飲みすぎてしまう心理になることが多い…と悩む女性もいます。ではなぜこのような状態になるのでしょうか。
これにはいくつかの理由や思いが関係している可能性があります。では今回は飲みすぎてしまう心理を詳しくお伝えしていきますので、今後の行動に役立ててみてください。
飲みすぎてしまう心理になる理由
お酒をついつい飲みすぎてしまうのには、単なる意志の弱さだけではなく、脳の仕組みや心理的な要因が複雑に絡み合っている可能性があります。ではその理由から見ていきましょう。
「報酬系」が刺激される
お酒を飲むと「ドーパミン」という快楽物質が分泌されます。これにより「楽しい」「気持ちいい」と感じるのですが、頭がこの快楽を記憶し、「もっとこの感覚を味わいたい」と命令を出す場合があるでしょう。
特に、お酒が進むほど理性を司る「前頭葉」の働きが鈍くなる可能性があるため、ブレーキが効かなくなり、さらにドーパミンを求めて飲み続けてしまうことも。
ストレスからの「逃避」と「解放」
仕事や人間関係でストレスを感じていると、常に緊張状態にあります。アルコールには中枢神経を抑制する働きがあるため、一時的に不安や悩みを忘れたり気持ちをリラックスさせたりする効果がある場合もあるでしょう。
この「嫌なことを忘れられる」成功体験が、無意識のうちに嫌な出来事があったら飲む習慣に繋がり、量が増える原因になります。
「汎化」による習慣化
心理学には「条件付け」という概念があります。例えば「お風呂上がりにはビール」「仕事が終わったら一杯」「このおつまみには日本酒」など。
このように特定の状況とお酒が強く結びつくと、喉が渇いていなくてもそのシチュエーションになるだけで頭が自動的に「飲むモード」に切り替わってしまうでしょう。
同調圧力と「場の空気」への配慮
日本社会に多い理由ですが、周囲に合わせてしまう心理も大きく影響します。「みんなが飲んでいるから自分だけグラスを空にするわけにいかない」「盛り下げたくない」との心理が働くと、自分の限界を超えていてもペースを落とせなくなるでしょう。
「スリープ効果」による自己コントロールの低下
アルコールが入ると、将来の健康被害や翌日の二日酔いといった「未来のデメリット」よりも、目の前にある「今すぐ得られる快楽」を過大評価してしまう心理状態になりやすいです。
シラフの時は「3杯まで」と決めていても、飲んでいる最中は「あと一杯くらい大丈夫」と根拠のない自信や楽観主義が支配的になり、ストップがかけられなくなる人もいるでしょう。
飲みすぎてしまう心理になることが多い人の特徴
お酒を飲みすぎてしまいがちな人の心理的な特徴について、共通して見られる傾向を詳しく、分かりやすく解説します。
「切り替え」が苦手な責任感の強い人
仕事やプライベートで常に気を張っている、真面目で責任感の強い人に多い特徴です。こうした人は頭の中で常に何かを考えていて、自力でリラックス状態に切り替えるのが苦手でしょう。
このため、アルコールの力を借りて強制的に頭を休ませようとしてしまい、完全にリラックスを感じるまで飲み続けてしまう傾向があります。
今の快楽を優先する傾向
心理学で「時間的割引」と呼ばれる概念が強く働くタイプです。「明日二日酔いになる」未来のデメリットよりも、「今もう一杯飲んで気持ちよくなりたい」との目の前の快楽を大きく評価してしまうでしょう。
感情が高ぶりやすかったり、新しい刺激を求めたりする好奇心旺盛な性格の人も、このパターンに当てはまりやすいです。
本音を出すのが苦手な性格
普段、周囲に気を遣いすぎていたり、自分の意見や感情を抑え込んだりしている人です。でもお酒を飲むと、理性のブレーキが外れて本音を言いやすくなるため、その解放感に依存してしまうことがあるでしょう。
「酔っている時だけは本当の自分になれる」無意識の感覚が、お酒の量を増やしてしまいます。
孤独感や「つながり」への欲求が強い人
