お菓子を配る人の心理・職場によくいるタイプの特徴と付き合い方

行動心理

お菓子を配る人の心理がわからないと、疑問を抱く人がいます。職場によくいるタイプで、配るものはお土産のクッキーをはじめ、近所のスーパーで買ってきたおせんべいなど、何かにつけてお菓子を配る人がいます。

嬉しい反面「もらったら、何かしらお返ししなければならないのでは?」と、少しプレッシャーを感じますよね。でも頻繁にお菓子を配る人の心理は、見返りを期待するだけではないようです。

そこでお菓子を配る人の心理と、付き合い方のコツについてご解説していきましょう。


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職場でお菓子を配る人の心理について

お菓子を配る人の心理・職場によくいるタイプの特徴と付き合い方飴やクッキーなど、いつもデスクの上に置かれているお菓子。誰のお土産かな?と周囲を見渡すと、いつも同じ人だったという場合がありませんか。あらゆる会社に必ず一人は存在する、お菓子を配る人の心理をご説明しましょう。

 

周囲と仲良くしたい

午後3時、お茶休憩の時間にお菓子がひとつでもあるとホッとしませんか。こんな時に登場してくれるお菓子を配る人は、個別包装されたお菓子を職場仲間に配り始めます。

その理由は、周囲と仲良くしたいため。部署によっては他の人と全く交流がない場所もありますし、会社の飲み会に参加しないので存在感が薄い人もいますよね。

そんな時は自分から積極的に近づかないと、周りから存在を覚えてもらえないかもしれません。お菓子を配りながら一言、二言ほど軽くコミュニケーションをとっています。

 

思いやりがある人

思いやりがある人は、仕事に夢中になって疲れている人を見ると、少しでもリラックスしてほしいと思いお菓子を配る場合があります。

最近はオフィス内で置き菓子サービスを導入する会社があるように、仕事中のおやつ休憩は気分転換にもなるので重要です。職場とおやつは切っても切れない関係があり、お菓子を配る人は周りの空気を読んでいるのでしょう。

お菓子を配る人は、タイミングを掴むのもとても上手。午前10時頃にランチまで待てない人、午後3時の眠くなる時間など。相手の立場になり、思いやりの気持ちを込めてお菓子を配っています。

 

好きな人がいる

お菓子を配る人の心理は好きな人にアプローチするためで、一人だけに配ると不審に思われてしまうので、ごまかすために全員に配っています。

旅行に行った時は、必ず会社に「お土産」を渡すのが常識ですよね。お菓子を配る人はお土産でなく、普通のスナックやお菓子などを常に配っています。

少しでも好きな人との交流を増やしたいため、特売になっている大袋を見つけるとすぐに買っているかもしれません。お菓子を配る時は、必ず好きな人がデスクにいることを確認。

他の人には何も言わずデスクにお菓子を置くだけですが、好きな人にはひとつ余計に渡して「お疲れさま」と声をかけています。

 

お金があるふりをする

頻繁にお菓子を配るのは、お金もかかる行動です。自分の分だけでよいのに、職場によっては何十人もスタッフがいる場合もあるでしょう。

お菓子を配る人の心理は、お金に余裕がある姿を自慢したいため。少し高価なお菓子、通販で取り寄せた珍しいスイーツなど、豪華なおやつを配る場合もあるかもしれません。

そんなお菓子をもらってしまうと、正直お返しについて悩んでしまう人もいるでしょう。

 

目立ちたい

お菓子を配る行為は、周囲が一瞬何を配っているのかと気になり、見たくなってしまいますよね。何かの書類なのか、それともお土産か。

視線を集めたい願望がある人は、お菓子を配る人の心理になり大きな声で「よかったら食べてください」と注目される行動を起こします。

またお菓子を配っている、と冷たい視線を送る人もいるはず。しかしそんなことはお構いなしで、自分が中心人物になった気分でしなやかにオフィス内を歩き続けます。

 

あまりものがあるため

主婦のスタッフによくありがちな、子供が食べなくなったお菓子の残り、特売で買いすぎたお菓子など。家では食べきれないものを、職場で配る人がいます。

お菓子も賞味期限があるものですから、食べずに処分するのはもったいないですよね。そんな時に職場仲間にお菓子を配る心理が働き、一気に配れて無駄がなくなるので満足しています。

お菓子を配る人は、人が喜ぶ顔を見るのが好き。感謝してくれる人たちがいると、あまりものがない時にもわざわざお菓子を購入して配るかもしれません。

 

感謝されたい

お菓子を配る人の心理は、恩着せがましいところがあります。一方的に自分の厚意を押しつけて、借りを作った気持ちにさせる人。

このタイプはお返しを期待していますので、何もくれない人や感謝してくれない人には、お菓子を渡さないかもしれません。

人に感謝されることを期待して何かするのは、本当の思いやりではありませんよね。しかし他人の評価を気にする性格の人は、感謝されることで自分に自信がつきますので、仕事では目立たなくても物質的な面で誰かに感謝されたいのでしょう。

 

お菓子を配る人への対処法とは?

お菓子を配る人の心理・職場によくいるタイプの特徴と付き合い方毎回もらってばかりでは申し訳ない、そんな罪悪感を抱かせてしまうお菓子を配る人。職場の場合は仕事にも影響がありますので、上手く付き合うのが大切です。ではお菓子をくれる人への対処法や付き合い方について、詳しくご説明しましょう。

 

その場で感謝する

お菓子を手渡されたら、その場ですぐに「いつもすみません」「ありがとうございます」など、感謝の気持ちを相手に伝えてください。

ひとつの飴だけでも、相手の気持ちを考えるとありがたいことですよね。またお礼を期待する人もいますので、いつまでも引きずらないためにもその場で感謝しましょう。

たくさんの人のお菓子を配っていても、喜んでくれる人と感謝しない人は、しっかりと覚えている人もいます。

 

拒否する

お菓子を配る人の心理は、決して悪気があるわけではありませんが、少し押しつけがましい部分もあります。たとえばダイエット中なので、おやつを抜いている人の場合。

もらってその場では食べずにポケットに隠したり、他の人にそっとあげたり対処が面倒です。その場合は食べない理由を伝え「他の人に渡してください」「ダイエット中なので…」など、はっきりと拒否するのも方法です。

上手く対処しないと相手が不快に感じる場合もありますので、そんな不安がある時は逆にこちらからお菓子をあげてお礼するとよいでしょう。

 

お土産で対処する

お菓子を配る人は、周囲に喜んでもらうためにやっていることが多いのですが、何もお返をしてくれない人には不信感を抱くケースもあります。

すると人間関係がこじれてしまうため、お土産を買った時に周りとは違うものを渡してもよいでしょう。もしくはコンビニで買ったジュースなど、気持ちが通じる程度のお返しをしておくと安心です。

 

上司に相談する

職場のお菓子配りは暗黙の了解で、厳しいルールを定めている会社は少ないでしょう。しかしエスカレートしつつある場合は、上司や先輩に相談して職場全体のルールとして、お菓子配りを禁止するのも方法のひとつ。

または一人一人に配るのでなく、社員が利用する休憩室にお菓子を置いておくなど、誰からのものかわからないように共有するともらった人の負担が少なくなります。

 

まとめ

お菓子を配る人の心理は、色々な理由が隠されています。会社の雰囲気によってはお菓子配りが定着して、やらざるを得ない流れになっているところもあるでしょう。

たかがおやつ程度のことかもしれませんが、社会生活に与える影響が大きいと考えられます。

 

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