時間大丈夫?と聞くのは、心理的に不思議なことが関係しているからです。ふと質問される瞬間は日常的によくあるかもしれませんが、そんな質問をする相手の心の中には、言葉ではわからない思いが隠されています。
気になるのは好きな人とデートしている時。時間を気にしてくれるのは、一体どのような心理が関係しているのでしょうか。
時間大丈夫と聞いてくる心理背景にあること
「時間大丈夫?」と質問してくる人は、次のような心理的特徴があります。相手の意図がわからないと答え方に迷ってしまう瞬間。心理状況を理解すると、相手が納得できる答え方ができるかもしれません。
無理させたくないから
知り合ったばかりの人と出かけた時。相手のライフスタイルまでは詳しくわからないので、何時に寝るのか、帰りたいのか把握できない状態です。
夜も遅くなると「時間大丈夫?」と聞いてくる心理が働き、相手を無理して引き止めたくない気遣いがあります。最初は相手の気を引こうとして、嫌いなお酒を無理して飲んでしまうこともあるかもしれません。
約束があるのに無理してデートしてくれる人もいるので、「無理しないで」という意味を込めて言ってしまいます。
早く別れたい
時間大丈夫と聞くのは、心理的に早く相手と別れたい気持ちがあるからです。やんわり「もうお開きにしよう」という意味を込めている言葉。
相手にストレートに「もう帰りたいです」と言えない時に、相手の都合を使って別れる作戦なのです。デートがあまり楽しくない時や、やることが他にたくさんあって忙しい時など。遠回しに自分の都合を察してほしい心理が、時間大丈夫と聞く態度になっています。
いい人を演じている
他人のことを考えて気を遣ってくれるいい人。そんな人間になりたくて、わざと時間大丈夫と聞いてくる心理があります。真面目で優しい人、皆から信頼されるタイプ。
とくに異性に対してはモテたい願望も隠されているため、気遣いできる人間であることをアピールしています。自分のことよりも相手を優先してくれる人は、よい印象を残しますよね。
心配しているから
時間大丈夫と聞くのは、心理的に相手のことをとても心配しているため。言葉の通りストレートに相手を労わる気持ちがあり、遅くなって帰り道が危なくならないよう心配しているのです。
この場合は、きちんと家まで到着できるように「家まで送ろうか」と言ってくることもあるでしょう。とてもマナーがある人なので、素直に女性は安心感を抱けるはずです。
恋愛感情がある人だから
時間大丈夫と聞くのは心理的に脈ありの人で、恋愛感情があるために全てが気になっています。わずかな表情の変化、時計を見る行為などで「もう帰りたいのかな」といち早く気持ちを汲み取る人。
楽しくない表情になると、自分が何かしたのかとても気になり「大丈夫?」と言葉をかけ続けてしまいます。自分のことを心配してくれるのは嬉しいものですが、あまりしつこいほど集中されるのも少し負担になるかもしれません。
立場的に上だから
時間大丈夫と聞くのは恋愛感情などは一切なく、自分が相手よりも立場が上で心配するべき人だからかもしれません。職場の先輩と食事した時など、後輩の面倒を見る責任感が強い人は、自分の役目なので時間を気にかけてくれます。
とても面倒見がよく、このタイプは仕事でも丁寧に指導や手伝いをしてくれるはず。後輩が失敗したら自分の責任だと思う真面目な人です。
相手の意図を知る方法について
時間大丈夫と聞くのはあらゆる心理作用が関係していますので、必ずしも好意や恋愛感情があるとは限りません。好きな人と出かけた時、時間大丈夫?と聞かれたら、次のポイントを意識して相手の意図を考えてみましょう。
何度も質問してくる
時間大丈夫?と聞かれて「大丈夫です」と答えているのに、何度も繰り返し質問してくるのは、自分が早く帰りたいためです。プレッシャーをかけて「じゃあ、そろそろ失礼します」と答えさせたいために、しつこく質問をしてきます。
時計を見ながら「こんな時間だけど大丈夫?」「明日大変じゃない?」とやんわり帰ることを促すような聞き方をするでしょう。「もう帰ろう」という相手のメッセージが見えてきますね。
明日の予定を話題にする
時間大丈夫と聞くだけでなく、それとなく明日の予定を匂わせているのは早く帰りたい証拠。この場合は、本当に忙しいので帰る必要もあるかもしれませんが、相手に誤解をさせないよう気を遣える人は、デートの前に「今日は何時までに帰らないといけない」と宣言してくれます。
しかし「明日早く起きないといけないから」とやんわり言ってくるのは察してほしいため。翌日のことをしつこく話すのは、帰りたい意思と受け止めても仕方ありませんね。
退屈そうにしている
時間大丈夫?と質問しながら、自分はスマホをいじっているだけ。会話が盛り上がらず、あくびしたり退屈な素振りが目立ったりするのは、その場を離れたい意思があるからです。
このような雰囲気は、敏感でない人にもすぐにわかるはず。やたらとスマホを気にして会話に集中してくれないのは、こちらに興味を持っていないからかもしれません。
その場合は時間を心配される前に、できるだけ早く帰ったほうが気分は悪くならないでしょう。
真摯な態度
時間大丈夫と聞かれると早く帰ってほしいのか、一瞬判断に迷いますよね。しかし中には本気でこちらのことを心配してくれる人もいるので、その際はどれほど真摯な態度なのかを判断してみましょう。
会話中はきちんと話を聞き、充実した時間が過ごせているか。表面上だけいい人を演じる時は、軽々しい態度が目につくはずです。「無理せず帰る時間になったら言ってくださいね」「今日は何時まで大丈夫ですか?」など、誤解を招かない姿勢があるでしょう。
次回の約束をする
時間を気にしてデートする人は、たまたまその日に用事があるのかもしれませんし、つまらないので帰りたいだけの場合も。その時の判断方法としては、また会いたがるかどうか。
「今日は遅くなってしまったけど、今度は早めに会いませんか」「今度はいつ会えますか」と、前向きに付き合いを続けたい態度がわかります。
表面的な人や二度と会いたくない相手なら、次回の約束はしないでしょう。そんな姿勢も意識してみると、相手の意図がわかってくるはずです。
初デートは時間がポイント
好きな人と初めてのデート。お互いに細かいところまでチェックしたい時ですが、失敗しないよう緊張するのも当然です。初デートはよい印象を与え、次のチャンスにつなげる大切な時なので、時間も少しだけ意識してみましょう。
初デートは長くなりすぎないこと
初デートでいきなり1日中ドライブするのはかなりの負担に。また会いたくなるよう、最初は2~3時間くらいを目安にして、お茶や食事などをすることがオススメです。
相手に慣れることが目的なので、プレッシャーを感じない程度のプランを立てましょう。
夜のデートは避ける
仕事帰りしか会えないと夜の初デートになるかもしれませんが、仕事の合間に会うというような初デートの印象はあまりよくないですよね。
しかも夜のデートは時間が気になりますので、最初によい印象を与えるには日中がオススメです。
まとめ
時間大丈夫と聞く心理は、相手を労わる気持ちや、自分の都合を考えている場合など色々。誤解しないためにも、言葉以外で判断できることをチェックしてみましょう。
好きな人ならどのような態度や接し方をされても、嬉しく感じるのは当然。デートの回数を重ねて、相手の人間性もどんどん理解していってくださいね。
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