寂しさを感じやすかったり、誰かと深くつながりたいという欲求が強かったりする人です。お酒を飲むと幸福ホルモンのような感覚が得られる可能性があり、孤独感を紛らわすために飲みすぎてしまう場面も。
また、飲み会などの場で「もっと仲良くなりたい」「この楽しい時間を終わらせたくない」心理が働き、ついつい深酒になってしまうのでしょう。
自己評価が低く自分に厳しい人
自分に対して否定的な感情を持ちやすい人は、アルコールの「自己意識を低下させる効果」を求めがちです。
お酒を飲むと、自分のダメな部分や将来への不安に対する感覚が麻痺するため、一時的に自信があるような気持ちになれるでしょう。
この「自分を責めなくて済む状態」を維持しようとして、酔いが覚めるのを恐れるように飲み続けてしまうことがあります。
飲みすぎてしまう…と思った時の対処法
お酒を飲みすぎないために、今日から意識できるポイントを分かりやすくご説明していきます。
「喉の渇き」をまずお酒以外で癒やす
喉が渇いている状態で最初の一杯を飲むと、勢いよく飲み干してしまい、急激に酔いが回ります。
このためお酒を飲む前に、まずはコップ一杯の水や炭酸水を飲んで喉を潤しましょう。これだけで、最初の一杯をゆっくり味わう余裕が生まれます。
「お酒と同量の水」をセットで並べる
お酒の横には常に「チェイサー(水)」を置いておき、交互に飲むことをルールにします。すると体のアルコール濃度が薄まり、脱水症状を防げる可能性があるでしょう。また、単純に口に運ぶ回数が分散されるため、結果的にお酒の量を減らせます。
空腹の状態でお酒を入れない
胃が空っぽの状態だとアルコールの吸収が非常に速くなります。飲む前に軽く何かを食べるか、おつまみを食べながら飲むようにしましょう。
特にタンパク質(枝豆、チーズ、豆腐など)はアルコールの分解を助けてくれることが期待できます。
「なんとなく」のおかわりをやめる
グラスが空になった瞬間に次を注文したり、注ぎ足したりする習慣を見直します。「本当に次の一杯が飲みたい?」と一度自分に問いかけてみてください。
惰性で飲んでいることに気づけたら、ここでソフトドリンクに切り替えるのがスマートです。
「終わりの時間」を自分と約束する
お酒を飲むと判断力が鈍るため、杯数で制限するのは難しくなります。「何杯まで」と決めるよりも、「22時になったらおしまい」と時間を決める方が守りやすいでしょう。スマホのアラームをセットしておくのも良い方法です。
お酒を「味わう対象」として捉え直す
「酔うため」ではなく「味わうため」に飲む意識を持つことです。最初の一口を口の中で転がすようにして、香りや温度、喉越しをじっくり観察してみてください。
一気に飲み込むのではなく、一口の満足度を高めることで結果的に飲むペースが自然と落ち、全体の量も抑えられます。
「注ぎ足し」を断る習慣をつける
グラスが空になる前に注ぎ足されると、自分がどれだけ飲んだか分からなくなってしまいます。
自分のペースを守るために、「グラスを空にしてから次を考える」ことを徹底しましょう。外食の際も、「まだありますので」と一言添えて注ぎ足しを丁寧に断る勇気を持つのが、飲みすぎ防止の大きな一歩になります。
お酒の「置き場所」を少し遠ざける
自宅で飲む場合、手の届く範囲にお酒のストックを置かないようにします。「次の一杯を飲むには立ち上がってキッチンまで行かなければならない」小さな手間を設けましょう。
すると無意識に飲み続けるのを防げます。この間に「本当にまだ飲みたいのかな?」と冷静に考える隙間が生まれるでしょう。
飲みすぎてしまう心理になった時には自分を客観視しよう!
飲みすぎてしまう…と思った時には、自分自身に余裕がない可能性があります。このためできるだけ自分のことを客観視してみるのが大切でしょう。
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