妻の写真を撮る夫の心理や性格は、とても愛おしい思いがあるからだろうとイメージできますが、それだけが理由ではない場合もあるようです。結婚すると、恋人時代のように二人で写真を撮ることは減ってしまうものの、妻の写真を撮る夫はとても微笑ましい存在に見えているはず。そこで今回は、妻の写真を撮る夫の心理的特徴を徹底解説していきましょう。
妻の写真を撮る夫の心理背景にあること
料理をしている妻の後ろ姿、公園のベンチに座る妻など、あらゆるところで写真を撮る夫は次のような心理的な理由があると考えられます。
こよなく愛しているため
妻の写真を撮る夫は心理的に愛情をアピールする行為で、とても愛している人なので、いつも自分のそばに置けるよう写真を欲しがります。「こっち向いて!」といきなりスマホのカメラを向けてくる夫。
男性は基本的に苦手な人に自分からアプローチすることはありませんので、大好きな妻の写真を撮ることは、それだけ自分の愛情が深いことを知ってもらいたいのでしょう。
妻の写真が手元にあれば、いつも自分が会いたい時に見られるので、仕事でイライラした時や妻が実家に帰っている間などに距離を近づけるアイテムになっています。
独占欲が強い
妻の写真を撮る夫は、心理的に「妻は自分だけのもの」という意識が強く、他の人にとられないための独占行為なのでしょう。あくまでも自分の心を満たすための行為ではありますが、写真をたくさん持っていることや写真をいつでも撮れる距離感があることで、妻が自分のものであると確信したいのです。
現物でなくても、写真が自分のそばにあるだけで男性の独占欲が満たされることも。とても可愛い妻や、仕事で外出することが多い女性なら心配になるのは当然です。余計に独占欲が刺激されて、写真を撮り続けたくなってしまいます。
周囲の視線を意識している
妻の写真を撮る夫は、心理的に自分のイメージをアップするためにやっています。最近はSNSでも妻の写真を投稿する男性が増えていて、「嫁グラフィー」と呼ばれ皆から好意的に支持されているようです。
これについては妻想いをアピールして、とても優しい人であると支持されたい思いが土台にあることも。もちろん妻のことは大好き。しかしそれ以上に自分のことも大好きで、「いいね」をたくさんもらいたい思いもあるでしょう。周囲の視線を気にするタイプで、それが逆にストレスになることもあるかもしれません。
困った顔が見たいから
妻の写真を撮る夫は、心理的に妻のリアクションが見たいことが理由です。いきなりカメラを向けられると不快に感じることもありますし、どのような表情をするべきか困惑して、そんな妻の一瞬を見逃したくない思いがあるのでしょう。
料理している時などにカメラを向けられると、忙しくて「どうして今なの?」と怒った素振りになる人もいますよね。そんな意外なリアクションを楽しむために妻の写真を撮る夫も、世の中には意外と多いようです。怒った顔も愛おしく、違った態度を毎回楽しんでいます。
プライドが高い
妻の写真を撮る夫は心理的にとてもプライドが高く、美人な妻を皆に見せびらかして自慢しています。他人よりも自分のほうが立場が上であると、何かにつけてアピールしたがるタイプ。
妻の写真は必ず人目につくようにSNSに投稿していますので、人に見せるために写真を撮ったり出かけたりすることもあるでしょう。プライドが高い人は弱みを隠す傾向があるので、妻の素顔よりもメイクしておしゃれした完璧な姿しか公開していないかもしれません。
写真のスキルを自慢したい
妻の写真を撮る夫の心理には、写真のスキルを皆に自慢したい気持ちが潜んでいます。被写体については、実は妻に限定しているわけはないのですが、身近にいるためやたらと妻の写真が多いだけ。
高級カメラを買ったので色々な作品に挑戦してみたい思いがあり、妻と出かけた時は必ず写真を撮ります。もともと写真が好きで、知らない人にモデルを頼むよりも妻が一番気楽なところも。妻以外の写真もランダムにSNSに投稿している人なら、カメラ好きをアピールしている可能性があります。
妻が好きすぎる人の特徴
写真を撮ることは愛情表現のひとつですが、他にも心理的な意味があり、なぜ写真を撮るのか不安に感じる人もいるかもしれません。では愛情たっぷりで妻が好きすぎる人の特徴をご紹介していきますので、このような場合は愛情表現と解釈してあげましょう。
些細なことも感謝してくれる
妻が好きな夫は、常に感謝の言葉を欠かしません。「料理を作ってくれてありがとう」「疲れているのに洗濯してくれてありがとう」など、労わりの言葉を忘れないでしょう。大好きな人に嫌われたくない思いがあるので、妻の気持ちには常に敏感になっています。
いつも一緒にいたがる
妻が好きすぎる人は、写真を撮る以外にもいつも一緒にいたがる傾向があります。「ちょっとコンビニに行ってくる」という時でも、「一緒に行くよ」と素早く準備する夫。ひと時も離れたくないほど好きで、二人が一緒でないと完成されない思いがあります。
写真が嫌いな人の理由について
妻の写真を撮る夫の心理背景には、カメラを向けた時の妻のリアクションを楽しんでいることが関係していますが、全ての人が快く写真を撮らせてくれるわけではありません。
中には写真が嫌いな人もいるので、夫婦仲が悪くならないよう、写真を撮られるのが苦手な理由があることも理解しておきましょう。
容姿にコンプレックスがある
友人と気軽に写真を撮る時でも、自分がどう写るかとても気になりますよね。夫や恋人など、好きな人に写真を撮られる場合は尚更容姿が気になり、コンプレックスがある人は写真が苦手な傾向があります。
目が細い、髪がパサパサで嫌など、写真に残ってしまうと一生自分の苦手な部分を見られるような感覚に。信頼する夫でも、どこでそのデータが漏洩するか過剰に心配してしまいます。
容姿にコンプレックスがある人は、意外と平均以上に魅力的な人が多く、完璧な自分を求めるために悪いところばかり意識が行ってしまうのかもしれません。
スナップショットが嫌い
写真が嫌いな人はとてもこだわりがあり、写真はアートのように完璧な仕上がりでないと撮ってほしくありません。妻が大好きな夫が日常の風景を気軽に撮るスナップショットのようなものはとくに嫌。
自分の魅力を最大限にアピールできるように、光の入り方や距離感などにこだわっているので、写真を気軽には撮らないのです。いきなり夫に寝顔の写真を撮られると不機嫌になるのは、自分が可愛く見えないため。容姿や写真の仕上がりにこだわりがある人は、写真を一枚撮るまでに時間がかかりそうです。
写真の行方が心配だから
夫が妻の写真を撮り悪用することはほとんどないかもしれませんが、写真が嫌いな人は個人情報の流出にとても敏感になっていますので、やたらと人に写真を撮られることはしません。
たとえ夫でも、自分の写真がフェイスブックやインスタグラムに投稿され、不特定多数の人に顔を知られるのが不安。悪意があって投稿するわけではなくても、見た人がどのように拡散するかはわかりませんよね。
とても慎重な性格なので、家族や恋人など、信頼している人でも少し躊躇することがあります。
まとめ
妻の写真を撮る夫の心理背景には、愛情が関係していることは納得できるでしょう。それ以外にも自分の評価を高めるなど、意外な理由もありますので、好意のアピールかどうかわからない時は普段の夫の行動で判断することも可能に。
お互いに写真を撮り合い、夫婦のアルバム作りを始めることも愛情確認の方法になりそうですね。
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