首をかしげる心理は、その瞬間に感じたことが仕草になっています。さっきまでとは違う相手の動きを見ると、自分の言動に不安を感じるもの。気になって話に集中できず、モヤモヤした気持ちが膨らむでしょう。
首をかしげる時は表情も一緒に表れ、よく考えると気がつかなかった心理を理解することも。今回は、首をかしげる心理についていくつか挙げていきます。身近に首をかしげる人がいる時は、ぜひ参考にしてくださいね。
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納得できないことがある
不服そうに首をかしげる心理は、納得しがたい思いを表現しています。会話の最中に、急に表情を変えながら首をかしげる場合も。
不満がありそうな表情から、ただならぬ雰囲気を感じます。このまま何もなかったように話を進めてしまうと、次第に空気が重くなっていくでしょう。
こちらの話を理解して欲しい時は、気になることを尋ねて解消していくのがポイントに。首をかしげる姿から縦に頷いてもらえるように、話し合いの場を設けてお互いの意見を交わし理解を深めていきます。
態度で気付いて欲しい
納得がいかなくて首をかしげる人の心理は、言葉に出せない思いを態度で示します。腕組みをして表情が硬くなった時は、心理状態を察して欲しいとの表れ。不満を全面に表現しているため、話しかけにくいオーラを発するでしょう。
威圧した態度にみえるので、すぐに態度の変化に気づく人も。自分から発言するのではなく、周りに察してもらいたいのです。
様子を伺いながら、一呼吸置いて理由を話し始める人も。なぜ納得しないのかを、それぞれに考えて欲しい思いが隠されています。
疑問があるから
話の内容に疑問があると、理解できずに首をかしげる心理が芽生えます。内容についていけない時もありますが、間違っていると感じた場合は納得がいかずに態度に表れることも。
疑問に感じた内容について、質問をする準備を頭の中で考えているでしょう。相手の意見をしっかりと聞きたい気持ちと、自分が納得できない箇所について整理をしながら理解しようとしているのです。
質問する内容が相手に伝わるように、一生懸命考えるため気になった部分以外は聞き逃している可能性も。そのため、話を最後までしっかいり聞いていないと思われる場合があります。気になったことだけが、頭から離れずに追求したくなるところがあるでしょう。
答えが出せない
迷った時や悩み事がある時は、無意識に弱さが仕草に表れて首をかしげる心理が働きます。選択枠があると、どちらが自分にとって好条件なのかを考えるものです。深く考えていくうちに、どの答えが最善なのかが分からなくなり答えが出せなくなるでしょう。
慎重になるところがあり、最終的な決断をするまでに時間をかけるのが特徴です。急かさずに、答えが出るまで待つ姿勢が求められるでしょう。
気を遣ってしまう
首をかしげる心理には、自分のことよりも相手を優先した感情が強くなる時があります。ハッキリとした答えが出ていても、周囲との関係を壊したくない気持ちから、いつまでも悩んでしまいます。
選択枠の中でも期待に応えられない場合は、どのように伝えるべきか悩んでしまいますよね。自分よりも相手の立場を考えてしまうため、最善の道を探し出そうとするのです。
「相手を傷つけたくない」という気持ちが、結果的に傷つけてしまう展開に。気を遣いすぎるとお互いが辛くなることもあるため、なかなか返事を出さない時はこちらから聞き出すことで重たい口を開いてくれるでしょう。
自信が持てない
答えが出せなくて首をかしげる心理には、情報が足りずに困った様子が隠されています。正しい答えを選択したいのに、自分が得ている情報量の少なさから答えに自信がない状態です。慎重に物事を考えるため、失敗したくない気持ちが強く表れているでしょう。
努力家なので、情報量によって確実な答えを導き出したいところがあります。失敗を最小限に抑えるため、情報が足りない状態では不安が大きく保守的に。
弱気な部分が周囲にも伝わり心配になりますが、首をかしげる行為によって見方を変えると、新たな情報を得られ自信を取り戻していきます。
完璧な自分でいたい
癖で首をかしげる人の心理には、完璧さを常に追い求めるところがあります。仕事や特技では、誰よりもデキる存在でいたいとストイックに自分を追い込むのです。
そのため、息苦しさに耐えられずにストレスへと繋がることもあるでしょう。目標を高く持ち、理想の自分になる努力をします。息抜きが苦手で、頑張りすぎて限界を超えてしまう人もいます。
信頼している
接する人によって首をかしげる心理には、相手を信頼している思いが動作に表れています。信頼しているからこそ、リラックスした表情で自分の思ったことを伝える人も。心にも余裕があり、相手の言葉も聞き入れることができるでしょう。
何でも言えるため言い合いになる場面も多いですが、言いたいことをストレートに伝えるところがあり、ストレスが溜まらず表情も穏やかに。隠し事をせずに、何でも言い合えるようになると距離が縮まっていくでしょう。
心配事がある
思い出すような表情で首をかしげる心理は、心配事を抱えている場合も。部屋の窓を閉め忘れたり忘れ物をしたりと、うっかりするところがあります。
「もしかして…」とふと思い出して心配になり、首をかしげながらソワソワと落ち着かない雰囲気に。こういう時は、意外と思い出せなくて余計に心配になりますよね。更に不安になってしまい、心理状態が悪循環に陥る時もあるでしょう。
何度話しかけても、心配事で頭の中がいっぱいになりうわの空へ。「仕方がない」と諦めるまでは、そっとして見守る姿勢で接していきましょう。
好きな人へ向けたアピール
気になる人の前で首をかしげる心理には、可愛らしい表情を見せたい気持ちが溢れています。子供っぽくみられるので、男性ウケする仕草に。
しかし同性は「わざとらしい仕草」と思い見抜かれやすいので、気になる人と二人きりの時に行うのがポイントですね。
自分では気づかなくても男性に対して、本能的に可愛らしさをアピールする場合があります。無意識に行っているので、冷静になった後から自分の仕草に気がつく場合もあるでしょう。
視線でドキドキさせたい
斜めから視線を送ることで、色っぽさを見せたくて首をかしげる心理に。斜めからの視線は、いつもと違った角度なので目が合うだけでドキッとする状況です。
女性らしさをアピールできるチャンスに。やり過ぎてしまうと睨んだ態度になってしまうため、印象が悪くならないように見つめるのがコツになります。
甘えん坊を演出
首をかしげる心理には、可愛らしさをアピールしながら甘えん坊を演出したい思いが隠されています。子供っぽい笑顔を見ると「守ってあげたい」と思わせる仕草に。華奢に見えて、放っておけない印象を与えるのです。
無邪気な笑顔が話しやすい雰囲気を作り出し、気になる人から話しかけてくれる可能性も。甘えたい気持ちが強い程、積極的になれるでしょう。
まとめ
首をかしげる心理には、仕草で心情を察してもらいたい人もいれば、自分の世界に入り込んで考え事をしている人もいます。
癖になっていると、心理的な意味をもたない場合も。行う頻度や状況によってイライラする仕草になりますが、気にしないで接していきたいですね。
疑問や悩み、迷いによって目の前のことに集中できない時も。相手の様子を見て、思い詰めた険しい表情の時は、声をかけてあげる優しさも大切です。打ち明けながら、心の整理ができて迷いや悩みが解消されていくでしょう。
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