好きでも嫌いでもない心理に女性が男性に対してなる場合には、実は隠れた思いがある可能性も。このため自分の本音について理解をすることが必要になるでしょう。
では今回は好きでも嫌いでもない心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の恋愛に役立てていただけると幸いです。
好きでも嫌いでもない心理とは
女性が男性に対して、好きでも嫌いでもない中立的な心理になるのは、その男性の魅力が欠けているわけではなく、主に感情的な刺激の不足や関係性への期待値の低さ、自己防衛といった理由が背景にあります。ではこちらの内容から詳しく見ていきましょう。
感情的な刺激・意外性の不足
恋愛感情が生まれるためには、ドキドキ感や新鮮な刺激が不可欠です。でも男性が良い人であっても、言動や性格が「優しすぎる」「予測可能すぎる」ために、感情が揺さぶられる要素が全くない状態もあるでしょう。
結果として、「良い人だけど恋愛対象ではない」という無関心なカテゴリに入ってしまうケースがあります。
魅力を感じていてもそれが友情や尊敬の域を出ず、恋愛に必要な「興奮」や「情熱」が湧かないこともあるでしょう。
自己開示の不足による「情報の少なさ」
男性が自己開示をあまりせず、仕事や当たり障りのない話題に終始している場合、女性はその男性の内面や人間的な魅力を知ることができないでしょう。
好き嫌いを判断するための材料が不足しているため、感情が動かない中立的な状態に留まります。
相手の内面が見え、深い興味や共感が持てないため、感情的な判断が保留されている状態でしょう。
関係性への「期待値」が低い
女性が男性との関係を「友達」や「仕事仲間」として明確に位置づけていて、恋愛関係への発展を全く期待していない場合です。
期待値がゼロであるため、男性が優しく接してきても、それは「友人としての優しさ」として処理され、恋愛的な好きという感情には結びかないケースもあるでしょう。
相手の存在が自分の人生に大きな変化をもたらさないと認識していて、中立的な安定した関係で十分だと感じている可能性があります。
過去の経験に基づく「自己防衛」
過去の恋愛で深く傷ついた経験があったり、優しすぎたり遊び人に見えたりする人に対して、無意識に感情をシャットアウトしたりする場合も。
安全な人であっても心の壁を作っているために、感情的な繋がりを避けて「好き」という感情の芽生えを阻害しています。
傷つくリスクを回避したい自己防衛本能が働き、感情的な深入りを防ぐためにあえて無関心を装っていることもあるでしょう。
魅力が「平均的」で突出していない
その男性に特に目立った欠点はなくても、同時に際立った魅力や個性も感じられないケースもあります。
多くの人の中に埋もれてしまう「平均的な存在」として認識されていて、好きになるほどの強い動機付けがないことも。すると相手に対して「わざわざ選ぶ理由が見当たらない」という状態になる場面もあるでしょう。
魅力を強く認識していないため、男性に時間や感情的なエネルギーを割く優先順位が低いのです。
好きでも嫌いでもない心理になる女性の特徴
男性に対して好きでも嫌いでもない中立的な心理になりやすい女性には、感情の安定や自己の領域を重視する傾向が見られます。では共通する特徴について詳しくお伝えしていきましょう。
感情の起伏が少なく冷静で理性的
感情に流されにくく、物事を冷静かつ客観的に分析する傾向が強いです。恋愛において、刺激的なドキドキ感や感情のアップダウンよりも、論理性や安定性を重視するでしょう。
男性の行動を論理的に評価するため、感情的な「好き」という熱量が生まれにくく、「良い人」という中立評価に留まりやすいです。
分析的で感情表現が控えめな性格の可能性があるでしょう。サプライズよりも計画を好むタイプです。
自己肯定感が高く依存心が低い
自己の価値を男性からの承認に求めないため、恋愛を通じて承認欲求を満たす必要性が低い女性もいます。
自分の趣味や仕事、友人関係で満たされているため、男性を「必要不可欠な存在」として求めず、結果として強い恋愛感情が湧きにくいでしょう。
