ないものねだりをする心理に対しては、それにより満たされない気持ちになることがありますよね。
人と自分を比較してしまう場合もあるでしょう。では今回はないものねだりをする心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の行動に役立てていただけると幸いです。
ないものねだりをする心理
ないものねだりをしてしまう人の心の中で起きている心理には、どのようなことがあるのでしょうか。まずはこちらの内容から詳しく見ていきましょう。
理想が高すぎて今の自分が認められない
自分の中に「大人の女性ならこうあるべきだ」「もっと完璧で美しく、自立していなければならない」という、とても高くて真面目な理想像を持っています。
目標に向かってコツコツ自分磨きをするのは素晴らしいですが、理想のハードルが高すぎると、今の自分がどれだけ頑張っていても「まだまだあれも足りない」「これもできていない」と自分に厳しくなってしまうでしょう。
理想の影に追われてしまい、持っていないものばかりを数えて焦ってしまうこともあります。
周りの環境や世間の普通に流されやすい
テレビやSNS、あるいは周囲の人の会話から、「この年齢ならこれを持っているのが当たり前」「こういう暮らしが幸せの形」という根拠のないイメージを無意識のうちに刷り込まれています。
本当は今のままでも十分に心地よくて幸せなのに、世間の天秤に自分を乗せてしまうのでしょう。
このため「みんなが持っているあのパーツが、今の自分にはない!」とおねだりしたくなってしまいます。
自分の本当の心の声ではなく、外側のノリに振り回されてしまうケースもあるでしょう。
過去の満たされなかった記憶を埋めようとしている
子供の頃やこれまでの人生の中で、「自分の気持ちを十分に聞いてもらえなかった」「本当に欲しかったものを我慢せざるを得なかった」など、不器用で小さな寂しさが心の奥に眠っている人もいます。
大人になってから、その過去の寂しさを埋めるために、ブランド品や地位、あるいは完璧な人間関係など、目に見える自分には無いものを次々と手に入れるようとするでしょう。そして心に安心感をプレゼントしようとしているのです。
何かを手に入れてもすぐに次のものが欲しくなってしまう場合は、この心理が隠れていることがあるでしょう。
「変化のない退屈な毎日」から逃げ出したい
今の生活がとても平和で安全だからこそ、心のどこかで「何か面白いことや、ハラハラするような刺激が起きないかな」と退屈している状態です。
手に入らないかもしれないギリギリのものをねだって追いかけるのが、退屈な日常にスパイスを与えるゲームのようになっているのでしょう。
本当に欲しいのではなく、「それを欲しがってドキドキしている時間」を楽しんでいる、少し不器用な大人の遊び心の裏返しでもあります。
ないものねだりをする心理になりやすい人の特徴
「あの人が羨ましいな」「自分にはあれが足りないな」と、つい「ないものねだり」をしてしまう人には、決して欲張りでわがままなわけではないことも。では共通する特徴について詳しくお伝えしていきましょう。
人一倍がんばり屋さんで素敵になりたい向上心が強い
ないものねだりをしやすい人は、根がとても真面目で、常に自分をアップデートしたい熱意を持っています。
ただ、その高い向上心が裏目に出ると、「今の自分の成果」に満足できず、「まだ手に入っていない技術や魅力」ばかりに目が向いてしまうでしょう。現状維持で満足しないタフな心の裏返しでもあるのです。
周りの人の良いところを見つけるのが上手
他人の魅力や、周囲の環境の素晴らしい部分をリサーチして見つけ出すセンサーが、人一倍優れている人です。
相手の素敵な部分を素直に「いいな、凄いな」と認められる優しいハートを持っているのですが、そのセンサーが敏感すぎるあまり、今度は「それに比べて自分は…」と、他人の眩しさと自分の地味な部分を天秤にかけてしまいがち。
他人のハイライトと自分の日常を比べて落ち込んでしまう、感受性の豊かな人に多い特徴でしょう。
物事をじっくり深く考えるけれど反省しすぎてしまう
