原色が好きな人は、心理的にどのような特徴があるのでしょうか。色彩と心理には面白い関連性がありますので、自分の好きな色には性格が表れていることも。
原色はファッションで使うのは難しい場面もありますが、インパクトのある色を好む人には心理的な背景があるようです。そこで今回は、原色が好きな人の心理と性格の関係を徹底解説していきましょう。
原色が好きな人の心理について
赤・青・黄色はさまざまな色を構成する要素があるものですが、実際に使うとなると少し難しいところもありますよね。では原色が好きな人を心理的に見てわかる性格や特徴などをご説明します。
陽気な人
原色はとても元気が湧く色。この色が好きな人は、とても陽気で明るい性格です。周囲の人にもパワーを与えてくれる人で、感情的でいつも笑顔たっぷり。
基本的に他人を喜ばせるサービス精神が旺盛な人なので、一緒にいると楽しく過ごせる相手でしょう。興味があることにはなんでも挑戦していますので、行動力がある人にも思われているはずです。
陽気な人は他人の前では自分のイメージを意識していますが、一人になると真逆のことも。無理して明るい自分を演じて疲れている人も稀にいます。
周りの人よりも目立ちたい
原色が好きな人は心理的に目立ちたい願望があるためで、注目を浴びるのが大好きです。真っ赤なパンプス、青のスーツなど、コーディネートしにくい原色カラーも目立つために取り入れるタイプ。
すれ違いざまに他人と視線が合うと、自分が特別に感じられるのです。他人と違う行為で常に注目を集めたい人なので、個性的で変わっているところもあるかもしれません。あまりにも違いを意識するために受け入れにくいところもあるでしょう。
刺激を求めている
原色が好きな人の心理は、マンネリした生活が嫌で刺激を求めている可能性があります。毎日同じことの繰り返し、恋愛相手にも飽きてきているということも。
心身共に安定している生活は本来なら満足できる状態なのですが、原色が好きな人にとっては刺激の足りないものに。充実感以上にドキドキする生活が好きな人で、現在の生活に何かしらの不満や悩みがあるとも考えられます。そんなところから逃げ出したいために刺激を求めているのでしょう。
探求心が強い
原色が好きな人は、心理的に好奇心や探求心が強いことが考えられます。真っ赤な服を見て「こんなの着られない」とあっさり諦めるのがほとんどの人ですが、好奇心がある人は違った視点で物ごとを考える癖がありますので、「赤い服を持っていないから」と興味を持ちます。
常に疑問を抱く習慣があり、それに対してアクションを起こすタイプ。そんな疑問が少なくなると、積極的に自分から探しに行くこともあり、難しい原色の服やインテリアなどに興味を持ってしまうのです。いつも課題を持ちたい思いが強いのでしょう。
ストレスを発散したい
原色が好きな人は、心理的にストレスを抱えているため、色でネガティブな気持ちを発散しています。原色は気分を楽しくさせてくれますが、人によっては攻撃的な強さを感じることもあるでしょう。
ストレスを抱えている時は、優しい色よりもはっきりした色で気分を入れ替えたいのかもしれません。習慣的に不満を抱えている人だけでなく、恋人と喧嘩した直後など、一時的にイライラを発散するために普段選ばない原色を好むこともあります。
大きな変化を迎えている
原色が好きな人の心理背景としては、大きな変化を迎えている可能性があります。転職や引っ越し、結婚など、人生の転機になることがあるのかもしれません。
逆に今の生活がつまらないと思っている人も、変化が欲しくて自然と原色を求めることも。このタイプの人は、適度な変化や刺激がないと退屈してしまうため、いつもと違う状況を作り出そうと意識しています。
羽目を外したい
原色が好きな人は、心理的に羽目を外したい思いがあり、嫌な出来事などを体験した可能性もあります。仕事が上手くいかない時や恋愛で失敗ばかりなど、自分では解決できない不平不満を抱えると、色々なことがどうでもよくなってしまいます。
周囲の出来事に敏感になりやすい人は、とくに些細なことでも自分自身に不満を抱えやすくなり、ふと気分転換したい思いになるでしょう。そんな時は白やグレーよりもはっきりした原色を選び、いつもとは違う自分になりたいのです。
色ごとの性格について
原色といっても色々とありますので、さらに具体的な性格を判断するためにそれぞれの特徴をご紹介していきましょう。
赤
赤が好きな人は、とても積極的で情熱的な性格です。赤が示すものは「命」「太陽」など、生きるために必要なもの。赤を好む人は好奇心旺盛で、なんでも怖がらずに挑戦する性格なので行動力もあります。
信じたものに向かってまっすぐ進み、曲がったことが嫌いなタイプ。そのため自分の意見を曲げることはできないので、他者と食い違いぶつかることもあるでしょう。
感情的になりやすく、つい熱くなるシーンも多いので、冷静にならなければいけないこともあるかもしれません。赤は色の特徴として、やる気を出したり向上心を高めたりする効果が期待できますので、赤に惹かれる人はとてもエネルギッシュですね。
恋愛では気持ちに素直に行動するため、衝動を抑えられず失敗することも。社交的で友人も多いので、とても刺激的な付き合い方ができるでしょう。
青
青はあらゆるタイプの色彩がありますので、好きな色を質問されて「青」と答える人は多いかもしれません。赤のような原色とは違った位置づけがありますが、青が好きな人は常に冷静に心を保つことを意識しています。
落ち着いて物ごとを判断して、正しく順序よく道を進むタイプ。周囲からはとてもクールで、何を考えているかわからないタイプに思われていることもあるでしょう。
青が好きな人は、赤が好きな人とはあまり相性が合わないこともあります。基本的に落ち着いた性格なので、波風立つ人生よりも穏やかに過ごしてくれる人を好むでしょう。
濃い青が好きな人はさらに厳格な性格、薄いスカイブルーのような色はさっぱりした気質の人。青の色味の濃淡で性格の特徴も若干異なるようです。恋愛面でも青が好きな人は、相手の気持ちをしっかり掴むまではアクションを起こしませんので、どちらかというと受身形になると思われます。
黄色
黄色はパッと目に入る煌びやかさがある派手な原色。注目を集めやすい色彩で、「注意」の意味があるヘルメットや作業着などでも使用されるほどです。黄色が好きな人は他人と関わるのが好きで、コミュニケーションをとりたい気持ちの表れ。
天真爛漫で、周囲に元気を与えてくれるユーモアセンスのある人でもあります。黄色が好きな人は営業マンタイプともいえますので、自分のペースに相手を乗せるのが得意です。
グループでは中心的な存在になる性格で、皆から慕われていますが、黄色は心が不安定になると求める色でもあるためストレスや疲れが溜まっている可能性も。
恋愛面では積極的に自分からぶつかりコミュニケーションをとる性格なので、勢いに押されて付き合ってしまう人もいるかもしれません。
まとめ
原色が好きな人の心理になるのは、自分の気持ちや思いをアピールしたいからなのでしょう。それぞれの色に違った特徴がありますので、自分の周辺の色や気になる人が好む色を考えて、相手の性格や心理状況を判断する材料として活用してみてくださいね。
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