自立していて一人の時間を楽しめるタイプです。恋愛に過度な期待をしないことが多いでしょう。
人間関係の「境界線」を明確に引く
プライベートな領域への踏み込みを嫌い、人との距離感を一定に保ちたい意識が強いです。
男性に対しても、深い感情的な結びつきを築くことが怖くてブレーキをかけてしまうでしょう。
好きという感情は境界線を越えるきっかけになり得るため、中立的な立場を維持することで自己防衛を図っています。秘密主義的な一面があり、馴れ合いを嫌いドライな関係を好むタイプの女性でしょう。
過去の経験からリスク回避意識が強い
過去に恋愛で深く傷ついた経験や、感情的になりすぎて失敗した経験があるため、自己防衛本能が強く働いています。
「好き」という感情を持つことで再び傷つくリスクを無意識に感じ取り、恋愛感情が芽生える前にその感情を抑制しようとするでしょう。
新しい関係に慎重になりすぎるあまり、行動に移せないことが多いです。恋愛に対してどこか冷めた視点を持つ場合もあるでしょう。
協調性や共感性が高いけれど恋愛感情が湧きにくい
広く浅く、誰とでも円満な人間関係を築ける協調性を持っています。でも誰にでも優しく接するため、男性の優しさを「特別な好意」としてではなく、「誰にでもそうするのだろう」と一般論として受け止めがちでしょう。
結果として、相手の好意を友情やビジネスライクなものとして処理してしまい、恋愛感情に発展させにくいです。
好きでも嫌いでもない心理になった時の行動の仕方
「好きでも嫌いでもない」という中立的な心理になった時の行動の仕方は、対象が「恋愛対象となり得る相手」なのか、それとも「単なる日常の対象」なのかによって異なります。ではこちらの内容を詳しくご説明していきましょう。
感情の源泉を探る「情報収集」を意識的に行う
中立的な状態は情報不足から生まれていることが多いです。意識的に相手の内面や価値観を知るための質問を増やしましょう。
趣味、仕事に対する考え方、友人関係、幼少期の話など、表面的な話題から一歩踏み込んだ質問をするといいですね。
相手の意外な一面や共通する深い価値観を見つけることで、感情の揺れ(好きまたは嫌い)を引き起こすきっかけを探れます。
いつもと違う「非日常的な体験」を共有する
職場やお気に入りのカフェなどでの接触では、感情が動きにくいです。でも非日常的な体験や少し負荷のかかる状況を共有することで、相手の人間性や振る舞いに対する新たな感情を喚起できるでしょう。
一緒にスポーツやアクティビティをする、少し遠方へ日帰り旅行に出かける、謎解きゲームや脱出ゲームに挑戦する、などの非日常のデートを提案します。
一時的に「距離を置く」または「接触頻度を下げる」
接触頻度が高いがゆえに「空気のような存在」となり、感情が動かない場合があります。意識的に距離を置くことで、相手の存在が自分にとってどの程度重要かを客観的に評価できるでしょう。意図的にメッセージの頻度を減らして、次の約束を少し先にする方法があります。
距離を置いた時に、「会いたい」との感情が湧くか、寂しさを感じるかを確認し、「好き」という感情の有無を探りましょう。何も感じなければ、無関心であると判断ができます。
自己開示を増やして反応を観察する
こちらから自己開示をすると、相手も応えて深い話をしてくれる可能性が高まります。また自分の弱みや悩みを打ち明けた時の対応は、包容力や共感性を測る良い指標になるでしょう。
自分の過去の失敗談や、仕事で悩んでいることなど、少し踏み込んだプライベートな話を打ち明けてみるといいですね。
「別のタイプの異性」と比較してみる
他の異性と会ってみることで、今の中立的な相手が持つ「良さ」や「安心感」が際立つ場合があります。
中立的な異性の存在を、「他の人にはない安定感」という強みとして再評価できるでしょう。
好きでも嫌いもない心理になった時には冷静な判断が重要!
好きでも嫌いでもない心理になった時には、冷静になって自分を客観視してみることが大切です。そうすると相手と今後どのような関係になりたいかが明確になる場合があるでしょう。
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