同性に可愛いと言う女性の心理には、複雑な思いが隠されているように感じることもありますよね。親しい友人から褒められるのは嬉しいことですが、それほど深い間柄ではなかったり、表情や言い方に引っかかるものがあったりする場合も。では今回は、同性に可愛いと言う女性の心理について詳しくお伝えしていきましょう。
同性に可愛いと言う女性の心理とは?
女性が女性に「可愛い」と言うのは、どのような意図があるのでしょうか。では、まずは同性に可愛いと言う女性の心理になる理由について詳しく見ていきましょう。
容姿や内面が魅力的だと感じた
同性に可愛いと言う女性の心理には、他意はないことも多いです。相手の容姿や内面を純粋に評価し、褒め言葉として「可愛い」と伝えている場合もあるでしょう。
特に明るくフレンドリーな性格の女性は、他者のよいところを見つけたらすぐに褒める習慣があることも。「髪切ったんだね!すごく可愛いね」「○○ちゃんの笑顔って可愛いよね」とストレートに褒めるので、人見知りするタイプの女性なら照れてしまうこともあるかもしれません。
親近感を抱いている
相手に好感を持っており、親しくなりたいと思ったので可愛いと褒める女性もいます。褒められることで相手によい印象を持ち、自然と親しくなれるケースは多いものです。
これは恋愛でも友情でも同じでしょう。例えばファッションを褒めてくれた相手に対しては、自分のセンスを理解してくれたと感じて仲間意識が芽生える場合も。
褒められたことが親しくなるきっかけになるケースはよくあるため、そんな展開を期待して同性に可愛いと言う心理になる女性もいるでしょう。
嫉妬や羨望の感情の表れ
同性に可愛いと言う心理には、複雑な気持ちが隠れていることもあります。例えば自分よりも優れている人に対して、嫉妬や羨望の感情を抱いているケースでは、それを隠すために「可愛い」と言うことも。
人知れずネガティブな感情に支配されかけているのですが、愚痴や嫌味はできるだけ言いたくないため、優しい言葉で精一杯ごまかしています。
自分にないものを持っている人に対して褒めると同時に、つい「私なんて…」と口にしてしまう場合もあるでしょう。
会話が続かないので社交辞令を言っている
女性の言う「可愛い」という言葉には、特に深い意味はないケースもあります。挨拶や会話のきっかけとして何気なく褒めることもよくあるでしょう。
例えば初対面の人に「可愛らしいアクセサリーですね」と褒めたり、職場の同僚に「今日のコーデ、可愛いね」と声をかけたりすることも。これらの言葉は嘘ではないとしても、間を持たせるための社交辞令の可能性もあります。
同性に可愛いと言う心理になる女性の特徴
それほど親しくない間柄の人にも躊躇なく「可愛い」と言って距離を縮める女性もいれば、親しい友人に対して本当に可愛いと思った時しか言わない人もいます。では、同性に可愛いと言う心理になる女性にはどのような特徴があるのでしょうか。
共感力が高い
共感力が高い女性は、他者を褒めるのが上手です。相手の魅力を素直に認めたうえで「可愛いね」「素敵だね」とストレートに褒めるので、多くの人に好かれているでしょう。
相手の言われたいことを瞬時に理解できるため、喜ばれる言葉選びができるのです。数ある言葉の中から適切な褒め言葉を導き出せるのは、コミュニケーション能力が高いことも関係しています。人当たりがよくポジティブ思考なので、いつも多くの友人に囲まれているでしょう。
感情表現が豊か
感情を素直に表現するタイプの人も、同性に可愛いと言う女性の心理になりやすいでしょう。思ったことはすぐに言葉にするので、明るく自由奔放な性格だと思われていることが多いです。
自分の気持ちを率直に表現するのは、他者を褒める時だけではないでしょう。例えば嬉しい時や悲しい時、驚いた時や退屈な時など、いつでもわかりやすく感情表現する人もいます。嘘をつくのが苦手なので、信用できるタイプともいえます。
ネガティブな感情を隠しがち
中には、ネガティブな感情をごまかすために「可愛い」という言葉を使う人もいます。本当は相手を羨ましく思っていたり、劣等感に苛まれていたりする時でも、ポジティブな言葉で自分の本心を隠そうとする場合も。
それは他者に嫌われたくない思いや、優しく温厚な性格であることが関係しているでしょう。辛い時でも気丈に振る舞う努力をするので、いつしかストレスが蓄積されてしまう場合もあります。悩んでいることはないか、優しく声をかけてあげることも大切です。
承認欲求が強い
同性に可愛いと言う女性は、実は褒め返してもらうのを望んでいることもあります。「可愛いね!」と褒めたら、当然のように「いやいや、○○ちゃんこそ…」と返してくるものだと思っています。
この場合、自分から積極的に「可愛い」と言うのは、承認欲求の表れであると捉えられるでしょう。自分が褒められたいために先に相手を褒めていますので、ある種の見返りを期待しているともいえます。
女性から「可愛い」と言われた時は、自分も相手のよいところを見つけて褒めることも大切です。
同性に可愛いと言う心理になる女性と親しくなるコツ
同性に可愛いと言う女性の心理を理解し、相手と親しくなってみましょう。では、心の距離を近づけるためのコツについて詳しく見ていきましょう。
素直に喜ぶ
「可愛い」と褒められたら、まずは素直に喜びましょう。急に言われると戸惑ってしまうケースもあるかもしれませんが、嫌味っぽい言い方をされたわけでもない場合は、まっすぐ受け止めることが望ましいでしょう。
その際には「ありがとう」と感謝することも忘れないようにしたいですね。せっかく褒めてくれたことを後悔させないよう真摯に対応しましょう。
適度に謙遜する
他人から褒められた時、とっさに謙遜してしまう人は多いでしょう。また、逆に全く謙遜せず受け入れるようにしている人もいますよね。
相手によい印象を与えるには、程々に謙遜することがベストです。真っ向から拒否するのではなく「いえいえ…」とやんわり否定したり、「そんな風に言ってくれるのは○○さんだけだよ」とポジティブに返したりしてみましょう。
真意を探ってみる
同性から「可愛い」と言われると、真意がわからず困惑してしまう人もいます。穏やかに対応するためには、真意を探ってみることも大切です。
その方法としては、例えば「どうしてそう思ってくれたの?」「どこが可愛い?」のように質問してみるというものがあります。この際の相手の表情や回答により、感情を読み取ることができるでしょう。
自分からも具体的に褒める
せっかく褒めてくれた相手に対しては、自分からも褒めることが大切です。ファッションについて褒められた時はこちらもファッションに関することを、内面について褒められた時はこちらも内面について褒めるようにしましょう。
「○○ちゃんのネックレスも素敵だよ」「○○ちゃんこそ、いつも周りを見て配慮してくれてありがとう」のようにポジティブな言葉で返したいですね。
同性に可愛いと言う女性の心理は案外わかりやすいことも!
同性に可愛いと言う女性の心理については、意図が気になってしまうケースもよくあるでしょう。しかし相手の表情や仕草を見ると、案外すぐに本心が見えてくる場合も。
もし「可愛いね」と褒められたら、むやみやたらに言葉の裏を読もうとせず、まっすぐ受け取る素直さも大切です。そうすることが相手とよい関係を築くきっかけになることは多いです。
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