キープする心理については、理解できる部分はありますか。たとえば食べ放題のレストランで、食べたいものをとりあえずお皿に取りよけておくこと。
このような行為は恋愛でもたまにあり、とりあえずキープして後で付き合い方を考える男性がいます。本命の相手ならすぐに告白したり、アプローチをしたりするはずですが、とりあえずキープするのはどのような心理が関係しているのでしょうか。
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キープする男性の恋愛心理について
男性と女性の恋愛観は違うといわれていますが、本命と遊び相手の違いが女性には判断できないこともあります。とりあえず「キープ」する男性の心理について、考えられることをご説明しましょう。
失敗したくない
キープする心理は失敗を恐れているためで、本命の人と両想いになれなかった場合の保険としてキープの相手を作ります。受験で第一志望とすべり止めを決めるようなもので、キープした女性が本命になる可能性はあるのです。
このタイプの男性は、白か黒かはっきりと答えを出さない傾向がありますので、物ごとも失敗と成功の中間はありません。自分自身を守るために、キープする心理が働く時もあるでしょう。
たとえば買い物でセール品を見つけた時、今は必要なくてもストックのために買い込む行為と同じです。
モテていることを自慢したい
キープする男性は心理的にプライドが高く、常に女性に囲まれている自分を自慢しています。男性同士のライバル意識は、女性にはわからないところもありますが、恋愛はとくに男性のライバル意識が刺激されるもの。
友人の彼女よりも自分の彼女のほうが可愛い、料理が上手いなど、常に比較している人も中にはいます。そんな意識があるので、多くの女性と交流があることをプライドに感じ、本命以外でも「いいな」と思う女性をどんどんキープ。女友達が多い人はモテると、自分の物差しで判断しています。
相手への思いやり
キープするのは自分のエゴでなく、時には相手への思いやりでやってしまうことがあります。たとえば女性から告白された場合、あまりタイプでないけど断るのが申し訳ないので、とりあえずキープする男性も。
自分の気持ちがいつか変わることを願って、今はあっさりと相手を振れないのです。好意の返報性という人間の心理作用がありますが、自分のことを好きになったり褒めてくれたりする人には、同じようにお返ししたくなります。
告白されて気持ちが動かなくても、将来的にどのような変化があるか、心理状況によってはよい方向に変わる可能性があるのです。
決断力がない
キープする男性は決断力がないため、どの女性もとりあえずはキープして、時間をかけて判断したいのです。恋愛経験が少なく、一度に数人から言い寄られた時はどうすればよいかわからなくなります。
そんな時に恋愛感情がどういうものかもわからないと、一人だけを選べずキープしてしまいます。
キープしたくなる女性の特徴
なぜか男性にキープされる女性はいませんか。男性がキープしたくなる女性には、次のような共通点があるのです。興味を持たれるのはよいのですが、一歩踏み込んだ関係にならずやきもきさせられてしまいますね。
ノリがよい
キープされやすい女性は、キープされていることを承知のうえで付き合ってくれるタイプ。ノリがよく男性の友人が多いので、誘えば断らずすぐに来てくれる人です。
あまり真剣に恋愛をしない共通点もあり、気軽に付き合える相手。このためきちんと信頼関係を築く前に、異性と別れるケースも多いでしょう。
合コンで意気投合した女性と、友達以上恋人未満の付き合いをずっと続け、どちらかが結婚するまでずるずると仲良くするケースです。
尽くすタイプ
なんでもやってくれる女性、困った時にすぐ助けてくれる人など。自分に尽くしてくれるタイプは、男性が一緒にいて居心地よく感じるため、とりあえずキープしたくなります。
男性は愛情がなくても、自分が快適に過ごせる女性とは仲良くしたくなりますので、尽くしてもそのぶん愛情が返ってこない男性なら要注意。
なんでもやってくれるから、利用しているだけかもしれません。好きな人に尽くしたくなる恋愛傾向は女性に共通する部分なので、男性が喜んでくれるともっとお世話したくなります。
素直な人
男性の言うことを何でも聞き、素直に行動してくれる女性はとても扱いやすい存在。本命だと匂わせて恋人風の付き合いをしながら、実は恋人が他にもいる状態です。
しかし素直な女性は人をすぐに信じるため、嘘だとわかっていても現実を受け入れたくないのです。デートをキャンセルされたり、他の女性と一緒にいるところを見たりしても、自分が一番大切に愛されているからと納得しているでしょう。
押しに弱い
大人しい性格で、思ったことをはっきり言えないタイプは、男性にキープされやすい存在です。マイペースな男性の勢いに流されてしまい、いつも誘いが断れない人。
本命でないことはわかっているけれど、相手の押しに弱いためキープ状態にされてしまうのです。「仕事が終わったら食事しよう」と急に誘われても、自分のやることを差し置いてでも会いに行くのがこのタイプ。
男性が本命の人とデートする時は、事前に準備をして前もって約束します。いきなり呼び出してくるのは、自分の都合を押しつける自分勝手な人かもしれません。
恋愛モードになっている
恋をしないと満たされないタイプは、男性に弱みを握られてキープされてしまいます。好意的な態度を恋愛感情と勘違いしてしまい、自然と相手に執着する人も。
すると自分ばかりがのめり込んでしまい、最終的に傷つけられて終わる悲しい恋なのです。恋愛モードになると、自分を大切にしてくれる人なら誰でもよくなってしまうので、流されやすい人はとくに注意が必要です。
キープから本命に変わるには?
キープされた男性を、本気で好きになることはあり得ます。たとえ本命でない関係で始まったとしても、付き合い方や考え方によっては男性の視点を変えられるでしょう。
あやふやな態度はやめる
好きな人に振り向いてもらいたいため、相手の要求をなんでも受け入れてしまうと、男性のチャレンジ精神がなくなってしまいます。
手に入りそうで入らないタイプこそが、男性のモチベーションを掻き立てる存在なので、あやふやな態度をしないことがコツですね。
都合よく付き合わされないよう、予定が合わない時ははっきり断るなど、キープの存在になりたくない態度をアピールしてください。
自立している
恋愛に執着しやすい人は、男性がとても面倒に感じるタイプなので、誤解されないよう一切近づいてこない場合もあります。キープの状態から変わらないのは、男性が適度に距離を置いているためで、自立している女性なら安心してもっと近づきたくなるはずです。
恋愛以外にも仕事に夢中になっている人や、友人や趣味を楽しんでいる人。恋愛観が男性に似ていると共感され、魅力的な存在になるでしょう。
正直に気持ちを伝える
いつまでキープの状態が続くのか、男性から告白されるのをずっと待っている女性もいるでしょう。中途半端な関係をあえてはっきりとさせたくない、男性特有の都合のよさもあるのです。
目的別に誘う女性を変えるように、相手の思い通りになってしまうと本命になることはないでしょう。本気で好きになった相手なら、正直に自分の気持ちを伝えてください。
そうすれば今後の付き合い方を男性なりに考え、距離を置くかそれとも信頼関係を築くか、努力してくれるケースもあります。
まとめ
キープする男性心理は、女性にいつも甘えたい願望があるからかもしれません。お互いに同じレベルの気持ちをずっと維持できるとは限りませんので、キープ状態に不安を抱き始めたら、相手と必ず話し合いをするとよいですね。
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