外食したいのは、心理的なことが関係しているとご存知でしたか。お腹が空いているから、美味しいものが食べたいからという理由の裏には、自分でも気づかない心理的なものが隠されています。
そこで今回は、外食したい心理について詳しくご解説していきますので、一人でもよく行く人はぜひチェックしてみましょう。
外食したい心理について
外食が続くと栄養バランスの偏りが心配されますので、手料理も上手に取り入れることが必要です。しかし最近はデリバリーも増えているように、外食産業はとても気になりますよね。では心理的に考えて、外食したい気持ちになるのはなぜか、ポイントごとに理由をご説明します。
ストレスを発散したい
暴飲暴食でストレスを発散することは誰でも経験があるのではないでしょうか。「やけ食い」ともいえる状態は、外食したい心理に共通する点があります。好きなものを食べて我慢しない状態が、プレッシャーや辛さから逃げる手段になっているのでしょう。
人間にとって食べることは根源的な欲求を満たす行為のひとつ。空腹を満たし、美味しい料理で味覚を刺激することでネガティブな感情を手放すことができます。家で料理をするのは逆にストレスになることもありますので、そんな時にすぐに食べたいものが食べられる外食を選ぶ心理が働きます。
人に見られたい
外食したいのは、心理的に人の視線を集めたいため。レストランの隣の席の人が気になる、入店した人をチラッと見るなど、狭い空間でも外食中は他人の視線が気になるものです。
人に見られたい願望があると、レストランは自分をアピールする舞台になりますので、そんな気持ちが外食したい思いにつながるのでしょう。たとえばカッコいい彼氏と一緒にいる時や、おしゃれしている時の外食など。
人の視線を感じるとワクワクして、もっと目立つように大きな声でオーダーすることもあるかもしれません。
刺激が欲しい
外食したいのは、心理的にマンネリした日常から逃げ出したいためです。家でのんびり食事をするのはもちろん楽しいのですが、それ以上の刺激を感じることは少ないですよね。
同じメニュー、同じ時間、同じ空間での食事は時に刺激が欲しくなり、そんな気持ちになると外食したくなるのです。飽きっぽい人はお店も毎回替え、色々な場所を知っているでしょう。
グルメサイトをチェックし、口コミ評価が高いお店を見つけたり、新しくオープンした話題のカフェに行ったりする人。食生活以外にも刺激を求める傾向がありますので、人間関係は浅く広いタイプかもしれません。
優越感を得たい
外食したいのは、心理的に優越感を得たいためです。高いお金を払って食事をする自分に酔いしれる、または外食するほど経済的に余裕があることを周囲にアピールしたい気持ちが関係しています。
レストランで他の人が食べているものよりもいいものをオーダーした時に、何ともいえない優越感を抱くでしょう。皆が自分の料理を見ているところで美味しそうに食べる瞬間、最高に自分が有利になった気分になるのです。
自慢したい
外食したい心理になるのは、インスタグラムなどのSNSに写真を投稿して「いいね」をもらうため。頻繁にSNSを利用する人は、自分の存在意義を他人に知ってもらいたいことや、誰かとつながっていないと不安になる気持ちが関係しています。
食べ物の写真は誰も傷つくことはなく、見ている人も楽しい気分になりますよね。外食したい心理とは、そのような注目を浴びて自慢したいからなのです。投稿する写真は、話題のレストランやホテルのレストランなど、高級な場所で撮ったものばかり。
「こんなものを普段から食べている!」と皆に知ってもらいたい思いが関係しています。
快適な場所がない
外食したい心理になるのは孤独を癒したいためで、自宅にいられない理由があるのでしょう。一人暮らしなので食事がつまらないと感じる人、または家族が多すぎてゆっくり食事ができないなど。
食べる環境にこだわりがあり、自分だけの快適なスペースが欲しい人は外食したい心理になりやすいでしょう。同時に居心地のいいスペースがないサインでもあり、心の拠り所を求めている可能性もあります。他人が集まる飲食店で、自分と同じような人を見つけるとホッとするのです。
一人で外食する理由について
一人で外食する人が最近増えていますが、周りから見るとカッコよく大人っぽく見えますよね。しかし実際にやるとなると勇気が要ること。では一人で外食をするのはどのような理由があるのでしょうか。
人間関係に疲れている
一人でも外食したくなるのは、人間関係に疲れているため。食事の時間は気の合う人と一緒に過ごしたいものですが、人間関係に疲れると皆から距離を置きたくなります。
一人になりたいと思うのは決して悪いことではなく、皆から取り残される不安を抱く必要もありません。一人で外食することで自分を癒し、できることを楽しむ時間が心の治癒につながります。
職場の人間関係や恋愛などで疲れた時には、一人で美味しいものを食べに行ってみるのもよいでしょう。
気楽だから
一人で外食したくなるのは気楽だから。友人と一緒だと、たとえなんでも話せる相手でもお店を選ぶ手間がありますし、多少相手に気を遣いますよね。もし慣れない相手なら外食の時間はとても苦痛で、早く家に帰りたいと感じることもあるでしょう。
せめて食事くらいは好きなところで好きなものを食べたいと思うのも当然。一人で外食することを気楽に感じるのは、男性よりも女性のほうが多いようです。
一人の時間が欲しい
コミュニケーションに使うエネルギーは多大なもので、美味しいものが美味しいとわからないほど緊張することもありますよね。いつも人に囲まれているとそんなプレッシャーから逃れたくなることもあり、外食も一人のほうがとても居心地よく感じます。
さらに一人でも入りやすいお店があれば尚更人を誘うことはないでしょう。一人で食事をするのは寂しい印象もありますが、意外と快適で自由であることが魅力です。美味しいコーヒーを飲みながら考えごとをしたい時なら、一人の外食はベストなシチュエーションになりますね。
外食嫌いの人を誘うコツについて
外食したい心理になった時に、一人ではどうしても行けないという場面も。もし外食嫌いの人を誘うなら、次のポイントを意識してトライしましょう。
相手の食べたいものを優先する
外食嫌いの人も意外と多く、自宅で手料理やあるもので充分ということもありますよね。そんな人を誘い出すのは意外と大変。でも相手が食べたいものを優先してあげれば、外食に行くモチベーションはアップするでしょう。
外食が面倒に感じるのは、家を出ることが大きなハードルです。一旦外出してしまえばその流れで外食もしやすくなるので、タイミングも上手に考えて計画してみてくださいね。
食べ放題以外にする
食べ放題はとりに行くのが面倒だから…という外食嫌いもいます。その場合はオーダーするレストランに行けば、多少は外食への抵抗はなくなるかもしれません。オーダーバイキングも増えていますので、外食先でなるべく手間のかからないシチュエーションを選びましょう。どうしても嫌という場合は、テイクアウトからスタートすることもおすすめです。
まとめ
外食したい心理になるのは、気分のリフレッシュは大きな理由になるでしょう。気が合う人と一緒、もしくは一人、どのような場合でも美味しい料理を食べた後の満足感は格別。外食をストレス発散やコミュニケーションの手段としてぜひ活用してみてくださいね。
☆こちらの弊社公式HPのコラムもお勧めです!
コメント