好きな人を周りに言う心理には、どのような本音が隠れているのでしょうか。相手を見ていて「なぜそんな行動をするんだろう…」と気持ちが分からない時もありますよね。
では今回は、好きな人を周りに言う心理について詳しくお伝えしていきますので、恋愛や友人とやりとりしていく中で役立ててみてください。
好きな人を周りに言う心理
好きな人を周囲に言う心理は、一見すると単純な「喜びの共有」のように見えます。でも実は、複雑な感情や目的が絡み合っていることもあるでしょう。では、まずはこちらの心理を詳しくご説明していきましょう。
喜びや幸福感の共有を求めている
好きな人ができた時の高揚感や幸福感は、とても大きなものです。この喜びを誰かに話すことで、その感情を再確認して更に増幅させたいという気持ちがあるのでしょう。
自分の大切な気持ちを打ち明けることで、友人や家族から共感を得て「よかったね」「応援しているよ」といった祝福の言葉を受け取りたいと思っているのです。
関係を進展させるための承認や後押しがほしい
周囲の目を意識することで、自分自身や相手への心理的な圧力をかけ、関係を進めたいという意図がある場合も。
好きな人を周りに言うことで、自分自身に「この恋を頑張ろう」という覚悟を促そうとしているケースもあります。「言ってしまったからには、もう後には引けない」という心理が働くこともあるでしょう。
周囲からの応援を期待している
友人に話すことで「〇〇さん、頑張って!」「応援しているよ!」といった言葉をもらい、勇気や自信を得たいと考える場合があります。
相談に乗ってもらったり、具体的なアドバイスをもらったりすることを期待する気持ちがあるのでしょう。
共通の友人などに話すことで、その友人が二人の仲を取り持ってくれたり、デートのきっかけを作ってくれたりすることを期待するケースもあります。
自分の気持ちの整理や確認がしたい
人に話すことで、自身の感情を客観的に見つめ直せる可能性があります。自分の「好き」という感情が漠然としている場合でも、人に話すために言葉にすると、自分の気持ちを整理し、より明確に理解することができるでしょう。
自分の気持ちを客観的に見てほしかったり、今後のアプローチ方法について具体的なアドバイスを求めたりするため、好きな人のことを周囲に話す場合もあります。
もしくは、誰かに話すことで「やっぱり自分はあの人が好きなんだ」と自分の気持ちを再確認できるケースも多いでしょう。
他者を牽制したい
ネガティブな側面として、他者への牽制や独占欲から好きな人を周囲に話すケースもあります。
例えばライバルに対して牽制することもあるでしょう。好きな人が人気者だったり、他にも好意を寄せている人がいそうだと感じたりする時には、「私はあの人が好き」ということを周囲に示したくなるのです。
もしくは、好きな人を自分だけのものにしたいという独占欲から、周囲に公言することで、その人との関係に縄張りを張ろうとする心理が働く可能性もあるでしょう。
好きな人を周囲に言うことが多い人の特徴
好きな人を周囲に言うことが多い人には、いくつかの共通する特徴があります。では、こちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
感情表現が豊かでオープンな性格
自分の感情を隠さずに、感じたことをそのまま表現する傾向があります。喜びや興奮といったポジティブな感情は、特に誰かに共有したいという欲求が強くなりやすいでしょう。
「好きな人ができた」という個人的な幸福感を周囲に話すことで、更に大きく感じたい、共感してほしいという気持ちがあるのです。
秘密を抱え込むのが苦手で、大切なことほど人に話してすっきりしたいというタイプの人もいるでしょう。恋愛感情もそのひとつと捉えています。
コミュニケーションを重視して人間関係を大切にする
友人や家族といった身近な人々との絆をとても大切にしていて、自分にとって重要な出来事を共有することで、関係性を更に深めたいと考えています。
自分の恋愛について話すことで、周囲からの意見や励まし、具体的なアドバイスを得たいという思いもあるでしょう。場合によっては、恋愛経験が豊富な友人の知恵を借りたいという実用的な側面もあります。
行動力があり恋愛に積極的な性格
好きな人ができたことを周りに公言することで、自分自身に適度なプレッシャーを与えて、積極的なアプローチの原動力にする性格の人もいます。
好きな人やその周囲の友人に、自分の好意を間接的に伝えることで、相手が自分を意識せざるを得ない状況を作り出そうとする場合も。
これは相手が奥手な場合や、明確なアプローチに抵抗がある場合に有効でしょう。好きな人ができたことを隠さないのは、自分の恋愛感情や魅力に対する自信の表れの可能性もあります。
承認欲求や自己重要感が高い
自分の恋愛の状況を周囲に話すことで、友人からの注目を集めたい、恋愛している自分をアピールしたいという承認欲求が背景にあることも。
好きな人がいること、あるいはその人との関係を進展させようとしている自分を周囲に知ってもらうことで、自己重要感を満たそうとする場合があります。
不安を解消して安心したい気持ちが強い
恋愛においては、不安や悩みがつきものです。これらを誰かに話すことで、共感を得て気持ちを楽にしたい、あるいは辛いのは自分だけではないという安心感を得たいと考えるタイプの人もいるでしょう。
自分の感情だけでは判断が難しい時に、信頼できる友人の客観的な意見や冷静な視点を取り入れたいという気持ちもあるのです。
好きな人を周囲に言う人への接し方
好きな人を周囲に言うことが多い人への接し方は、その人の持つ心理や性格を理解し、尊重することが鍵となります。では、こちらの内容を詳しくご説明していきましょう。
共感と受容の姿勢を示す
相手が好きな人のことを話すのは、共感や理解を求めているからです。このため相手が話している間は、口を挟まずに最後まで聞くようにしましょう。遮らずに聞くことで、「話を聞いてもらえている」という安心感を与えることができます。
ポジティブな共感を示す
「そうなんだね。その気持ち、すごくよくわかるよ」「〇〇さんが幸せそうで私も嬉しいな」といったポジティブな相槌や共感の言葉を伝えましょう。
そうすると、話した側は喜びや高揚感を分かち合ってくれたと感じて、とても嬉しい気持ちになるのです。
「好き」という感情は、本人にとってはとても大切なものです。この気持ちを否定したり、冷やかしたりせず、「そういう気持ちになるんだね」と受け止めることで、信頼関係が深まるでしょう。
適度な距離感を保ち相手の気持ちを尊重する
相手のオープンさを尊重しつつ、自分が不快にならない適度な距離感を保つことも重要です。具体的に「どうしたらいいと思う?」と尋ねてきた場合にのみ、アドバイスをするようにしましょう。
求められていないのに一方的に意見を押しつけたり、先回りして解決策を提示したりするのは避けた方が賢明です。
プライベートに踏み込みすぎない
相手が話したがらないことや触れてほしくないと感じている話題には、深入りしないようにしましょう。
相手のプライバシーを尊重する姿勢が大切です。恋愛の話を他の人に広めたり、ゴシップとして面白がったりするのは避けましょう。
信頼を失い、相手を傷つける行為になります。相手から見て「この人には安心して話せる」と思える存在でいることが重要でしょう。
話を聞くことが自身の負担になるようであれば、上手に距離をとることも必要です。「ごめんね、今ちょっと忙しいからまた後で話を聞きます」など、無理のない範囲で対応しましょう。
好きな人を周りに言う心理になる人へは穏やかに接することが大切!
好きな人を周りに言う心理になる人は、社交的でオープンな性格に見えますが、実はとても不安で悩んでいるケースもあるのです。
この可能性を考慮したうえで、できるだけ穏やかで優しい対応をすることも必要になるでしょう。
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