
座り直す人は心理的に今つまらない、もしくは嫌々その場にいることが考えられます。楽しいことをしている時は、他のことを一切忘れて集中できますよね。
たとえば好きな人とお茶している時。体の動きなど一切忘れて、正面を向いたままになるでしょう。座り直す心理とは、自分のネガティブな気持ちを相手にそれとなくメッセージとして送っているため。面白くないから早く帰りたいと、体で言っているようなものです。
腰痛がある
腰痛や肩こりなど、身体的なトラブルが座り直す理由になる場合も。同じ姿勢だと体が痛くなるので、適度なタイミングで足を組み直したり、体の位置をずらしたりしています。
あまりにも動きが大きいと相手は不思議に思うので、一言「腰が痛くて…」と言っておくと安心ですね。
相手の座り方でわかる今の心境!
座り直す人のように、座り方に心理状況が隠されていることがよくあります。ふとした瞬間にやってしまう行為や仕草はそれぞれに意味がありますので、座り方でわかる相手の気持ちをご説明しましょう。
足を組む
足を組む仕草は誰でもよくやってしまうかもしれませんが、心理的背景を考えるとこの座り方はとてもリラックスしている証拠です。一緒にいる人に安心感がある時や、一人でパソコンを見ている時など、無意識に体を自由に動かしたくなります。
相手の視線を気にしなくてもよい快適な状況では、足を何度か組み直すこともあるかもしれません。しかし場合によっては、足を組む仕草は相手に威圧感を与えたい欲求であることも。
偉そうな態度にも見えるため、ふんぞり返って足を組む人がいたら強気になっていると解釈してもいいかもしれません。また女性の場合は、足を組んで女性らしさをアピールする意味もあります。
イスにふんぞり返る
レストランやカフェのイスにふんぞり返って座る人は、ライバル意識が強いタイプ。イスは本来背もたれに背中をつけて座るのが礼儀的に正しい方法ですが、ふんぞり返るのはマナー違反にも見えますよね。
このタイプは他の人を寄せつけたくない気持ちが強く、他人に馬鹿にされたくないプライドがあります。そのため相手に先手をとられないようふんぞり返って、自分の力をアピールしているのかもしれません。
デートの時にふんぞり返る座り方をする人は、疲れてただ体を伸ばしているだけの場合もあります。
足をぶらぶらさせて座る
小さい子供が床に足が届かない時にぶらぶらさせるように、足をぶらぶらさせる人は甘えたい心理状況があります。女性に多く見られる座り方で、彼氏に甘えたい時や可愛く思われたい時にやる仕草です。
習慣的に足をぶらぶらさせて座る人は、愛情不足の可能性もありますので、人一倍かまってもらわないと安心できない性格かもしれません。
いつも強気な性格の人がイスに座ると足をぶらぶらさせることもあり、ふとした瞬間に自分の気持ちがアピールされてしまいます。この座り方をする時は、相手に本当の自分を見せられるということ。好意を寄せている人に甘えたい気持ちを伝えているのでしょう。
足を開いて座る
女性ならあまりやらない座り方ですが、男性の中には足を開いて座る人がよくいますよね。この仕草は、相手に好意をアピールしている意味があります。
足を開くことは心を開くのと同じ意味があり、安心できる人や好きな人に無意識にやってしまうこと。女性の場合もぴったり膝をつけず、少し開き気味になっているのは好意がある相手と一緒と捉えていいでしょう。
警戒する相手には隙を見せないようにガードしたくなる人間の本能があるのです。相手が恋愛対象かわからない時は、足の開き方をチェックしてみてください。
また隣の人に迷惑になるほど足を開く人は、自分勝手で攻撃的な性格の可能性があるので注意が必要です。
まとめ
座り直す人は、心理的に何か不安なことがあるのかもしれません。気になる人に好かれるように必死になっている時、体は思わぬことをやってしまいます。
余裕がある人に見られるためにも、どっしり座って相手の目をしっかり見つめてみるとよいでしょう。今までと印象が変わり、恋愛関係に一歩近づけるかもしれません。
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