体育座りする人の心理について・座り方でわかる人の心

行動心理

体育座りには、どのような深層心理があると感じますか。子供の頃に長い朝礼で体育座りをしたり、友人の部屋の隅で体育座りをしたりした経験はあるかもしれません。

座り方は人の性格が出るといわれていますが、体育座りの場合はどのような意味があるのでしょうか。

膝を抱えて座る体育座り。実はネガティブな心理の表れ、という一説もあります。自分では気がつかない心の奥底が、座り方となってアピールされている可能性もあるでしょう。

では早速ですが、少し気になる体育座りする人の心理について、詳しくご説明します。心当たりのある人は、よく自分と向き合って考えるチャンスかもしれません。


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体育座りの心理とやってしまう場面について

体育座りする人の心理について・座り方でわかる人の心体育座りをする心理は、次のような意味が考えられます。なぜやってしまうのか気になる人は、ぜひセルフチェックをしてみましょう。

 

不安がある

膝を両手で抱え込むのは不安なことがあるためで、そのような時に人は両腕をギュッと掴むなど、体を抱きしめる心理があります。

体育座りの心理は不安を抱えているサインで、自分の置かれた環境が不慣れな場所など、一種の緊張感があることも特徴です。

たとえば枕やぬいぐるみをギュッと抱くように、安心感を得るために体育座りをしているのです。

 

寂しい

一人で寂しい時、恋人にしばらく会えないので寂しい時は、人肌が恋しくなりますよね。体育座りは寂しさを紛らわせるためにやる動作で、自分一人の孤独から解放される自然の動きだといえるでしょう。

たとえば友人の家で周囲が楽しくしているのに、自分だけ孤立している場面。このような時に積極性のある人なら、どんどん自分から輪に入っていけますよね。

でも静かな人だと、寂しい気持ちを自分一人で抱え込み、体育座りでごまかしているのです。

 

現実逃避

辛い現実から目をそらすためには、違う世界に行きたくなりませんか。そのような時に空想癖がある人なら、体育座りの心理で現実逃避をしています。

うわの空で遠くを見ている時や、ずっと体育座りのままの時など。このような人は、一人だけの世界で楽しんでいるかもしれません。

自分の置かれた環境に満足できない場合は、気分転換をして気持ちを引き締めなければなりません。

現実逃避はそんな時にメリットを与えてくれるので、現実的ではないことを空想して、辛い現実を受け入れているのでしょう。

 

自信がない

自信がない時は、体にもあらゆる仕草や動きが表れます。体育座りもその一つで、自信がない時はその場から逃げたいのでギュッと両膝を抱えてしまいます。

自信喪失した人は部屋の隅っこに行き、目立たないように座っているでしょう。そんな場面ではとても心が傷つきやすくなっているので、自然と周囲から距離を置いて孤立したくなるのかもしれません。

人の何気ない一言や態度でショックを受けやすい人は、体育座りをする傾向があります。

 

男女別に考えられる心理とは?

体育座りする人の心理について・座り方でわかる人の心体育座りは、男女関係なくやる動作。しかし心理的な部分を比較すると、性別の違いで全く意味が変わってしまう場合があります。では、男女別に考えられる心理について見ていきましょう。

 

男性の体育座り

体育座りは子供や女性がやるイメージがあり、男性の場合は強さをアピールしない意味があります。

優しい性格や大人しい性格、オドオドしがちな人など、男性としての力強さが欠けてしまう場合にやってしまう動きだといえるでしょう。

女性的な繊細な心を持つ男性は、傷つきやすく人間関係でも損をすることが多いかもしれません。

男性よりも女性と一緒にいるほうが安心する、親離れできないタイプなどにも多いでしょう。

 

女性の体育座り

子供の体育座りはとても愛らしく見えますが、女性がやる場合もそんなイメージを意識して周囲にアピールしている時があります。

可愛らしく見られたいと思う時や、好きな人がそばにいる場面など。スカートを丸め込み、男性の視線を集めたいと考えているのでしょう。

女性らしさをわざと男性に感じさせて、反応を見ている一歩上手の女性も存在します。心理的なことよりも周囲へメッセージを送る意味があり、置かれた環境を考えるとその時の女性の心境がわかるかもしれません。

 

こんな場所での体育座り

体育座りをイスの上でする心理は、相手を軽視している意味があるといわれています。大切に考えていない人なので、好き勝手な態度になっているという意味なのでしょう。

食事をする時にイスで体育座りをして、親に叱られた経験はあるかもしれません。イスの上というのは、マナーとして行為ではありません。

そのため相手がいきなりイスの上で体育座りをしたら、リスペクトされていないと理解すべきなのかもしれません。

また飲み会などの楽しい場所で体育座りする人は、孤独で話しかけてほしいというアピール。

繊細な性格で自分からアクションを起こせないので、誰か自分をかまってくれる人を待っているのです。

 

体育座りはデメリットがあるかも?

体育座りする人の心理について・座り方でわかる人の心体育座りは心理的に考えると、不安や緊張などネガティブなことの表れである傾向があります。

長時間そのままの姿勢でいると、かなり体もキツくなる体育座り。注意しなければならない点もあるようです。

 

腰への負担が心配

膝を抱えて座るのは腰への負担が危惧され、腰痛になる可能性があります。長時間体育座りをする場合、できるだけ姿勢をこまめに変えたほうが安心ですね。

腰だけでなく、座骨にもなんらかの悪い影響がある場合も。なんとなく腰周辺の動きが鈍いと感じた時は、長時間同じ姿勢で座ることが関係しているかもしれません。

体育座りだけでなくパソコンチェアーなども同様に、定期的に体を動かす習慣をつけましょう。

 

床に座るのが苦手になってしまう

最近はフローリングが増え、イスを使った生活が当たり前になっています。畳の上で正座したり、床の上で体育座りをしたりすることは減っているのかもしれません。

イスでの生活が長くなると下半身の関節が固くなり、短時間でも困難に感じることがあるでしょう。

このような場面を回避するためには普段から、体や関節を柔軟にするように意識したいですね。

 

体育座りの代わりの座り方

もし長時間体育座りが必要な場合、体の負担を減らすためには姿勢を変えることが必要です。

その時のオススメの座り方の一つが「安座(あんざ)」と呼ばれる姿勢で胡坐の姿勢で足先を床につけて座ってください。

また安座の姿勢から片足の膝を立てて座る「楽立膝(らくたてひざ)」という座り方も長時間に適していますので、床の上に座る時にぜひ参考にしてくださいね。

体育座りは短時間なら快適ですが、膝が痛くなったりお尻が痛くなったりこともあるでしょう。

ヨガなどのポーズを取り入れて、体のバランスをとることも効果があるかもしれません。

 

まとめ

体育座りの心理は、人間の心の中の気づかないことを周囲に知らせるサインです。いつも体育座りをする人は、精神的に辛いことがあるのかもしれません。

同時に不眠や疲労が溜まるなどの症状がある時は、ストレス発散が必要です。人間の行動は、言葉では示さないことが色々とあります。

自分だけでなく、周囲の人の動作からも心理状態を知るのが大切かもしれません。姿勢が悪くなると、健康面にもあらゆるダメージがある可能性も。

体育座りの心理が常に働く人は、柔軟体操や健康的なライフスタイルを意識して、体の外側と内側からバランスをとるとよいでしょう。

 

☆こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

>>>ルールを破る心理を理解する方法・友達関係を悪くしないで対処するには?


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