バツイチを打ち明けるのは、心理的にどのような状況が考えられるのでしょうか。いくら好きな人でも、過去や秘密について教えるのを躊躇してしまうのは自然な気持ち。
しかし真剣に交際したい人なら、全てを知ってもらうことは必要ですよね。バツイチの人が増えている今の時代、決して珍しいことではありませんので、今回は打ち明ける際の方法や心理背景にあることなどを詳しくご紹介していきましょう。
バツイチを打ち明ける心理にあること
実はバツイチで…」と交際相手に話すのはとても勇気が必要で、今までとは関係が変わってしまうリスクもあります。ではバツイチを打ち明けるのは心理的にどのような理由があるか、ポイントごとにご解説しましょう。
本気の相手だから
バツイチを打ち明けるのは、心理的に相手と今後よい関係を築きたい思いや結婚を考えているなど、将来を意識しているための行為です。本気になった人なので、自分の全てをさらけ出して受け入れてほしいと思っている心理状態。
これからの二人のために、リスクを背負ってでも打ち明けたい気持ちがあります。とくに結婚相手なら早い段階で全てを打ち明けておきたいため、自分の印象を悪くする可能性があっても、それ以上にずっと一緒にいたい気持ちのほうが強いのです。
自分のことを認めてほしい
バツイチを打ち明ける心理になるのは自分のことを認めてほしいためで、話した相手にアドバイスや意見をもらいたくて話している可能性もあります。承認欲求を満たしてくれるのは必ずしも恋愛相手とは限りませんので、自分のことを信頼してほしい人を告白相手として選んでいることもあるでしょう。
バツイチで苦労したことや、言いにくいことを正直に話してくれるという行為に対して、周囲から評価されたい思いがあります。
相手を誘導している
バツイチを打ち明けるのは、心理的に相手と自分に共通点があるのではないかと疑っている状況だからです。話してもらうためにまず自分から告白して誘導するようなこと。
バツイチであることは決して悪いことではないのですが、当人にとっては不利になることもあり、できれば隠しておきたいと思う人も多いはず。しかしお互いにバツイチであることがわかれば、今後の付き合いはとても楽になるので、そんなメリットを期待して告白しています。
諦めてほしいから
バツイチを打ち明けるのは、心理的に自分のことを諦めてほしいためで、ダメ出ししている状態です。家柄の全く違う相手にプロポーズされた場面など、絶対に結婚は無理だと思う場合にはバツイチであることを告白して、やんわり「別れてください」と言っているようなつもりに。
好きな気持ちに変わりはありませんが、乗り越えるべきものが多い恋愛だと、傷つく前に自分から諦めたくなることもありますよね。
隠すのが辛いから
バツイチを打ち明けるのは、心理的にプレッシャーがかかりすぎてこれ以上黙っておけないためです。隠しごとがあると常に罪悪感が湧いてしまい、恋愛にも集中できない状態に。
交際相手に将来の話をされてもテンションが下がってしまうはずです。隠しごとは嘘をつくのとは違った負担があり、相手を騙している気分になりますよね。
純粋に自分を大切に思ってくれる相手に対して同情する気持ちが湧いてくると、これ以上隠しごとをするのは辛く、そんな時に自分の気持ちを楽にするために告白してしまいます。
隠しごとが嫌いな性格だから
バツイチを打ち明けるのは心理的に隠しごとが嫌いだからで、いつまでも隠していると自己嫌悪に陥ってしまうためです。このタイプは周囲からどう思われても構わないと考えていて、自分が正しいと思ったことは貫く人。バツイチのどこが悪いのかという思いがあり、基本的に隠しごとが嫌いなので裏表のないわかりやすいタイプです。
隠しごとをしない人は相手にも同じことを要求していますので、嘘をつかれたり内緒にされたりすると途端に気持ちが冷めてしまいます。
自信がある
バツイチを打ち明けるのは、心理的に自分や今の状況に自信を持っているためです。バツイチだと告白しても相手が離れることはないと確証している状況があり、どのような過去があっても自分は魅力的な人間だと信じているのかもしれません。
現実的にバツイチの男性がモテることもあるように、経験豊富で頼れるところは大きな魅力に。自信のあるバツイチの人なら、いきなり告白されても納得してしまうでしょう。
バツイチを告白するタイミングは3回!
バツイチを告白する時にはおすすめのタイミングがあります。次のような場面はよいチャンスになるため、3回の重要なタイミングについてお伝えしていきましょう。
好きになった時
結婚相手にバツイチを一生隠すことは不可能なので、真剣に付き合う相手ならできるだけ早く告白することが必要です。恋愛相手も同じく、隠しごとをしている関係は自分の心の負担が大きくなりますので、好きになり始めたタイミングでバツイチを打ち明けましょう。
バツイチだと負い目を感じてしまい、人を好きになること自体悪いように思ってしまう人もいますよね。そんなモヤモヤした気持ちをすっきりさせるためにも、片想いの段階でバツイチであることを告白して、相手に気持ちを伝えましょう。
付き合う時
「付き合ってください」と言うタイミングはバツイチを打ち明けるのに適していますので、告白したいことが二つ重なる状態です。お付き合いが始まったばかりの時期は打ち明けるよい時期になりますので、恋愛感情と過去の出来事は一切関係ないことを説明して信頼関係を築くこと。
この時点で恋愛関係が崩れてしまう可能性もないわけではありませんが、長く交際してから告白するよりもダメージは少なくなるはずです。
結婚を考える時
できるだけ早い段階のほうが関係性に影響を与えないため、結婚を考える段階では少し遅い場合もあるかもしれません。しかしお見合いパーティーなどのイベントで知り合った人なら、最初から結婚を意識したお付き合いになるので、交際する前に告白しておきましょう。
もしバツイチだから…という理由でお断りされてしまったら、ご縁がなかったと理解することもできます。
告白する方法について
リスクがあることを理解して、相手に自分の過去を受け入れてもらうためには、次のポイントを意識して上手く伝えるようにしてくださいね。
二人だけで会って話す
バツイチは今時よくあること…と軽く考えている人も、交際相手に告白する場合は必ずきちんと本人に会って伝えてください。メールや電話で伝えるのは相手の心情を乱す理由になりますので、真摯な態度で告白することが必要です。
隠しごとはできないという気持ちを説明する
バツイチであることを打ち明ける際は、隠しごとをしたり嘘をついて付き合ったりしたくない気持ちを相手に理解してもらうこと。交際段階ならまだ隠し通すことは可能かもしれませんが、そんな態度のままで相手の気持ちを受け入れられないと、真面目な姿勢をアピールしましょう。
自分の気持ちを楽にするためではなく、相手の思いを大切に考えていることを強調してくださいね。
質問には正直に答える
バツイチを打ち明ける場合、「別れた理由は何?」など、色々な質問をされることが想定できますが、正直に答えることが大事です。聞かれていないことを自分からどんどん話す必要はありませんが、打ち明ける以上相手が知りたいことは全て説明するようにしましょう。
まとめ
バツイチを打ち明ける心理とは、それだけ相手を信頼しているとも考えられます。隠しごとをしたくないと思う人とは、どのような困難があってもできるだけよい関係を続けたいですよね。
結婚したい相手ならお互いに全てをさらけ出し、言いにくいことも共有する勇気が必要といえるでしょう。
☆こちらの弊社公式HPのコラムもお勧めです!
コメント