ウィンドウショッピングが好きな人の心理は、どんな欲求を満たすためなのでしょうか。最近は一日滞在型モールも各地に増えていますので、買い物に行くだけでなく、あらゆるエンターテイメントも楽しめる環境が整っています。
しかし欲しいものを見ると買いたくなるのが人間の心理。ウィンドウショッピング好きな心理には、とくに気になる理由が隠されているようです。
ウィンドウショッピング好きの心理背景について
ウィンドウショッピングの定義は、基本的にほとんど買い物はせずにぶらぶらと見て歩くことで、お店に陳列されているものを眺めることがメイン。
ではそんなウィンドウショッピングを好む人の心理にはどんな思いがあるのでしょうか。
ストレスが溜まっている
買い物でストレス発散する人はよくいますが、何も買わずにただ見ているだけで何が楽しいのか、ウィンドウショッピングの魅力を理解できない人もいますよね。
心理的には買い物と同じく、見て回る行為もストレス発散する意味がありますので、ウィンドウショッピングを続ける人はストレスが溜まっている可能性があります。
「買う」こと以上に外に出たい、他人と交流したい欲求が強いことも特徴で、このタイプは家で静かにストレス発散するのは苦手かもしれません。
飽きっぽい性格
ウィンドウショッピング好きの心理は飽きっぽいためで、ひとつのお店をじっくり見るほどこだわりはなく、刺激を求めるタイプなので、歩きながら色々なお店を見られるモールが好きです。
飽きっぽい人の買い物は、実際に店舗を回るよりもネット通販のほうが便利なことも。買い物するつもりはなくても、その時の気分や感情で判断することもよくあるかもしれません。
向上心が強い
ウィンドウショッピング好きは心理的に向上心が強いため、トレンドや注目商品などを勉強して自分の知識を豊かにすることが好きです。あらゆるジャンルのお店に行き、興味がないことも念のために知っておきたい性格。
多趣味で友人も比較的多い傾向がありますので、一緒にウィンドウショッピングをする機会もよくあるでしょう。外を歩いているとあらゆる情報が頭に入ってくるので、散歩も抵抗がないかもしれません。
満たされたい
ウィンドウショッピング好きな人は、心理的にもっと満たされたい気持ちが強く、買い物して幸福感を手にする瞬間を探しています。特別欲しいものがあるわけではありませんが、何か買いたい衝動があるタイプ。
偶然見つけたワゴンセールで買うなど、出かけてよかったと思う利益や得を探す目的でウィンドウショッピングをやってしまうのです。
孤独感が強い
ウィンドウショッピング好きは、心理的に孤独を満たすことが目的です。一人ぼっちでいるのが苦手なのですが、誘う友人が少ないのでふらっとモールに出かけて店員さんと会話したり、楽しく買い物している人を眺めていたりするだけで、自分も大勢の一部になった気がするのです。
ずっと家にいると考えごとをしてしまうので、気分転換としてもウィンドウショッピングでお金を使わずに時間を過ごすことはよくあるでしょう。
とても真面目
ウィンドウショッピング好きの心理は、とても真面目で几帳面なので、買い物の本番を迎えるための準備としてリサーチしたい願望があります。
なんでも時間をかけて計画する慎重派。買い物も満足できるように値段やサイズ、色などを事前に調べ、実際にお店まで行ってからチェックするのです。
ぶらぶらと時間つぶししているようにも見えますが、実は目的があってウィンドウショッピングをしているタイプ。真面目で時間の使い方にもこだわりがあるので、何か買う時は短時間で満足できるでしょう。
自制心を強く持ちたい
ウィンドウショッピング好きは、心理的にセルフコントロールしたい願望が強い特徴があります。買い物は大好き、しかしそんなライフスタイルだとお金も底をついてしまいますし、我慢できない性格は周囲から非難される場合も。
ウィンドウショッピングは、買わなくてもなんとなく手に入れたような充実感があり、買いすぎを予防できることがメリットです。ウィンドウショッピングなら欲しいものを見て詳細を理解すれば、それで満足して余計な出費を避けることは可能なのです。
デートでウィンドウショッピングが嫌われる理由
女性同士なら、世間話をしながら一日ウィンドウショッピングを楽しめる場合も。しかし相手が彼氏だとデートには向かない理由があり、男性にとって苦手なことのひとつになっています。
疲れる
男性がウィンドウショッピングを嫌う最大の理由は疲労するため。彼女が喜んでいるので途中で引き返すわけにもいかず、しぶしぶ付き合っていることが多いかもしれません。
あちこち歩かされる肉体的な疲労や、入るお店ごとに何かコメントしなければならない精神的な疲労。欲しいものを見つけるまでには、あらゆる疲労が積み重なるため、ぶらりと一日過ごすのはとても億劫に思っています。
知らない人と会話するのが苦手
デートのウィンドウショッピングは、心理的に彼女はただ会話を楽しみたい気持ちもあるでしょう。しかしずっと二人だけで会話することは少なく、お店に入れば店員さんとのコミュニケーションも必要になりますので、人が苦手な彼氏ならかなり苦痛に感じるはず。
店員さんも一生懸命仕事をしているため、買ってもらうために何度も話しかけることもありますよね。その応対が苦手なので、デートに集中したい男性は、ウィンドウショッピングを拒む傾向があります。
買い物に興味がない
おしゃれな彼氏なら、一緒にモールでウィンドウショッピングするのは楽しいかもしれませんが、買い物に興味がない男性なら、付き添いで一日お店を見て回るのはとても辛いデートです。
とくに物欲がない人なら、商品を見ても全く感じることはなく、話題のネタにすらならないことも。多くの男性は、欲しいものを決めてお店に入ったらそれだけを目当てにするので、買わずにふらふらする理由が理解できないのでしょう。
生産性がないように感じるから
ウィンドウショッピング好きは、心理的にトレンド知識を身につけるなど、自分にとってメリットがあるからやっています。デートは同じように二人が満足するとは限らず、男性は時間の使い方を現実的に考えるため、何もせずにぶらぶら一日過ごすことは時間の無駄使いに思えてしまうのです。
何かを買うわけでもないのにお店を見ることにどんな意味があるのか、そんな価値観があるため、彼女の付き添いで買い物に行っても、休憩所で待ちながら退屈しているかもしれません。
目的を達成すれば満足
男性がウィンドウショッピングを苦手に感じるのは、動物的本能も関係しているかもしれません。狩猟に出かけて獲物を獲得したらすぐに家に帰って保管。
そんな動きが人間にも備わっているため、余計な動きを省きたいのでしょう。欲しいものを買った後は家でゆっくり楽しみたい思いが強いので、ついでに他のお店を見たり一日何もせず歩き回ったりするのは、自分が獲得した獲物を失う不安にもつながるもの。
そのためデートで彼女がウィンドウショッピングしたがる時は、たとえ自分が欲しいものがあっても、別の機会に一人で買い物しているかもしれません。
まとめ
ウィンドウショッピング好きの心理は、屋外に出て気分のリフレッシュをするシンプルな欲望なのかもしれません。珍しいものを見つけたり、素敵なものを見つけたりすると、目の肥やしになるのは確か。
デートでウィンドウショッピングする時は、男性の気持ちも少しだけ理解して計画を立ててから行ってみましょう。
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