好きな人を振るのは、深層心理的にどのようなことが関係しているのでしょうか。いつまでもモヤモヤした気持ちが残る時は、別の角度から気持ちを整理することも大切ですね。
好きな人なら、本当は両想いでいつまでも幸福なカップルになりたいはずなのですが、なぜか振ってしまうことがあります。そんな時の心理背景について詳しくご説明しましょう。
好きな人を振る心理について
お互いに好きでもハッピーエンドにならないことは稀にあります。もし相手から告白された場合、返事はイエスのはずなのに、なぜか振ってしまうことがあります。その理由を心理的背景からじっくり考えてみましょう。
結婚できない相手だから
好きな人を振る深層心理にあることは将来の不安で、結婚を意識して付き合いたいのに相手がまだ結婚願望がない場合に振ってしまいます。
恋愛相手と別れるのが怖い人は、必然的に結婚できる人を対象にしてしまいがち。一緒になれない人なら、少しでも傷が浅いうちに別れたほうがいいと思っている状態です。
好きな人を振るのはとても心苦しく後悔することも想定内。それでも付き合ってから迷うよりは、今決断したほうがお互いにとって負担が少ないのです。
どうしても納得できないことがある
好きな人を振る心理とは、相手のある部分がどうしても納得できないことや、嫌いな部分があるといった理由が考えられます。性格的なことは全く問題ないけれどお金の管理ができないなど、将来トラブルが想定される人だと恋愛感情があっても冷静に考えてしまいますよね。
このタイプは誰かを好きになっても感情に流されてしまうことは少なく、冷静に相手を判断していますので、付き合った人とすぐに別れることもないでしょう。
ただし気持ちを固めるまでに時間がかかるので、出会いのチャンスを逃す場合もあるかもしれません。
悲劇のヒロインになりたい
好きな人を振るのは、心理的に可哀想な悲劇のヒロインに憧れているため。大好きな人だけれど一緒になれないから別れた、という悲恋のお話を聞くと、誰しも励ましてくれそうですよね。
辛い恋愛体験をした自分を丁寧に扱ってくれる周囲の人の態度がとても気分がよく、特別扱いされたい願望が強いのです。このタイプは相手への気持ちよりも自分のイメージを大切にしているので、しばらくすると気持ちが変わることもあります。誰かに注目されたい気持ちが強いタイプです。
追いかける恋がしたい
大好きな人から「付き合ってください」と言われた瞬間に、急に熱が冷めてしまうことがありませんか。念願だったことが実現した時に気持ちが萎えてしまうのは、結果ではなくプロセスを楽しんでいるため。
好きな人を振る心理とは、実は追いかける恋をしたい願望があるからなのです。欲しいものを手に入れるまでの努力や、頑張っている自分がとても好き。
相手が自分に興味を持ってしまうと、ゴールがなくなりつまらなくなってしまうのです。積極的に自分の気持ちをアピールできるタイプなので、好きになる人は静かなタイプが多いかもしれません。
完全に好きではない
とてもタイプで、周囲からも評判がいいけれど何かが違う、そんな迷いを抱きながら恋をしたことはありませんか。好きな人を振る心理背景にあることは、好きだと思っている相手が実は完璧に好きではないため。もしくは自分の気持ちが固まっていない状態で恋愛モードには入れないのです。
その原因は、相手の魅力をまだわかっていないことが考えられますが、過去の辛い恋愛経験をいつまでも引きずっている可能性もあるでしょう。失敗したくないので無意識のうちに完璧な人を求め、相手に満足できない部分があるのです。
恋愛以外に夢中になるものがある
好きな人がいても、恋愛が人生の全てとは思えないこともありますよね。たとえば仕事が楽しい時、趣味に夢中になっている時は、恋愛以上に自分を夢中にさせてくれるものがあるため、好きな人を振る心理になることもあるでしょう。
恋愛していないと生活が充実しないという人は多いかもしれませんが、そもそも恋愛は相手が必要なこと。自分一人で操作できない心の部分があり、好きな人に頼ってしまいます。
そんな関係が好きでない人は、自分自身で夢中になれるものを見つけて恋愛以外のことを楽しんでいるのです。
一人の自由が欲しい
人を好きになるといつも頭の中がいっぱいで、恋愛を中心に生活するようになりますので、一人の時間も必然的になくなります。心や時間を束縛されるのが嫌な人は、好きな人と一歩深い関係になり、恋愛にどっぶり浸かってしまうのが怖いのです。
そのため好きな人を振る深層心理となり、自由を優先していることが考えられますね。デートしなければならない、恋人にLINEしなければならないなど、半ば強制的に恋愛をしている気分。
このタイプは熱しやすくて冷めやすいところもあるので、最初のドキドキした関係が過ぎるとつまらなく感じてしまいます。
振った人をキープしたい理由とは?
振った相手とできれば友人関係になりたいと思うのは本音かもしれません。お互いにバツが悪く、以前のような関係に戻るのは難しいかもしれませんが、振った相手をキープしたいのは次のような理由があるからなのです。
罪悪感がある
振った相手のことがいつまでも心に引っかかり、食事に誘ったり何ごともなかったようにLINEを送ってきたりする人がいませんか。いつまでも振った相手をキープしたいのは、罪悪感があるためなのです。
好きなのに相手が希望する展開にならなかったことを詫びる気持ちがあり、恋人は難しいけれど友人として関係を続けたいと、困っている人を助けるような気持ちで振った相手のことをいつまでも心配しています。
後悔している
好きな人を振る心理は色々と要因があるものの、断ってしまった後に「やっぱり気が変わった」とは相手に言えませんよね。そんな自分のアクションをいつまでも後悔している人は、振った相手と友人になりたがり、自分の行いを正当化しようとしているのです。
また後悔と似た状況で、相手をまだ選んでいる最中の場合もあります。振ってしまった相手だけど、他の恋人候補とよく比較したらこちらのほうがよかったという場合。間違った選択を後悔して、なんとかゼロの状態に戻したいのかもしれません。
友人からスタートすれば上手くいきそうだから
慎重な人は、ただ「好き」という感情だけでは恋人になれないため、時間をかけて相手を理解したがります。振った相手と友人になりたいと考えるのは、恋人よりも友人の存在でスタートしたほうが、お互いにプレッシャーがなく理解できると思うため。
好かれようと無理な努力をせず、それぞれの魅力が自然と引き出されるので、振った相手でも相手の本質をしっかりと認識したい気持ちがあります。
損得勘定がある
振った相手とは、本来ならそのままで距離が残ったまま、それぞれが違う方向に進むのだと感じますよね。しかしいつまでも連絡してきたり会いたがったりするのは、振った相手でも自分にとってメリットがあるため。
たとえば孤独を嫌う人なら、振った相手でもよい話し相手になりますし、食事に行くことも可能かもしれません。とりあえずキープして、都合よく付き合いたいのでしょう。
まとめ
好きな人を振る心理背景には、自分と相手のことをとても大切に思う気持ちもあるのでしょう。タイミングが変われば、違った判断をする場合もあります。
後悔しないためにもお互いの気持ちを正直に伝え合い、コミュニケーションで解決することも大切ですね。
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