手にメモをかいた経験は多くの人がありますが、とっさの場面でメモ用紙がないと、手のひらはよいツールに早変わりしてしまいます。
手の平に大切なことを書いておけば、必ず見るチャンスがあると思っていながらも、間違えて手を洗ってしまったという失態もよくあるでしょう。
急な場合に紙とペンがない場合は、どのようにして対処していますか。頭の中に記憶しきれないことは、文字化しないと忘れてしまいますよね。そこで手にメモをする人の心理と、急な場面での対策方法についてご紹介していきましょう。
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手にメモする人の心理について
手にメモをする人の心理には、さまざまなものが考えられます。いくつかのものをご紹介していきましょう。
注意深い人
手にメモする人の心理は、とても注意深い性格の表れです。メモは必ずしも必要でない場面もありますが、後で忘れては困ると思う注意深い人は、簡単なことでもしっかりとメモをしています。
ビジネスシーンだけでなく、友人との約束や話題になった内容など、気になったことはメモしたほうが後で便利。
絶対に忘れないと自信があっても、つい忘れてしまうケースがよくあります。このような注意不足は、全て自分の心がけ次第。きちんと人付き合いできる人は、手にメモする心理があるでしょう。
大雑把な人
目の前にメモできる紙があっても、手にメモをする人は大雑把な性格です。探すのが面倒、手があるからこれで大丈夫だと、自分なりに効率的な生活をしています。
手にメモをすると、確かに覚え書きとしてはよいのですが、早く書き写さないとインクが手のひらから消えてしまいます。
大雑把な人は、最初の瞬間にはひらめきが優れていますが、先を読めないため失敗することもあるでしょう。
約束を守る人
しっかりとメモをとる人ほど、人付き合いが上手だといえるでしょう。軽い口約束も手にメモして覚えておけば、相手に思い出させることもできますし、約束を遂行した自信にもつながるでしょう。
最近は紙とペンを常に持ち歩く人が減り、覚えておきたい内容は写メやスマホのメモ機能を使う機会が増えています。
手にメモをすると逆にインパクトになり、約束を忘れることはないでしょう。絶対に約束を守ろうという習慣がある人は、相手の言葉を正しく記録する心がけがあります。
メモをとる習慣を大切にしよう
メモをとることは勉強や仕事をはじめ、自分に対してあらゆるメリットをもたらしてくれます。
記憶力に頼ってしまう人は、これからメモの習慣化を始めてみませんか。すると毎日の生活が、不思議と快適に変わります。
記憶力を強化する
手にメモをする心理のように、その場でメモ用紙がなくてもメモをとる習慣をつけると、記憶力が磨かれていきます。
メモは記憶する必要がないので、逆に忘れやすくなりそうな心配もあるでしょう。しかしメモは頭に収めきれない情報を文字化しているので、逆に記憶力を鍛える場合があるのです。
頭の中から消えた情報を取り戻すのは簡単ではありませんが、メモに残っている情報は読んだ時点で覚えられます。するともっと記憶することが増えるため、物忘れが少なくなるかもしれません。
アイデアが生まれやすくなる
手にメモをする内容は他社から得た情報だけでなく、自分で生み出した情報をキープするためにも有効です。
たとえば夕飯のメニューを考える時、買い物に行く前に何日分かの献立を決めたとしましょう。すぐに忘れそうなのでメモしておくと、そこからさらにアイデアが広がることがあります。
頭の中の情報はあいまいに残っている場合がありますが、文字化されているメモははっきりとわかりますし、見比べられるのでメリットになるでしょう。
「カレーの材料」と手にメモをして、お店についたらカレー材料の使い、別の献立に変えるということもできます。
小さなことに気がつきやすくなる
手にメモをして後で読んでみると、なぜメモを残したのか自分で深く追究する場合があります。メモした内容からさらに小さなことに気づき、そこから自分にとってメリットになるケースが増えるかもしれません。
たとえば「本屋さんに行く」とメモを残したとしましょう。本屋さんで買うものがあるのはすぐに思いつきますが、さらに考えると本を読みたい自分の心理まで見えてくることがあります。気づくという行動は思考力を高め、注意力をさらに強める時も。
物忘れが減る
メモの最大の必要性は、物忘れを減らすことです。絶対に自分の記憶が正しいと自信を持っても、間違ってしまう場合がありますよね。
こんなはずじゃなかったのに…と、自分を責めてしまう結果が待っています。メモを習慣化すると物忘れをなくせますので、自信が湧きますし相手にもきちんとした人という印象を与えるでしょう。
たとえば約束の時間を相談した時、他にも考えごとをしていたら、しっかりと情報が頭に入らない可能性があります。あらゆる状況でも正しく情報を記憶するには、メモが何よりも使いやすいですね。
情報を正しく保管できる
仕事の会議など、大切な場面でメモは欠かせません。後で自分が困らないためにも、必要なことはしっかりと書き留めておくのが、社会人としても重要ですよね。
記憶力があると自信がある人は、その場できちんと内容を頭の中に保存することができるかもしれませんが、大切なのはその情報を引き出す時なのです。
頭の中だけでは、情報が間違って使われるケースもありますので、失敗を回避するためにもメモ書きはできればやっておきたいですね。
急な場面でメモをとる方法
急な場面でメモをとりたい時、必要な情報をきちんと処理するオススメの方法をご紹介していきましょう。
メモセットを携帯する
一番よい方法は、出かける時は必ずメモセットを携帯することです。メモ用紙とペンは場所をとるアイテムではありませんので、いつもバッグの中にしまっておいても大丈夫です。
もしくはペンを一本持っているだけで、メモ用紙になるものは意外と簡単に見つけられますので、常に書く準備をしておくとよいでしょう。
キーワードを書き残す
急な場面で時間がない時、または人の話の内容を上手くまとめてメモにできない場合は、要点になるキーワードだけを書き留めましょう。
全て書こうとすると大切なことが抜けてしまうので、思い出しやすいキーワードをひとつメモしておきましょう。
スマホを使う
ペンと紙がない時は、スマホがメモのツールに早変わりします。たとえば会議中に「ちょっと録音してもよいですか?」と聞いてから、大切な部分を録音したりすることも方法です。
またスマホにあるメモ機能で、文字を打ち込んでおくのも可能なので、日付や日時なども簡単に記録できます。
日記代わりにメモしよう
その日の出来事や楽しかったこと、行ってみたい場所など、記憶しておきたいことは色々とあります。自分の気持ちや感情もメモにしておくと、後でメリットになる場合もあるでしょう。
日記代わりにメモ用紙をいつも携帯して、気になった時に書き留めておいてください。日記だと構えてしまいますが、メモならいつでもできるので気軽に続けられます。
まとめ
手にメモを書く心理は、大切な情報をなんとしてでも保管したい気持ちの表れです。好きな人から連絡先を教えてもらう場合など、スマホもペンもなかったら困りますよね。
あらゆる場面で活躍するメモの習慣。毎日携帯する素敵な手帳やメモセットを、早速選んでみませんか。たった一言の言葉が、生活を激変してくれるかもしれません。
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