かわいそうと言う男性の心理には、恋愛感情のような特別なものは含まれているのでしょうか。何も感じない相手なら、かわいそうな場面でも気持ちが揺らぐことはないかもしれません。
しかし男性心理には、女性にとっては理解しづらいことも隠されています。女性に対してかわいそうと男性が思うのはどのような理由があるのか、今回はかわいそうと言う男性心理について詳しくご紹介していきましょう。
かわいそうと言う男性心理について
「なんかあの子かわいそう…」「そうなんだ、かわいそうだね」と思わず言ってしまう男性心理。何かしらの興味があるために気になってしまうのですが、そんな場面では恋愛感情が関係しているのかどうか、かわいそうと言う男性心理についてご説明していきましょう。
マウントをとっている
かわいそうと言う男性の心理は、マウントをとっていることが考えられます。マウンティングは相手よりも自分が優位でいたいための行為であり、女性に対して「かわいそう」と思うのも、自分のほうが幸福で恵まれているのだと優位な気持ちになりたいためです。
マウントは男女関係なくあることで、他人に対して無意識に高圧的な態度や言葉で接してしまいます。直接マウントをとりたい相手ではなくても、自分が優位でありたい気持ちを間接的にアピールしますので、格付けするような話題が普段から多い傾向があります。
マウントをとる癖がある人が言う「かわいそう」という言葉には、恋愛感情は含まれていないことが多いでしょう。
ナルシスト
ナルシストな人は、かわいそうと言う男性心理になることがあります。自分のことが大好きで誰よりも優れていると思っているため、他人がかわいそうに見えてしまうのです。
男女関係なく、周囲は皆自分以下だと思っていることも。容姿、ライフスタイル、性格など、どれを取っても自分のほうが勝っているため、自己陶酔しやすい状態です。
かわいそうに見えない女性に対しても「かわいそう」と言うことで、自分が価値のある人間であることを知ってもらいたいのでしょう。
深く考えやすい
かわいそうと言う男性の心理は、とても優しい性格が関係しており、他人の立場や思っていることを深く考える傾向があります。物ごとの本質を見抜くのがとても得意。
しかし些細なことも気になってしまうので、時にはストレスを感じてしまうでしょう。かわいそうに見えない人でも相手の感情に入り込むため、かわいそうに見えてしまうことがよくあります。物ごとを深く追求するので、仲良くなると信頼関係を築きやすいタイプです。
共感しやすい
かわいそうと言う男性は、心理的に共感しやすいところがあるためで、子供の頃から感受性が強く敏感なところがあります。たとえば何かを探している女性が近くにいたら、すぐに一緒に探してあげる性格。
困っている表情を見ると相手がとてもかわいそうに見えてしまい、一緒に悲しんであげることもあるでしょう。相手の気持ちに自分の気持ちを合わせてしまうため、思いやりのある人に見られますが、とても疲れて生きづらさを感じることもあるかもしれません。
守ってあげたい
かわいそうと言う男性心理は、相手を守ってあげたい願望が関係しています。自分よりも弱い立場に対して「かわいそう」と思うことはよくあり、弱い人を見ると愛おしく感じることもあるでしょう。
母親が子供を大切に守る気持ちと似ており、恋愛感情以上に親子や兄妹のような気持ちが強い可能性があります。また、守ってあげたい気持ちが強い人は、周囲に対しても面倒見がよく、人の弱い部分や苦手なことを見つけるのが上手。困っている人にサッと手を貸してあげるので、リーダーシップのある性格ともいえます。
恋愛感情がある
かわいそうと言う男性心理には、恋愛感情が含まれていることもよくあります。基本的に「かわいそう」という言葉には「憐憫」「同情」「哀れみ」などの意味がありますので、恋愛とは程遠い感じがあるでしょう。
「好き」と「かわいそう」には大きな違いはありますが、相手のことが気になるのは共通点。かわいそうに思う人の存在は常に意識するようになり、そこから恋愛へとシフトすることはあり得るでしょう。しかし恋愛感情があることに気づくまでは時間がかかるかもしれません。
承認欲求が強い
承認欲求が強い人も、かわいそうと言う男性心理になることがあります。自分自身で認められないところを周囲から褒められようと、かわいそうな人を見つけていることも。
周囲に自分の弱みを見せたくない性格で、とても強がりなところがあります。常に評価を気にしているので、ストレスが溜まりやすい特徴もあるでしょう。このため他人をかわいそうな立場にしてしまい、自分が優越感に浸りストレスを発散しています。
かわいそうな女性を好きになる男性の理由とは?
かわいそうと言う男性心理にはさまざまな思いが関係しており、恋愛感情が含まれている場合もあります。また、男性はかわいそうな女性を好きになることもよくあるといわれていますが、それにはどういった仕組みがあるのか、かわいそうな女性を好きになる理由をポイントごとにご紹介しましょう。
使命感があるから
女性や子供など、弱いものは男性が守るべきという考え方がある人は、使命を達成するためにかわいそうな女性に惹かれる傾向があります。誰かが守らないとダメになりそうなか弱い女性、言いたいことを我慢して弱い立場になりやすい女性など。
そんなかわいそうな人を見ると、女性を守る使命感が湧き、助けてあげることで自分が男として強くなった気持ちになるのです。もちろん女性の性格や容姿など、好きなところは色々とありますが、最初のきっかけは使命感ということは多いでしょう。
影のある人が魅力的
かわいそうと言う男性心理にもありますが、最初は恋愛感情はなくても何となく「気になる存在」になりやすいのがかわいそうな女性。いつも寂しそうな表情だったり、一人で行動していたり。そんな存在感がとても幸薄く感じ、自分がそばにいてあげたくなります。
影のある女性は男性にとってもっと知りたくなる存在で、他の人が知らないことを自分が最初に知りたいと思うのでしょう。「幸薄い人を幸福にしてあげたい」という男性なりの尽くしたい気持ちが刺激されることは、かわいそうな女性に惹かれる理由です。幸福になった女性は、いつまでも自分のそばにいてくれると思うのかもしれません。
芯が強い
かわいそうな女性はネガティブな印象もありますが、男性の中にはそんな女性を「芯が強い人」と解釈する人もいるようです。「周りにどう思われてもいい」と自分の心地よい生き方をしているタイプ。
寂しい時に強がらず素直に感情表現できるので、かわいそうな女性は本当は明るい性格で前向きなのかもしれません。そんな可能性や魅力に惹かれるのは、自信がない男性。かわいそうに思われても、全力で物ごとに取り組む姿を好きになってしまうのです。
頼ってほしいから
かわいそうな女性を好きになるのは、男としてのプライドをくすぐられることも関係しています。恋愛では男がリードするべきだと考える人は、自分より立場が弱く引っ張ってあげられるタイプの女性を好みます。頼られるともっと守ってあげたくなり、そんな力関係が愛情にもよい影響を与えるのでしょう。
かわいそうと言う男性の心理には恋愛感情があることも!
かわいそうと言う男性心理は、プライドや優しい性格、そして愛情の土台になることもあるようです。人は誰しも自分が優位になれる人には近づきたくなるものです。
「誰かを助けたい」という思いがいつの間にか恋愛感情になり、お互いにサポートできるよい関係に進展することもあるでしょう。
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