いちいち否定する人の心理に対して、イライラしたり辛くなったりすることがありますよね。でも表面では分からない思いが隠れている可能性もあるのです。
では今回は、いちいち否定する人の心理を詳しくお伝えしていきますので、今後の接し方に役立てていただけると幸いです。
いちいち否定する人の心理
いちいち否定してしまう人の心の中では、実は本人が無意識のうちに抱えている「不安」や「クセ」が原因になっていることがよくあります。まずはこちらの内容から詳しく見ていきましょう。
自分が正しいと思いたい
いちいち否定する人の多くは、「自分は周りの人よりも頭が良い」「自分の方が正しい」と認めてもらいたい強い気持ちを持っています。
相手の意見を否定して自分の意見を押し通すことで、「勝った!」という気分を味わい安心したいのでしょう。
学校や職場で「すごいと思われたい」「頼りにされたい」との気持ちが強すぎるあまり、間違った形で否定する行動に出てしまっている場合もあります。
自分に自信がなくてビクビクしている
一見、自信満々で偉そうに否定しているように見えますが、実は「自分に自信がないことの裏返し」であるケースがとても多いです。
自分に自信がない人は、周りの人の意見がキラキラして見えたり正しく見えたりすると、「自分が否定されているような不安な気持ち」になってしまうでしょう。
このため意見が心に突き刺さる前に、先手を打って「そんなのダメだよ」と否定することで、傷つきやすい自分の心を守ろうとしているのです。
「でも」「だって」が口癖のようになっている
特に深い意味や悪気はなく、ただの言葉のバグとして否定から入ってしまう人もいます。このタイプの人は、相手を嫌いなわけでも話の内容に大反対なわけでもありません。
ただ、頭の中で次に自分が喋る言葉を探す時の「えっと」の接続詞の代わりに、「いや」「でも」などの言葉が染みついてしまっています。
本人は否定している自覚が全くないので、周りから「いつも否定されている気がする」と言われると、驚く場面があるでしょう。
心に余裕がなくてイライラを周りにぶつけている
仕事が忙しすぎたり、プライベートで嫌なことがあったりして心の中がストレスで溢れそうになっている時も、人は他人に優しくできなくなります。
心に余裕がないと、他人の楽しい話や少しの意見に対して「気楽なことが言えるね」「こっちは大変な状態なのに」と、トゲトゲした感情が湧いてきてしまうのでしょう。
このイライラが話を遮って、「それは違うでしょ」と否定する態度をとって感情を表に出てしまうのです。
いちいち否定をする人の特徴
会話のたびに「でも」「だって」と口を出して、何でもいちいち否定してくる人には、普段の行動や話し方にいくつか共通する決まったパターンがあります。では共通する特徴を詳しくお伝えしていきましょう。
会話の第一声がいつも「いや」「でも」「違うって」から始まる
一番分かりやすい特徴は、相手が話し終えた瞬間またはまだ話している途中なのに、決まった言葉で割り込んでくることです。
たとえ最終的にこちらの意見に賛成する内容だったとしても、なぜかスタートの言葉だけは「いや」から入るでしょう。
これは話を素直に受け入れる前に、まず自分の頭の中で「反論のスイッチ」が自動的に入ってしまうクセがあるためです。
話を最後まで聴かずに自分の話題に変える
いちいち否定する人は、人の話をじっくり最後まで聴くのがとても苦手です。このため相手が喋っている途中でも、自分が「そこは違うな」と少しでも思うと、我慢できずに話を遮ってしまうでしょう。
「そのやり方だと失敗するよ。理由は…」というように、一番伝えたかった結論にたどり着く前に自分の意見で上書きしてしまうのです。
すると一緒に話している人は「最後まで話を聞いてもらえなかった…」とモヤモヤした気持ちになる場合が多いでしょう。
アドバイスやお説教や自慢話が大好き
頼んでもいないのに「こうするべきだよ」「これは君のためを思って言っているんだよ」と、上から目線でアドバイスやお説教をしたがるのも大きな特徴です。
否定した後に、「自分だったらこうする」「昔、自分はこうやって成功した」という自分の自慢話に繋げることがよくあるでしょう。
彼らにとって他人の話を否定するのは、自分がスポットライトを浴びて「すごい人」として喋るためのきっかけになってしまっている場合が多いです。
表情が硬く腕組みをしたり険しい顔で話を聴いたりしている
言葉だけでなく、体の動きや態度にも否定的な雰囲気がにじみ出ています。人が話している時に、笑顔で「うんうん」とうなずくことはほとんどないでしょう。
腕を組みながらじっと相手を睨みつけるように見たり、「本当にそうなの?」と疑うような険しい目つきをしたり、鼻で笑うような態度を取ったりします。
「この人の話の、おかしなところを見つけてやろう」と身構えながら聴いているため、どうしても近寄りがたい雰囲気が出やすいでしょう。
いちいち否定する人との接し方
何でもかんでも「いや」「でも」と否定してくる人が身近にいると、話すだけでエネルギーを吸い取られて疲れてしまいますよね。では理想的な接し方を詳しくご説明していきましょう。
大人のクッション言葉を使う
仕事の都合などで、どうしても自分の意見を伝えなければいけない場面もありますよね。この時は、相手の言葉のトゲを柔らかく受け止める「クッション」を挟みましょう。
まずは「なるほど」「確かにその通りですね」と一度だけ言うことを受け止めるのが大切です。
この直後に、「ちなみに、今回はこういう理由がありまして」と自分の話を繋げる方法があるでしょう。
最初に「YES」と言ってもらえると、相手は「自分の意見が認められた」と満足するため、後に続くこちらの意見を少しだけ聴き入れやすくなるのです。
大事な相談はせず日常の他愛ない会話だけにする
いちいち否定する人に自分の夢や新しく始めたいこと、真剣な悩みを相談するのは絶対にやめましょう。
心を込めて話せば話すほど、ひどく否定されたときの心のダメージが大きくなってしまいます。
このタイプの人との会話は、「否定されても自分の心が痛まない、どうでもいいテーマ」だけに絞るのが賢明でしょう。
例えば今日のお天気のこと、最近ニュースで見た流行りの食べ物のことなど。自分のプライベートや本音には一切触れない「中身のない世間話」だけを笑顔で転がしておくといいですね。
心の中で「始まった!」と一歩引いて映画のように眺める
否定的なことを言い出したら、自分の心の中に「心のシャッター」をガラガラと閉めるイメージを持ってください。
「なんでこの人はこんなに怒っているんだろう」と真面目に受け止めないことが必要です。「今日も元気に否定のスイッチが入ったぞ」「この人は否定しないと生きていけないから可哀想だな」と、一歩引いて客観的に観察するようにしてみましょう。
テレビの画面の向こう側の出来事のように他人事として眺めることができると、相手のトゲトゲした言葉が自分の心に突き刺さるのを防ぐことができるでしょう。
いちいち否定する人の心理を知ってうまく接していこう!
いちいち否定する人の心理に対しては、あまり真正面から受け止めないようにしたいですね。
最低限の心理を理解することで、やりとりが楽になる可能性が高いです。このため話す時間を増やして、相手を知る時間を作るようにしてみましょう。
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