元彼を嫌いになるのは、心理的に関係しているものがあるようです。元彼とは楽しい思い出が色々とあるはずですが、別れに至った原因があることも事実。
とても複雑な感情を抱く相手であることは間違いないでしょう。別れた恋人に対しては、時間が経つと穏やかに考えられるケースが多いようですが、元彼を嫌いになるのは心理的にどのような意味があるのかを詳しくご解説していきましょう。
元彼を忘れられない理由がある！
元彼が気になる、または嫌で仕方がないなど、別れた後の気持ちは人それぞれですよね。なかなか記憶から消せないのは、次のような理由があるからなのです。
初めて付き合った人だから
元彼を嫌いにならなくてもずっと忘れられない存在でいるのは、初めての恋愛相手だったことが関係しています。自分が試行錯誤しながら感情と向き合い恋愛をした相手。
慣れないことではあったものの、彼氏のリードで幸福な時間を過ごした思い出が残っています。どんなに辛い別れでも、初めての恋人は人生のよい経験や思い出になっているのでしょう。
本気で好きになった人と一緒にやったことは、たとえ悲しいエンディングでもずっと忘れない思い出になっているのです。
楽しい思い出があるから
元彼を嫌いになったり、逆に復縁したくなるほど想い続けたりする人もいます。どのような気持ちがあっても、付き合っていた時は毎日が楽しく、別れた後はよい思い出ばかり。
悪いイメージ以上によいイメージが残っていると、なかなか先に進めず過去に戻りたくなるかもしれません。一緒に旅行したり食事を作ってあげたりした思い出もあれば、たまには喧嘩してしばらく連絡をとり合わなかったこともあるでしょう。
そんな嫌な出来事も、時間が経過すると全てよい思い出に変わっているため、なかなか元彼を忘れることができないのです。
ずっと一緒だったから
元彼を忘れられないのは、ずっと一緒にいたから。その間「好き」という感情がずっと続いているので、記憶から消せないのも当然です。古い恋を忘れるには新しい恋が一番といわれますが、時間をかけて築き上げたもの以上に素晴らしいことがすぐに手に入るとは限りません。居心地のよい相手が見つけられないと、元彼のことが恋しく感じてしまうのでしょう。
忘れたくないから
元彼を忘れられないのは、意識的に忘れないようにしていることも関係しています。自分が振った立場だと罪悪感が残り、元彼のことを考える時間も長くなるでしょう。
新たな出会いを求めてしまうのは元彼に悪い…と思い、せめて相手のことを考えて自分の気持ちを入れ替えているのです。恋愛経験はあらゆることを教えてくれますので、大切に記憶に残しておきたいもの。
たとえ上手くいかなかった相手でも、頭の中に入れておきたい人は誰でもいるかもしれません。
元彼を嫌いになる心理について
元彼を嫌いになるのは、心理的に次のようなことが考えられます。どんなに好きな相手でも、別れた後は色々な気持ちが湧いてくるでしょう。
心の傷が癒えていない
元彼を嫌いになるのは、心理的に心の傷がまだ新しい状態で、もっと時間をかけることが必要なためです。辛い出来事が起こった直後、かなりショックを受けて何も手につかないことがありますよね。
恋人と別れることも同じ。喧嘩別れ、相手の浮気など、色々な原因があると考えられますが、別れるほど一旦相手のことが嫌になっているのも事実です。
その気持ちが落ち着くまで、人によってはかなり時間がかかることもありますので、元彼が嫌いなのは別れたばかりで傷が癒えていないからなのです。
態度が気に入らない
元彼が嫌いになるのは、心理的に相手の幸福な生活が気に入らないことや、態度が鼻につくため。お互いにショックを受けて、しばらく恋愛できない状態でいてほしい…という複雑な気持ちになる人もいます。
すぐに自分の存在を忘れられて楽しく生活している相手を見ると、悔しい気持ちになりますよね。SNSで飲み会についてコメントしたり、合コンの写真を投稿したり。
わざと自分に当てつけるようにやっているとしか思えない元彼の態度が嫌で、別れてよかったと自分に言い聞かせています。
相手を冷静に見ているから
自分のタイプで優しい彼氏だったのに、別れてから相手を冷静に見ると、なぜこんな人と付き合ったのか自分でも不思議になることがあります。
感情的に物ごとを判断していると、重要なことを見落としてしまうものですよね。恋愛は特に出会った時のドキドキ感がなくなってくると相手の本性が見えてくるもので、付き合い始めてしばらく経つと喧嘩も増えてきます。
元彼を嫌いになるのは、心理的に客観的に相手を捉えられるようになったためで、悪いところや別れた原因などを改めて実感しているからなのです。
上から目線が嫌
元彼を嫌いになるのは、心理的に上から目線の態度が気に入らないため。付き合っている頃から気になっていたところですが、別れた後はさらに相手のネガティブな面が浮き彫りにされて、思い出すのも嫌になることもあるでしょう。
たとえば別れた後なのに、元カノがまだ自分に気があると勘違いしている人、別れたのに何ごともなかったように連絡してくる人など。全ての行為が上から目線で自意識過剰に思えてきて、早く元彼から解放されたいと思ってしまいます。
裏切られた思いがある
恋人とは、あらゆることを一緒に乗り越えてきたチームメイトのような存在。強い絆で結ばれていたはずなのに、彼氏の浮気が原因で別れた場合は、好きな気持ちが強かった分裏切られた感覚も強くなります。
好きだった気持ちも記憶に残っていますが、同時に他の女性と楽しい時間を過ごす元彼も想像してしまいます。終わり方が悪いとショック以上に怒りが募り、元彼が嫌いになり人を信用できなくなることもあるでしょう。
本当は復縁したい
元彼を嫌いになるのは、心理的にまだ相手への想いが強く復縁したいからです。でも思うようにはいかないことはわかっているので、自分が傷つかないよう元彼を嫌いになるために心理的に追い込んでいる状態。
喧嘩した思い出、彼氏に意地悪されたことなどを意識的に思い出して嫌いになったほうが、自分にかかる負担は減るのかもしれません。
気持ちの切り替え方について
元彼に対して感情的になるのはあまりよいことではありません。別れ以上に苦痛な思いをしないよう、理想的な気持ちの切り替え方をご紹介しましょう。
距離を置く
メッセージや電話、SNSのコメントなど、自分から連絡をとらないことが大切です。嫌いなのに忘れられない元彼。何気ない瞬間に恋人だった時を思い出してしまうため、今は距離を置いて自分の時間を大切にしましょう。物理的にも心理的にも意識して元彼をスルーしてみてください。
心機一転する
過去の恋愛経験を思い出して苦い気持ちになるよりも、よい思い出として今後の人生に活かしたほうが自分のためになります。元彼を嫌いになったら、心機一転してスキルアップなど、違ったことを経験してみましょう。
自分磨きのために趣味を始めることもおすすめ。昔の自分と決別して行動すると、新たな出会いもあるかもしれません。
ポジティブ思考になる
元彼を嫌いになる心理が働いた時は、ポジティブに物ごとを解釈してみてください。嫌なところばかり考えず、元彼のよいところをたくさん思い出すこと。
その繰り返しによって、別れた人のことを思い出しても辛くならない自分へと変われるのです。
まとめ
元彼を嫌いになるのは、心理的にまだ先へ進めないことや、簡単に忘れられない存在であることなどが関係しています。気持ちの整理がつかない時は、相手よりも自分自身に意識を集中させることが一番。別れを経験すると、一歩ずつ自己成長につながることもあるでしょう。
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