何か出来事があった時に、「どうしてこうなったんだろう?」「次はどうすべきか」と、頭の中で深く自己分析をするクセがある人です。
思慮深くて大人の配慮ができる素晴らしい性格なのですが、考えすぎてしまうあまり、自分の「できている部分」はすっかり忘れてしまい、「できなかった部分」ばかりを大きく膨らませて悩んでしまうでしょう。不器用なほど自分に厳しく、1つのミスや欠点に心を奪われやすい特徴があります。
感受性が豊かでドラマやSNSの世界に引き込まれやすい
映画のストーリーや、SNSで見かける誰かの華やかな暮らし、雑誌の特集などに、自分の心をすっと重ね合わせてワクワクできる、想像力がとても豊かな人です。
そのピュアな感性ゆえに、発信されている「作られた理想のイメージ」をそのままストレートに受け止めてしまいやすい一面もあるでしょう。
「みんなこういう暮らしをしているんだ」「これを手に入れるのが大人の幸せ」と影響を受けやすく、そのバリアに引っ張られるようにして「ないもの」が欲しくなってしまいます。
ないものねだりの心理になった時の行動の仕方
心の中に「あれが羨ましいな」「自分には足りないな」という「ないものねだり」の気持ちが湧いてくることもありますよね。ではこのような時の理想的な行動の仕方を、詳しくご説明していきましょう。
手に入れたいものをノートに書き出して冷静にリサーチする
「あれが欲しい!」「あの人が羨ましい!」と頭の中だけで考えていると、その欲しい気持ちがどんどん膨らんでしまいます。
まずは、大人の知性を持って、その欲しいものをノートやスマホのメモにすべて書き出してみましょう。
そして、「これを手に入れたら、私は本当に毎日笑顔になれる?」「これを持っているあの人も、実は裏で別の苦労をしているんじゃないかな?」と、一歩引いた客観的な目線で自己分析してみるのです。
文字にして目で見ると冷静さを取り戻せて、「そこまで無理して欲しがるものでもなかったな」とバリアを解くことができるでしょう。
他人の眩しい世界からそっと離れるSNSのお休み時間を作る
ないものねだりの最大の原因は、スマホの画面に映る他人の「一番輝いている瞬間」と、自分の「普通の日常」を天秤にかけてしまうことです。
心がモヤモヤしているなと気づいたら、その日はもうSNSを見るのを止めましょう。スマホをカバンや別の部屋に置いて、物理的に他人からの情報をシャットダウンすることが大切です。
比べる対象が視界から消えるだけで、心は驚くほど穏やかな安心感を取り戻していくでしょう。
今の自分がすでに両手に持っている宝物を数えてみる
ないものねだりをしている時は、脳のセンサーが足りないものばかりに集中して、自分が持っているたくさんの大事なものを忘れてしまっている可能性があります。
そこで、あえて「今、私の手元にある素晴らしいもの」を声に出したり書き出したりして数えてみてください。
「毎日安心して眠れる温かいお布団がある」「いつも味方でいてくれる優しい友達がいる」など、当たり前すぎて風景のようになっていた幸せに、もう一度スポットライトを当ててあげる行動です。
すると「なんだ、自分もすでにこんなに豊かだったんだ」と、心の貯金が満たされていくのを感じられるでしょう。
自分を磨く前向きな燃料に変える
「あの人が羨ましい」という強い気持ちは、不器用な嫉妬のままで終わらせてしまうともったいない、凄くパワフルなエネルギーです。
そのパワーを、「よし、じゃあ私もあんな風に素敵になれるように、今日から新しい自分磨きを始めてみよう!」と、自分の成長のためのエンジンにしてみてください。
新しい資格の勉強をリサーチしてみる、お肌の手入れをいつもより丁寧にやってみるなど、自分のためにエネルギーを使う行動に変えると、ないものねだりのモヤモヤが、あなたを輝かせる最高のご褒美へと生まれ変わるでしょう。
ないものねだりをする心理を知ると気持ちが楽になる!
ないものねだりばかりしてしまうと、いつの間にか辛くなってしまうことがあります。でも少し自分を客観視すると楽になる可能性があるでしょう。
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