17Oct

調子のいい人の心理は理解したくても、本心が見えずどう付き合えばよいのか戸惑いませんか。必ず周りに一人はいる「調子がいい人」。
フットワークと言動が合わず、周囲を混乱させることがあります。しかし調子のいい人が嫌でも、付き合わなければならない場合もありますよね。
ストレスを溜め込まないためにも、調子のいい人の心理を理解して付き合い方を考えてみませんか。
調子のいい人の心理について
調子のいい人に好感を抱く人は、どちらかというと少ないかもしれません。なぜそんな態度になるのか、深層心理で考えられることをご説明しましょう。
嫌われたくない
調子のいい人の心理は、他人から嫌われる不安を抱いています。そのため相手に合わせて喜ぶことを言ったり、好まれる態度をしたりするため、周囲の人には「不思議な人だな」と思われるでしょう。
他人の視線や考えを意識しすぎる人は、根底に褒められたい願望があります。他人が期待することを素早く察知して話したり、相手の機嫌をとる態度になったりしているのです。
自己中心的
調子のいい人は、心理的に自分の都合を先に考える傾向がありますので、相手の気持ちを無視してしまうことも時々あります。たとえば仲間と協力して何かをやっている場合。
言い出した張本人が「今日用事あるから帰るね」とサッといなくなる場面もあるでしょう。自分の都合や思いを優先した行動をとるため、調子のいい人は周囲から敬遠されるケースが多いはずです。
基本的に自己中心的なところがありますので、責められる部分も自己流に責任転嫁。「やってあげたのに」「大変だったのに」と、自分のことしか考えていないのかもしれません。
自分を守っている
調子のいい人の心理は、不安や迷いがたくさんあり、自分の弱みを知られたくないため自分からアクションを起こします。よく人の話を全く聞かず、自分のことばかり話す人がいますよね。
調子のいい人に共通するのは、相手に提供された話題を自分のことにすり替えるスキルがある点です。それは相手から質問攻めにされて、苦手な部分を見せたくないため。
触れてほしくない部分があるので、自分が会話をリードしているのです。「このリップ、この前買ったばかりなんだけど…」と友人に見せられた瞬間。
「そのリップ、私も持っているよ」と自分のメイクの話にすり替え、延々と本題から離れたままやりとりが続くでしょう。
他人を喜ばせたい
調子のいい人の心理は、他人を喜ばせて好感を持ってもらいたいためです。サービス精神旺盛で一緒にいると楽しい人なのですが、陰口を言う相手とも仲良くしたり、自分が得しそうな人についていったり、人付き合いのこだわりがあまり感じられません。
人を喜ばせたいのはさらに心理を追求すると、憶病で人に馴染めないコンプレックスを抱いていることも考えられます。だから仲間でいられるよう、他人に喜んでもらえる自分を演出しているのです。
目立ちたがり
調子のいい人は心理的に目立ちたい願望が強いため、周囲の人の気を引くために話をしてしまいます。そのために周囲から嫌われても、注目されていればそれでよいのでしょう。
自分に敵がいることも承知のうえで、調子のいい態度を続けてしまうのです。楽しい話は夢中になり、興味のない話になるとすぐにいなくなるタイプ。
注目されないと派手なファッションや大声で話すなど、目立つように作戦を練っているでしょう。やりすぎる傾向があるため、わざとらしい人に見られることも多いかもしれません。
調子のいい人と付き合うコツについて
調子のいい人とはできれば付き合いたくはありませんが、職場などどうしても避けられない場面もあるでしょう。また恋愛や友人関係でも、なんとかよい関係を維持したい相手もいるはず。
調子のいい人とは、心理背景を理解したうえで付き合い方も工夫してみてくださいね。
おだてる
調子のいい人、お調子者と呼ばれるタイプはとにかくノリがよい、そんな印象を受けることがよくあります。波風立たせず無難に付き合うなら、相手のノリを邪魔せずおだてるのがコツ。
おだててあげると、その間はある程度上手く物ごとが進むはずです。たとえば仕事をお願いする時、調子のいい人は笑顔で「すぐにやっておきますね」と言いながら、陰で何を言っているかわかりません。
付き合う際に注意したいのは、自分の立場が悪くならないよう振る舞うこと。そのためには機嫌をとっておけば、調子のいい人は快く受け入れてくれます。
大切なことは話さない
調子のいい人の気になるところは、周りに注目されたいあまり話題を選ばず話してしまうこと。たとえば友人に「内緒」で教えてもらった話も、得意気にべらべらと話してしまう場合があります。
そんな危険性があるので、付き合う時は重要な話はなるべく避けること。調子よく行動しているので、信頼できない一面があります。
約束したのに急に断られるケースもありますので、表面的な付き合いに留めるほうが安心ですね。
適度に離れる
調子のいい人は、自分が有利になるよう物ごとを進める傾向があり、他人への思いやりが少ない部分があります。しかし得しそうな人には熱心についていくので、計算高いところも注意が必要。
職場のように避けられないところでは、真面目に向き合うのはストレスになりますよね。その場合は適度に離れ、必要最低限のコミュニケーションをとるのがコツです。
お調子者であることを知らないのは本人だけ。周囲の人はきっと気づいているはずなので、距離を置いて付き合っても、周りから不審がられることはないでしょう。
よいところを見つける
心理的に抱える不安や、他人からの評価を期待する部分があるのが調子のいい人。表面的には癖のある人に見られています。適当に付き合うならよいけど…という印象が強いのではないでしょうか。
しかし調子がいい人も、実は一生懸命になっていることもあります。辛い出来事があっても無理やりモチベーションを高くして、職場仲間と一緒にいる場合も。
調子がいいから自分とは合わないと決めつけるのではなく、相手のよいところを探してあげるのも付き合い方のコツです。
調子のいい人にならないためには?
人は誰しも周囲のことは細かいところまでチェックしますが、いざ自分のこととなると見えない部分があるかもしれません。逆に調子のいい人と思われないよう、注意したい点も覚えておきましょう。
有言実行しよう
調子のいい人はその場限りの発言をよくしますので、信じた人が損することもあります。常にしゃべっている印象があるお調子者も多いですよね。
周囲から避けられないためには「有言実行」しましょう。これはお調子者が苦手とする部分。口先だけで実行しない姿勢は、信頼関係に影響を与えます。
友人と約束したことは必ず守る、できないことは約束しないなど、自分に何ができるか考えてから発言する習慣をつけましょう。
冷静に頭の中を整理
勢いで話してしまうお調子者。そのため後悔したり、トラブルに巻き込まれたりするケースもあるはずです。べらべらと話す傾向があるので、あまり考えず発言していることが周囲にもわかりますよね。
まずは冷静になり、頭の中を整理してから発言しましょう。できないことはできないと自分にブレーキをかけながら、その都度判断してください。話しすぎたかな…と思ったら、まずは外に出て一呼吸おくのもひとつの方法です。
まとめ
調子がいい人の心理は、誰にでも心当たりがあるかもしれません。全ての人と上手く付き合おうとすると、お調子者に見られてしまう場合があります。
苦手な人や上手く付き合えない人がいても、それは自分らしさを大切にしているから。他者には素直に気持ちがアピールできるよう、できるだけ意識したいですね。
☆こちらの記事も読んでみてくださいね。
>>>SNSに投稿したくなる心理・夢中になる人に共通すること
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